梵珠山から消えたお釈迦様

JR奥羽本線に大釈迦という駅がある。
現在は青森市浪岡大釈迦、以前は大釈迦村というひとつの村だった。


  

大釈迦とはまた凄い名前だな^^;

青森県にはキリストの墓と呼ばれる場所もあるくらいだから、
ここにはお釈迦様の墓でもあるんだろうか。

近くには梵珠山というあからさまに仏教に関係しそうな山もあることだし、
調べてみれば何か出て来そうだ。
しかし幾ら調べてみてもお釈迦様の墓は無いようで、村名は梵珠山に釈迦堂があったことに由来するらしい。 釈迦堂にはとても見事な釈迦像が納められていて、遠く秋田県からも拝みに訪れる人がいたほどだった。 ところがある日、釈迦像は台座を残して忽然と姿を消してしまったのである。 釈迦像が乗っていた台座だけが残ったことから村名を「台釈迦」とするが、 お釈迦様に逃げられたのでは具合が悪いとのことで「大釈迦」に改めたのだとか。

台釈迦って(汗) ・・・・ 本当か?( ̄□ ̄;)

しかし暫くして事態は急展開を迎える。 もちろん釈迦像が夜な夜な勝手に抜け出して居なくなった訳ではなかった。 なんと秋田県の釈迦内村(現在の大館市釈迦内)に住む人が、盗み出して自分の村へ持ち去っていた事が判明した。

大釈迦の住民は当然ブチ切れですよ。

直ぐに秋田県へ怒鳴り込んで釈迦像を取り返して来ましたとさ。 ところがこの話、秋田県側では全く逆のパターンで言い伝えられている。 釈迦像はもともと釈迦内村にあったもので、青森県の大釈迦住民に強奪されたことになっているそうな。 お釈迦様が奪われて無くなってしまった。ゆえに「釈迦無い」転じて「釈迦内村」(しゃかないむら)となった。

釈迦無い村て ・・・・(滝汗)

いずれにしろ双方の村に盗難騒動の話が残っているのだから、過去に釈迦像をめぐって一悶着あったのは事実なんだろね。 つーか、どちらも村の名前をそんな縁起の悪いことで決めんな(*´Д`) ※参考:浪岡町史[別巻](青森県立図書館所蔵) せっかくなので梵珠山に登ってみることにしました。 一合目、二合目・・・・と細い登山道を登っていくと、八合目と九合目の間に突然開けた広場がありました。 数百年前には此処に寺が建っていたそうです。 途中で梵珠山と釈迦堂山に分岐してる。 先に梵珠山の山頂へ。 こちらには七体の石の観音像が並んでました。 曇ってたので景色はいまいち。 続いて釈迦堂山の山頂。 避難小屋の隣にある小さな祠が釈迦堂なのかな?

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