高脂血症
1)脂の種類
1.総コレステロール(TC)
正常域 150−219mg/dl
動脈硬化との関係が証明されている。
2.中性脂肪(TG)
正常域 50−149mg/dl
異常に高い場合は,動脈硬化とも関係する。
3.HDLコレステロール(HDL−C)
正常域 40mg/dl以上
善玉コレステロールと呼ばれるもので,これが低いと動脈硬化が促進される。
喫煙、運動不足、過度のアルコール摂取で低下。少しのアルコールでは上昇。
4.LDLコレステロール(LDL−C)
正常域 70−139mg/dl
悪玉コレステロ−ルと言われるもので、特に動脈硬化と関係が深い。
2)検査
12時間ぐら絶食にした早朝空腹時に採血。前の晩,お酒を飲んではいない。
3)合併症
1.狭心症,心筋梗塞
2.脳梗塞
4)治療適応
a.冠動脈疾患(−)他の危険因子(−)
LDL-C>160mg/dl(TC>240mg/dl)
b.冠動脈疾患(−)他の危険因子(+)
LDL-C>140mg/dl(TC>220mg/dl)
冠動脈疾患(+)他の危険因子(+)
LDL-C>120mg/dl(TC>200mg/dl)
他の危険因子は、高血圧、糖尿病、喫煙など。
5)治療方法
1.食事療法
A.高コレステロール血症の食事療法
1)コレステロールの摂取を1日300mg以下にする。
2)食物繊維を摂る。
3)抗酸化物の摂取。
抗酸化物(ビタミンC、ビタミンEなど)は、みかん類、野菜、紅茶に多い。
4)多価不飽和脂肪酸
リノール酸(大豆油、ゴマ油など)は総コレステロールを減らす。
しかし、摂りすぎると逆効果となる。
B.高中性脂肪血症の食事療法
1)肥満の解消をする。
2)1日アルコール30ml以内。
3)糖分1日50g以下。
4)EPA、DHAの含む食品(青魚)を摂取する。
2.薬物療法
1)スタチン系薬剤(メバロチン、リポバスなど)
2)クロフィブラート系薬剤(リポクリン、ベザトールSRなど)
3)その他
コレキサミン、ロレルコなど
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