狭心症

狭心症とは,心臓の筋肉が酸欠状態になり胸が苦しくなる病気です。

1)症状
左胸が圧迫される,しめつけられる,痛いなどです。時には,右胸の場合もあります。また,喉がしめつけられる, 肩,腕が痛いという場合もあります。
走ったりとか運動して心臓に負担がかかると,数分間,長くても20分ぐらい症状が続きます。
2)どの様にしておこるか
心臓の筋肉は,心臓の表面を走っている冠動脈という血管によって血液が配給されます。
冠動脈が狭窄を起こすと,心臓の筋肉への血液の流れが悪くなります。 安静時は,筋肉も酸素をあまり使いませんので,酸欠状態になることはありません。しかし,体を動かすと 筋肉も酸素を沢山必要になり,冠動脈に狭窄があると血液が十分に流れず心筋が酸欠状態で狭心症の発作を起こします。
3)危険因子
高脂血症,糖尿病,高血圧,タバコなどがあります。
4)診断
診断は,発作時の心電図をとることです。安静時の心電図では,異常がないことが殆どです。
しかし,発作時の心電図をとると言っても簡単なことではありません。狭心症の発作は,数分から20分ぐらいです。 苦しくなって病院に駆けつけても発作が落ち着いてる事が多く,心電図に異常を認めない事もあります。
発作時の心電図をとるためには,2つの方法があります。
a.24時間心電図(ホルター心電図)
ウォークマンのような機械をつけて24時間の心電図を記録する検査です。
b.運動負荷試験
運動により心電図が変化するかをみる検査です。

心電図検査から狭心症が疑われる場合、精密検査として専門病院で心臓カテーテル検査が行われます。 カテーテルという細い管を心臓に入れて、冠動脈の写真を撮ります。
5)狭心症の治療
1.内服薬
冠動脈を拡張する薬,動脈硬化を予防する薬などが使われます。
2.外科的治療
a.カテーテルを使った治療
カテーテルを使って狭窄部位を広げる治療方法です。
b.手術
A−Cバイパス手術と呼ばれる心臓の手術を行います。

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