林道ツーリングその2 8/17(WED)

 お盆も過ぎ、KMXを購入して1年が経つ。空は真っ青に晴れわたり、絶好のツーリング日和。が、新人戦まであと1ヶ月なので午前中部活をやって、午後出かけることにした。KMXもチョイ乗りばかりじゃ可哀想だしね。で、今日は部員が少ないのでいつもより1時間ほど早く練習を切り上げる。岩木山を望む
 てことで出発。まずは相馬村の奥に進み、そこから西目屋村へと抜ける峠を越える。ここは全舗装。途中から見える岩木山の眺めがまたいいんだよ。弘前から見るのとはちょっと違ってね。しかし美しい山だ。裾までず〜っと広がって見えるからね。


 さていよいよダートに入る。県道317(西目屋〜藤里線)。路面は何と、WRCに興味がある人ならわかるかも、まるでベアリング(とまでは行かないが)ロードだ。しかももっとひどいことに、採石場を往復するダンプの多いこと。埃で前が見えなくなるくらい。おかげで一気に埃を浴びてしまった。

 埃にめげながら(笑)ようやく採石場を過ぎると、そこにはクリアな視界が待っていた。道も良く整備されていて走りやすいし景色もとても良い。そう、ここは世界遺産白神山系の東端。
調子に乗って飛ばすとコースアウト&沢に転落するので、景色を楽しみながら走る。9Rで峠を攻めるのとはわけが違うし、スリップダウンで済めばいいけど林道はそうも行かないからね。途中、日なたぼっこしているヘビを踏んづけそうになる。体長1mぐらい(^^; 木の枝かと思ったのでびっくり。ヘビもびっくりして道端に逃げていった。あんなに速く這うことができるんだねぇ。

釣瓶橋  しばらく走ると、いきなり舗装路面が顔を出す。そう、この道は峠付近だけなぜか舗装されている。てことは県境が近い。お盆も過ぎた平日とあって、今までの約2倍のペースで走る。するとまもなく「釣瓶橋」という赤い橋が。

釣瓶落峠 ここでちょっと写真撮影。紅葉の時期に来たらきれいだろうな。さらにいい調子で走ると、続いてついに県境。釣瓶落峠という。釣瓶トンネルをくぐり、秋田県へ。


太良峡1  おぉぉ〜! なんて深い峡谷なんだ。しかも9Rで走るとおもしろそうなワインディング。だいぶ下まで下りるとそこからまたダート。この峡谷は「太良峡」というらしい。うん、絶景が続く。青森側に比べて秋田側のほうが山が険しいね。川の水は青く透き通っているし。淵などは美しい青緑色。
とてもきれいだ〜!
太良峡2
 美しい渓流を眺めながら走ると、やがて藤里町へ。ついでに「素波里湖」というダム湖にも行ってみる。しかし水の透明度が低く、全然つまらん。キャンパーが結構いたが、長居は無用とばかり二ツ井町を目指す。ここでやっと昼食。ガソリンも入れ、帰りは田代町から相馬田代林道へ入る。この道も初めてだ。しかし長慶峠手前で春に走った道と合流し、相馬村へ至る。


 田代岳を右手に眺め、一番奥の集落を左に眺め、山奥へと進入。すでに道は舗装が切れている。しばらく走ると、早口ダムが現われた。川の水がきれいなので・・・と期待したが、貯まっている水はそれほどでもなかった。
 さらに進む。例によって渓流美を楽しめる。しかし道幅が狭く、結構荒れているところがあるので気をつけて進む。ところどころにわき水というか、小さな滝もある。木陰の空気はひんやりと冷たい。もう山は秋の準備を整えている。
 さぁそろそろ長慶峠かなと思ったら、左側に「長慶林道起点」という立て札が。こちらへ進んだの
が悪夢の始まりであった・・・
 長慶峠を目指して進む。しかし、春に来たときに比べ、道に草は生えているし、斜面が崩れたところが結構ある。おかしいな、整備が遅れているのかな? ま、豪雨もあったしな〜と自分に言い聞かせながら走る。しかし、落石などがあまりにも多すぎる。おかしい! ライダー御用達のツーリングマップル東北版を見る。いいはずだよな? さっきの分岐を右手に進むとロケット実験場を経由して田代町に戻るはず・・・と、強引に人間の頭ほどの石が散乱しているところをなんとか進む。
 え? Y字路だ? こんなのあったっけ?全然記憶にない〜。路肩には秋田ナンバーの軽トラが1台停まっている。右へ行くと登り、左は渓流のほうに下っている。右を選ぶ。木が倒れている。幹の直径が10cmほどなので強引に突き進む。しかし林道初心者の域を脱していない人間がこんなことするかねぇ(笑)・・・と! 斜面の土が完全に崩れて、これ以上進むのは不可能。いくらイノシシ年の私といえど、トライアル選手権のチャンプでも不可能と思われる場所を走ろうとは思わなかった。
 結局引き返すしかない。同じ道を3往復もしただろうか。まるでダート走行の練習である。「いや、引き返すことも勇気」と言い聞かせ、再び田代町に戻る覚悟を決め、走る。
 再びY字路に遭遇。え・・・? 立て札を見ると左が相馬村、右は田代町。うぉ〜(涙)今までの苦労は何だったんだ! ここで道を間違えていたことに気づくアホな私(ToT)


でも、これで遠回りしないで帰れる〜! 急にハイテンションになり、長慶峠へたどり着く。でも岩木山は気温の上昇のせいでかすんでいた。残念。
 春来たときは登りだったのでそんなに感じなかったが、今回は下り。げ〜、結構な勾配だよ〜ん。気をつけて走らないと落ちる〜! なんちゃって。
 もはや心は早く帰りたいモード。しかし転倒はしたくない。沢へ転落したくない。慎重に慎重に。そしてついに相馬村藍内の集落へ。ここから舗装。ふぅ。
 常にニーグリップを意識していたものの、テールスライドは数えきれず、思わず足を着いたのも数回、でもなんとか走りきり無転倒。いや〜、全身運動っすなこりゃ。
 初めて1人で走った林道ツーリング、荷重のしかたやブレーキングなど、あらためて走りの基本中の基本を学んだような気がする。紅葉の時期はまた行きたいなぁ・・・。
 


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