Linux

<6.VAIOで無線LAN(VAIO PCG-FX33G,WLI-PCM-L11GP>

VAIO PCG−FX33Gでの無線LANの設定方法です。
無線LANのPCカードは、MELOCO製 WLI-PCM-L11GPです。ルーターは、MELOCO製AirStationです。
ORCA
上記HPのDebian GNU/Linux 3.0(Woody) インストール手順書に従ってインストールします。
「5.VAIOノートパソコンにインストール」により詳細なVAIOへのインストール方法が書いてあります。
ルーターの設定は、windowsで済ませて置いてください。私の場合、付属のCDソフトでは、動きませんでした。 MELOCOのHPからファームウエアのソフトをアップデートして動きました。付属のCDソフトでは、動かない 場合もありますのでHPで確認してください。

サポートされている PC カードは SUPPORTED CARDS で確認できます.
SUPPORTED.CARDS
接続実績のあるPCカード
Wireless LAN Card for Linux

以下の方法で何らか被害にあっても責任を持ちませんので、自己責任で行ってください。

1.環境

機器、ソフト

詳細

パソコン名

VAIO PCG−FX33G

ルーター

MELOCO製AirStation(WBR-B11)
DHCPサーバ機能あり

PCカード

MELOCO製WLI-PCM-L11GP

カーネル

2.40.18

pcmcia-cs

3.1.33-6

2.vanillaまたはbf24でインストール

vanilla、bf24どちらでも同じようにしてインストールできます。
今のところ、下記の状況です。
USBマウスが使えるが、WEP(暗号化)ができない--->vanilla
USBマウスは使えないが、WEP(暗号化)ができる--->bf24


インストールする前にPCカードやUSBマウスなどはかならず外しておきましょう。 内臓のLAN回線のみ接続です。
boot:bf24でインストール開始した場合

1)デバイスドライブの設定
内臓LAN回線のデバイス
kernel/drivers/net--->eepro100 (-EtherExpress PRo/100 support)を選びます。
2)PCMCIAの設定
かならず再起動する前にして下さい。
# vi /etc/default/pcmcia
PCMCIA=yes
PCIC=i82365
PCIC_OPTS=
ここで次のように変えます。下のIRQの使用状況を見ると11番が空いているので
PCIC_OPTS="irq_list=11"
別にvanillaのように10でもかまわないと思います。
後でこの設定は変えますが、とりあえずここではこれを使いました。

vanillaとbf24ではIRQの使用状況が異なります。
(参考)bf24の場合のIRQの使用状況(PCカードをインストールする前)
#cat /proc/interrupts
0:timer
1: keybord
2:cascade
8:rtc
9:usb-uchi,eth0
10:usb-uchi
13:fpu
14:ide0
15:ide1
後は、手順にしたがってdebianをインストールします。

3.無線LANの設定

debianがインストールが済んだあと、以下の操作をします。
1)無線LANの設定ツールのインストール。
#apt-get install wireless-tools
wireless-toolsは無線LANの設定ツールです。iwconfigなどで接続の状況などチェック します。

4月23日。以下の操作ではうまくいかなくなってます。追記を参考にして下さい。

2)PC無線LANカード挿入
カード挿入しても、「ピッ」、「ブッ」でカードは認識されません。
3)PCカードのドライバ設定
PCカードのドライバが設定されてませんのでPCMCIAを再度設定します。
#vi /etc/default/pcmcia
PCIC_OPTS="pci_irq_list=10,11 irq_mod=0 poll_interval=100"
irq_mod=0はなくてもいいようです。
上記に変更します。
IRQの空きは5,10,11です。後はシステムで使用していてBIOSで変えれば使える場合があります。 環境によっては7以下に設定するようにと書いていたHPもありました。
pci_を付けることによりi82365は自動的に入ります。なお、VAIOのPCカードスロットは2個あります。
# /etc/init.d/pcmcia restart
これを実行することでPCカードのドライバが入ります。
ここで「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」と鳴ればPCカードが認識されたことになります。
「ピッ」、「ピッ」、「ブッ」ではカードは認識されませので、次の「4.」の操作が必要です。
bf24の場合のIRQの使用状況
#cat /proc/interrupts
9:usb-uchi,eth0
10:usb-uchi,i82365,orinoco_cs
11:i82365

pcmcia の設定ファイル

追記(H15年4月24日)

