6/13 Up

KHARMA  Wonderland

@Free Yourself
AWonderland
BKnowing You
CBurn Forever
DIn Chains
EStanding Alone
FPart Time Lovers
GAngel Eyes
HRay Of Sunshine
ISpell On You
JDon't Close Your Eyes
KHold On
LWings Of History
MCold As Ice
商品番号 マーキー・インコーポレイティド MICP−10171
某音楽雑誌評 イエテボリ出身のギタリストとキーボーディストを中心とするバンドで、かつてVANESSAという名で活動、大手レーベルとの契約を得る寸前まで行った時にも参加していたというヨラン・エドマンがヴォーカル。曲は総て3人で書いている。キーボードと分厚いコーラスをふんだんに使い、ギターもしっかり活躍するメロディアス・ハード・ロックで、STYX的だったり、QUEENだったり(ロビー様っぽいとも言う)、イングヴェイが書きそうなバラードだったりもするが、そういった名バンドを想起させるところが曲作りの上手さとも言えるだろう。何と言っても、良い声で愁いのあるメロディを歌い上げられると説得力は充分。ゲストとしてマッツ・オラウソン<Key>が参加している。
個人評 @のイントロを聴いていて、「グレン・フライか!?」と思ってしまった。ヨラン・エドマンの声が、Y氏のバンドで歌っていた時よりも“はつらつ”として聞こえるのは気のせいか?キーボードやコーラスを多用する辺りは、確かにSTYXやQUEENを彷彿とさせる。前半の覚え易いサビのメロディにはちょっと嬉しさを感じる。だが、STYXやQUEENっぽいかというと、ちょっと違う。かといって他に例えられるバンドもないし・・・。まぁ、曲のクオリティは高い。後半で少しだれるし、エッジとかフックとかを求める人には物足りないかも知れないが、駄作でない事は間違いないハズだ。BやDのイントロはどこかで聴いたような気がするが、まぁイイだろう。Mは日本盤ボーナス・トラック。
オビタタキ 白夜に轟く「叙情」と「ロマン」の狂おしき稲妻・・・
名門MTMレーベルがミレニアムに放つ
メロディアス・ハードの決定版「カーマ」堂々デビュー!!
果てしなく美しい極上のメロディーがあなたを優しく包み込む・・・
満足度 ★★★★☆

 

GOOD RATS  Cover Of Night

@Cover Of Night
AGet It Right
BThunder Rocks My Soul
CFeelin' Good Again
DLove On The Beach
EEvil Little Boy
FMajor Minor Chord
GCrazy,Wild And Angry
HShe's Stayin' Home Tonight
IHotline
JSnakebite
KFootball Madness
商品番号 日本クラウン CRCL−4529
某音楽雑誌評 '60年代末から'80年代初頭にかけて活動、ジョー・フランコ<Ds:ex.TWISTED SISTER>やブルース・キューリック<G>も在籍したHRバンドの再結成作。唯一のオリジナル.メンバー、ペッピ・マルチェロ<Vo>はフィオナの1stや実息ジーン率いるMARCHELLOのプロデューサーとしても知られている。本作はそのジーン<G>にスティーヴン・マルチェロ<Ds>、デニス・ペリー<B>という布陣で制作、キャッチーでダイナミックなHR作品に仕上げてある。かつてオジー・オズボーンも一目置いたジーンのウェットなGとペッピのドライなVoのコントラストも心地好く、メロディアス・マニアは要チェック。J・フランコ、B・キューリック、デイヴ・ローゼンタールらゲストも豪華。
個人評 「調子の悪いスティーブ・ペリー、もしくはヤル気がないディー・スナイダーが歌う、懐かしのLAメタル」といった印象。私の頼りない記憶では、ギタリストは、かのザック・ワイルドと最後までオジー・オズボーンのバンドのギタリストの座を争ったほどの人物。MARCHELLOは、まさに彼のバンドであり、アルバム『Destiny』収録の「First Love」って曲は素晴らしかった。今もテープなら持ってる。そのギター・テクニックは、この作品でも惜し気なく発揮されている。しかし、楽曲そのもののレベルが低い為、消化不良気味。Fはアメリカ版「おかあさんといっしょ」みたいな番組があったら歌われていそうな曲で面白い。
オビタタキ メロディという名の翼を広げて・・・僕は飛べる
アメリカン・ロック・シーンの至宝が放つマスター・ピース、遂に完成!
満足度 ★★★☆☆

 

