Linux

<1.はじめに>

Linux(Debian)を始めようと思って、初めに何でもいいからと一番安いディスクトップのパソコンを買ってきました。 次に、DebianのソフトCDはみな同じと思い適当にインターネットで注文しました。
Debianをインストールするためには、実はきちんと調べなければいけないことを後日知りました。

1.パソコン

大部分のパソコンにはLinuxをインストールできるのだと思います。しかし、Linuxが 対応してないハードが含まれる場合は難しいようです。
初めてインストールしたパソコンCTOのキーボード、マウスはUSB接続でなく、昔の丸いコネクタ接続です。
これがラッキーでした。
一方ノートパソコンへのインストールは、ハードが違うため色々難しいことがあります。
まずは、購入する前にLinux対応のパソコンか確認するのが一番いいと思います。 一番いいのは、パソコンに詳しいショップで買うことと思います。詳しいショップが無ければ、できるだけ新しいものは 買わないほういいようです。

1)現時点(H15年4月)で望ましいパソコン
Debian GNU/Linux 3.0(Woody) をインストールするのに望ましパソコンで、違うソフト(Red Hatなどのディストリビューション) では話は違います。他のディストリビューションは対応が早いのでUSB2.0も使えるかもしれません。
USB接続のキーボード、マウスでもインストールは可能ですが、色々面倒な手順が必要です。 ただし、最近のUSB2.0の対応の機器は現段階では設定が困難と思われます。昔のUSB1.1対応のものは可能です。
現時点では、キーボード、マウスは平べったい接続口のUSB接続でなく、丸いコネクタのパソコンを選びましょう。
USB接続のパソコンしかないなら昔のUSB1.1対応のものを選びましょう。Debianもバージョンが変われば、今の最新のパソコン にもインストールできるようになるでしょう。しかし、その時代時代の最新のパソコンにインストールできるか分かりません。

2)最低限知っておかなければいけない、ハードの情報
1)CPU
CPUのメーカーによって、ソフトCDが違いますしインストールの方法も若干違うようです。 アーキテクチャとは、CPUのことと思います。下のページにCPUに対応したソフトの名前があります。
2.1.1 サポートされているアーキテクチャ
自分のパソコンのCPUを調べて対応するソフトを探しましょう。
私のパソコンのCPUの名称はPentium、Celeronです。これは、アーキテクチャIntel x86-basedになります。 Debian 名称はi386です。 大部分のパソコンは、Pentium、Celeron思いますので、i386を選べば困らないと思います。 i386のソフトにも幾つかのバリエーションがあります。それがフレーバーです。 i386にはidepci,compact,vanill,abf2.4の4種類あります。USB接続とか接続機器によって使い分けたり します。インストールする時に名前を入力することでそれに相当するフレーバーがインストールされます。

下記のページに各CPU別のインストールマニュアルがあります。
Debian GNU/Linux 3.0 -- インストールマニュアル

2)ビデオチップ
インストール中にそのドライバの種類を聞かれます。基本的な部分をインストールすれば、知らなくても コマンド入力でチップ名(型番)は分かります。
XFree86
ここのHPの下記にチップ型番に対するドライバの種類があります。
Driver Status for XFree86[tm] 4.3.0
例、パソコンCTOのビデオチップ
#lspciでの情報 VGA compatible controller:Trident Microsystem CyberBlade/il
これはTrident Microsystem社のCyberBlade/ilチップで、ドライバはTridentということです。

3)ディスプレー
詳しい設定のためには水平同期周波数、垂直同期周波数のデータも必要です。 分からなくても大雑把な設定はできます。

インターネットでDebianをインストール可能か調べ買うのもひとつの方法です。 ただし、最新のパソコンの情報はなかなか手にはいりません。
特に、ノートパソコンのインストールは難しく、初心者であれば実績のあるパソコンを購入した方が 安全です。
CPU 、マザーボード、ビデオカードのLinux対応: Linux ハードウェア互換性 HOWTO
ノートパソコンにインストール可能か機種別情報: My Walking Linux HomePage

3)インストールしたパソコン別の特徴

パソコン名

CTO BASIC 848V

VAIO PCG-FX33G

ノートパソコン

NEC PC98NX VC500J/2

CPU

Intel(R) Celeron(R) 1GHz Intel(R) Celeron(R) 700MHz Intel(R) Pentium V 500MHz
Debian 名称 Intel x86(i386) Intel x86(i386) Intel x86(i386)

ビデオチップ

Trident Microsystem CyberBlade/il Intel Corp.82815 CGC
Intel(R) 815
Intel Corp.82810 CGC
Intel(R) 810
ドライバ Trident i810 i810

キーボード、マウス

丸型コネクタ接続 タッチパットマウス USB接続

LAN

内臓LAN
Realtek Semiconductor Co.,Ltd.RTL-8139
内臓LAN
Intel Corp.82820(ICH2) Chipset Ethernet Controller
USBアダプタ
ELECOM製 LDーUSB/TX
USB Ethernet Adapter
ドライバ 8139too eepro100 pegasus

2.ソフトCD

Debian CD のベンダ(CD発売元)
1)Debian GNU/Linux 3.0r1 Hypercore Lite Edition
(i386用)3枚組、ソースも含めば6枚組
2)YR Linux
(i386用など)7枚組、ソースも含めば14枚組
3)FASP.TVウェッブショップ
(各種CPU用)7枚組、ソースも含めば14枚組

a)CPUメーカー別
1)(i386用)のみ、2)は(i386用など3種類)3)は約10種類のメーカー(アーキテクチャ)に対応したCDがあります。
b)バイナリCD、ソースCD
CDにはバイナリCD、ソースCDがあります。最低限バイナリCDが必要です。 ソースCDは特殊な場合必要になりますが、普通の人にはソースCDは必要ないようです。
バイナリCDは、いわゆる普通のソフトCDです。ソースCDは、プログラムの内容が記載されたものです。 普通のソフトでは不都合ある時などに、プログラムのソースを書き直して目的あったソフトを作ることになります。 おそらく、一般の人が使うことはないと思います。
c)3組か7枚ぐみか?。
参考にしたインストール手引書は7組をつかってますが3組で十分のようです。

私の失敗。
ソフトCDはどれも同じで、それを購入すれば何でもインストールできると思っていました。 初めに1)の3枚組のCDから下のインストール手順で、ブロードバンド接続してなかったのでCDのみでインストール しましたがうまくいきませんでした。これはCDの枚数が少ないためと思い7組を購入しましたが似たような ものでした。普通のLinuxのインストールであればCDだけで出来ます(日本語化の問題は不明)。 taskselツールを使って必要なパッケージを選べばできます。
しかし、下のインストール手順では、必要なソフトはインターネットからダウンロードします のでCDの枚数は関係ありませんでした。
また、購入したCDには解説書はありません。普通のソフトを購入すればマニュアルがありますが、 Debianにはありません。また、Debianはパソコンショップで売ってないソフトです。
CD情報
ベンダー情報

3.インストールの手引き

医師会の作成した事務処理用のソフトのあるHPです。
ORCA
ここの「woodyインストール」をクリックするとDebian GNU/Linux 3.0(Woody) インストール 手順書 が表示されます。

インストールの手順も色々あるようです。taskselツールでもインストールしてみたのですが、色々な ソフトがインストールされ、どれが何なのソフトかさっぱりわからず、日本語化もわからないので 上記の手順書でインストールしました。細かい設定もありますが、確実に手順をふめば日本語表示も対応し た必要最低限のソフトがインストールされます。

(H15年3月14日記)
(H15年4月25日追記)


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