昨日、bf24で再度インストールしたら、PCカードの不具合で無線LANができなくなっていました。
どうも、X-window-systemとの間に不具合が生じているようです。
PCカードを入れて再起動すると不調を生じ、システムが止まってしまいます。
#cat /proc/interrupts
3:i810@PCI:0:2:0
これは、bf24ではなかったと思いました。
以下の方法で、何とか無線LANできるようにはなりましたが。
#vi /etc/pcmcia/config.opts
---------------------------
#First built-in serial port
exclude irq 4
#Second built-in serial port
#exclude irq 3
#First built-in parallel port
exclude irq 7
---------------------------
exclude irq 4に#を付けてコメントアウトします。これでirq 4も使えるようになるようです。
とりあえずPCカードを入れることで、システムが止まることは防げます。
#modconf
pcmcia--->orinoco_csが(+)の確認。(-)なら追加する。
#vi /etc/default/pcmcia
PCIC_OPTS="pci_irq_list=10,11 poll_interval=100"
irq_mod=0を削除してます。

再起動して、PCカード挿入すれば
#cat /proc/interrupts
---------------------------
4:orinoco_cs
9:usb-uchi,eth0
10:usb-uchi,i82365
11:i82365
---------------------------
これで繋がるようになりましたが、何かすっきりしません。プリンタとか何かつなげれば おかしくなる可能性があります。

4)認識されないPCカードを認識させる。
私の環境では認識されますので、ここの手順は省略できます。
PCカードを挿入した状態で以下のコマンドを実行します。
#cardctl ident
これでPCカードの情報が表示されます。
*****************************************
Socket0:
product info:"MELCO","WLI-PCM-L11","Version 01.01",""
manfid:0x0156,0x0002
function:6(network)
Socket1:
no product info avaiable
*****************************************

下記にPCカードの情報データベースがあります。
#less /etc/pcmcia/config
登録されているPCカードの情報で、一致するものがあれば認識されます。
*****************************************
#Wireless network adapters
(1100ぐらいの所に。)
card "MELCO WLI-PCM-L11"
version "MELCO","WLI-PCM-L11"
bind "orinoco_cs"
*****************************************
#qで終了
1."Version 01.01"を付けなくても認識されました。
2. 他の機器、バージョンではbind "orinoco_cs" を "wvlan_cs" に修正して認識される 場合があるようです。
"wvlan_cs"は古いドライバで、"orinoco_cs"が新しい方法のようです。ですから古いバージョンの 場合は、"wvlan_cs"に変更した方がうまくいく場合もあります。
3.登録されていない場合は、追加する必要があります。

「3」の手順で認識されない場合、上記のように書き換えあるいは追加して
# /etc/init.d/pcmcia restart
ここで「ピッ」、「ピッ」、「ピッ」と鳴ればPCカードが認識されたことになります。
「ピッ」、「ピッ」、「ブッ」の場合。次どうするか分かりません。インターネットで調べて 認識させてください。

付録
無線LANのチップ別ドライバ
1.Agere Systems(Lucent Technologies)社製
wvlan_cs,orinoco_vs
2.Intersil社製
prism2_cs

PCMCIAのLANカードを認識させる

5)接続のための設定
1.接続の設定
#vi /etc/pcmcia/wireless.opts
*****************************************
#----------START SECTION TO REMOVE-----------------
*,*,*,*)
  ;;
#----------END SECTION REMOVE----------------------
「#」の間の「*,*,*,*)」、「;;」に#を先頭につけてコメントアウトします。
*****************************************

メルコ社製
*****************************************
#Lucent Wavelan IEEE(+Orinoco,RoamAbout and ELSA)
#Note:wvlan_cs driver only,and version 1.0.4+ for encryption support
*,*,*,00:60:1D:*|*,*,*,00:02:2D:*)
INFO=""
ESSID="******"
MODE="Managed"
RATE="auto"
#KEY="s:*************"

ESSIDは、ルーターのLAN MACアドレスです。
KEYはWEP機能のキーです。詳しくは「4.無線LANのセキュリティー」に記載してます。 これを有効にするには、「#」を消します。

2.DHCPの選択
DHCPサーバでの接続ですので以下の操作します。
vi /etc/pcmcia/network.opts
DHCP="y"とし、IPADDR 以下は "" にします。

# Use DHCP (via /sbin/dhcpcd or /sbin/dhclient,or /sbin/pump)? [y/n]
DHCP="y"
# If you need to explicity specifity a hostname for DHCP requests
DHCP_HOSTNAME=""
# Use PPP over Ethernet(via the pppoe package)? [y/n]
PPPOE="n"
# Use WHEREAMI(via the whereami package)?[y/n]
WHEREAMI="n"
# Host's IP address, netmask, network address, broadcast address
IPADDR=""
NETMASK=""
NETWORK=""
BROADCAST=""
# Gateway address for static routing
GATEWAY=""

