肺結核
肺結核とは,結核菌によって起こされる肺感染症です。
感染は,結核菌を排菌してる人からの咳などによる飛沫により経気道感染します。
1.症状
主な症状は,発熱,咳,痰です。
1.発熱
微熱で朝には下り夕方には上がります。
2.咳
痰のからんだ咳が多いです。
3.痰
粘液性,または膿性の痰が多いです。血痰は少ないです。
2.診断
1.胸部写真
結核に特徴的な陰影は空洞です。しかし,空洞は初期には見られません。
2.喀痰検査
痰に結核菌が確認されれば,肺結核は確定します。
菌が少ないと結核菌を確認できないので,菌の培養もします。
しかし,結核菌の培養は8週間かかります。
最近は,早期に診断する方法も開発されました。
3.気管支鏡検査
診断困難な場合,気管支鏡検査する事もあります。
3.治療
1.入院
排菌があれば,結核病棟に入院して治療します。
2.薬
1.リファンピシン
2.イソニアジド
3.エタンブトール
4.ストレプトマイシン
5.ピラジナミド
問題はきちんと治療する事です。中途半端に治療すると耐性菌が出現して,治療が困難になります。
4.BCG
BCGで感染を予防できませんが、発病予防効果あります。
乳幼児の結核性髄膜炎の発病予防効果がありますので、乳児期の早い時期に予防接種を行うことが重要です。
5.肺結核の人と接触した場合
身近に肺結核の人がいて接触した場合,感染したかどうかの判定には難しい問題があります。
胸部写真に陰影があり,結核菌が確認されれば結核に感染して発病した事になります。
ツ反は、日本ではBCG接種されているため結核に感染していなくても陽性にでます。
決められたツ反の基準を越えた場合,発病はしていないが感染した可能性がありますので、
発病を予防するため6ケ月間抗菌剤を服用する必要があります。
また,発病が感染してから数ヶ月後の場合がありますので,咳,痰など結核を疑う症状が出た場合は再度検査する必要があります。
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