3.iwconfig
#iwfconfigでうまくいったか確認

4.初起動時の設定
vi /etc/network/interfaces
#auto eth0
#iface eth0 inet dhcp
内臓のLAN回線(eth0)を#でコメントとして無効にして以下を追加。
auto eth1
iface eth1 inet dhcp
eth1は無線LAN
これで再起動すれば、動きます。
Debian GNU/Linux 初心者の足跡

4.無線LANのセキュリティー

AirStationの設定はwindowsから行っています。 まずは、基本的な部分のAirStationの管理パスワードを設定します。
「管理」-->「本体設定」で管理パスワードを設定します。
0)セキュリティーの種類
1.MACアドレス
無線LANカードの番号。
2.ESS−ID
AirStationのMACアドレス
3.WEP機能
通信の暗号化

1)MACアドレス
AirStationで「LAN設定」-->「無線パソコン制限」から使ってるカードのみが 接続できるようにカードのMACアドレスを選び、制限するをチェクします。
これで、登録されていない子機からの接続ができなくなります。
2.ESS−ID
ESS−IDが設定されてない子機からの接続ができなくなります。
3.WEP機能
通信するデータを暗号化する機能です。
有線接続で設定してください。AirStationで「LAN設定」-->「無線」暗号化キーを選び設定してください。 64bitの場合は、英数字5文字、128bitの場合は英数字13文字です。
Linuxの設定
bf24は下の方法でうまくいきますが、vanilla動きません。
#vi /etc/pcmcia/wireless.opts
KEY="s:*************"

s:以下は設定した英数字
これでうまく動くはずなのですが、実は動きませんでした。
再現性があるかどうか分かりませんが
#iwconfig eth1 key s:*************
上記を入力して、下記を実行
#iwconfig
eth1 **************
-------------------
Encryption key:1234-5678-90AB-CDEF-1234-5678-90
keyが16進数で表示され、その後に再起動したら繋がるようになりました。
再起動、電源OFF後起動でも繋がっています。いつまでも繋がっているか分かりません。
だめなら、
#vi /etc/pcmcia/wireless.opts
KEY="1234-5678-90AB-CDEF-1234-5678-90"
こうすれば、いいかもしれません。

なお、WEPで暗号化しても長時間傍受されると解読される可能性があるとのことです。

設定での問題
1.起動読み込み時のeth1のエラー
起動時、ネットワークの設定が最初で、PCカードの設定は後になります。ですからネットワーク設定時、 eth1はエラーになります。しかし、エラーが出てもうまく動いているのでこのままでもいいのかな?。
2.USBマウス接続でのエラー
bf24でインストールして無線LAN設定後、USBマウスを接続しようとUSB関連のドライバ を入れたらシステムダウン。復元できなくなってます。元に戻す方法があるのかもしれませんが再度 Debianをインストールするはめになってます。
3.vanillaではUSBマウスは簡単に設定
USBマウスを使えるようにして、無線LAN設定してもbf24のように不都合は生じません。
bf24のように逆した場合(無線LAN-->USBマウス)どうなるか不明
4.vanillaではWEP(暗号化)ができない。
bf24では、WEP(暗号化)の設定ができるのですが、vanillaでは失敗してます。

付録

1.orinoc_cs:Request IQR:Resource in use
IRQが衝突している場合に表示されます。
最初のPCMCIAの設定がPCIC_OPTS="irq_list=10"。
#tail /var/log/messages これを使ってエラーの状況を見ます。
orinoc_cs:Request IQR:Resource in use
# vi /etc/default/pcmcia
PCIC_OPTS="irq_list=10,11 poll_interval=100"
これで、IRQが衝突は改善しました。
2.wvlan_cs: wvlan0 Tx timed out! Resetting card
あるいはorinoc_cs:orinoc0 Tx timed out! Resetting card
#tail /var/log/messages
wvlan_cs: wvlan0 Tx timed out! Resetting card
上記の警告がでていましたが
# vi /etc/default/pcmcia
PCIC_OPTS="pci_irq_list=10,11 irq_mod=0 poll_interval=100"
に変えたら警告が消えて、i82365がirq10、irq11に設定されました。前は11:wvlan_csのみ
cat /proc/interrupts
10:i82365,wvlan_cs
11:i82365
3./etc/pcmcia/config.optsの設定
この設定が書かれてるHPもあります。

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