BRIAN McDONALD  Wind It Up

@Wind It Up
AHead Back Home
BWords Come So Easy
CI Don't Wanna Want Your Touch
DWhen The Lightning Strikes
EThe Night Heaven Falls Down
FThe Rhythm Of Money
GSomewhere On The Highway
HIf I Could Only See You Now
IJust A Heartbeat Away
JAmnesty
KThe Hope One Child Can Bring
LSome Hearts
商品番号 キング KICP−721
某音楽雑誌評 '87年に『CBS/Sony』からBRIAN McDONALD GROUPとして「Desperate Business」をリリース、その後はライター兼共同プロデューサー、クラシック畑のピアニストとして活動してきた人物で、13年振りの本作では曲を書き、Vo、G、B、Key、Dsと総ての楽器をこなし、プロデュースもするというマルチな才能を見せている。前作にも参加していた現DOKKENのレブ・ビーチ<G>を始め、アレックス・マーシ<G>、エイブ・ラボリエルJr.<Ds>がゲスト参加。広がり豊なサウンド・プロダクション、壮麗なコーラス、メロディ展開が驚くほどDEF LEPPARD的、要するにメロディアス・ハード・ロックの王道で曲のクオリティ高し!歌は感動するほど上手くもないが無理もない。
個人評 素晴らしいアルバムだ。@BD他の曲に、レブ・ビーチの参加でギター・プレイに華があるのは当然だが、それを抜きにしても余りあるほどの楽曲の充実。まさにDEF LEPPARD的といえる部分が多く、むしろキーボードを効果的に使っている辺りは深みも増している。バックの演奏にスキがないトコロが重厚さを感じさせるし、コーラス・パートの多さも大満足。終盤はちょっとインパクトに欠ける感があるのと、ヴォーカルのパワー不足を除けば完璧に近い。傑作には違いない。Cのイントロが一瞬CHICAGOの名曲「Hard To Say I'm Sorry」みたい。Lは日本盤ボーナス・トラック。
オビタタキ 全てのメロディック・ロック・ファンがこのサウンドを待っていた!
あの“ヒステリア”をほうふつとさせるハイクォリティ産業ロックがこの2000年に奇跡の再現!カルト・ヒーロー、ブライアン・マクドナルド快心の1作!!ゲストとしてレブ・ビーチ(G)がアメイジングなプレイを連発!
満足度 ★★★★☆

 

VAUGHN  Soldiers And Sailors On Riverside

@Bad Water
AIs That All There Is?
BHealing Hands
CHandful Of Rain
DStone Monkey
EShadowland
FSoldiers And Sailors On Riverside
GParadise Aint Home
HGandy Dancer
IThe Voice
JHouse Of Cards
商品番号 ポニー・キャニオン PCCY−01459
某音楽雑誌評 完成度の高いアメリカン・ハード・ロックで高い評価を得たTYKETTOのオリジナル・ヴォーカリスト、ダニー・ヴォーンがマイケル・クレイトン<Ds>とジェイミースコット<B>というTYKETTO時代の盟友と再び組み、新しい名前で再出発。ダニーが'95年に脱退する前、TYKETTOの3rdアルバム用に書かれていた曲も幾つかあるらしい。アメリカの大地を思わせる大らかさが満喫出来、全体にアーシーな雰囲気が強まっているのが、余計に“アメリカの伝統を正当に受け継ぐバンド”という彼らの位置づけを思い出させる。ヴァラエティに富んだ楽曲はキャッチーなメロディとフックを備えており、かつてのファンの期待もこれなら裏切らないだろう。
個人評 TYKETTOの1stは好かった。「Forever Young」は誰もが絶賛する名曲だし、「Wings」は素晴らしい楽曲だと思うし、「Standing Alone」は涙なくして聴く事が出来ないほどのバラードだった。2ndは見事にコケたが。今アルバムもヴォーカルの個性か、TYKETTOそのもの。しかし、1st収録の曲に激似な曲やフレーズがあって、新鮮味に欠ける。Hなんか、PRIDE & GLORY(ザック・ワイルドのバンド)みたいだし、全体にはハードなブルース・スプリングスティーンみたい。先に挙げたような一聴して耳に残る曲が、ないわけではないが、レベル的に劣る。TYKETTOを聴いた事がない人なら気に入る事請け合いだが、私には多少物足りなさが感じられる。
オビタタキ 新しいアメリカン・ロックの息吹。
伝説のヴォーカリスト、ダニー・ヴォーン(ex-TYKETTO)による、
懐かしくも新しい「究極のアメリカン・ロック」!
満足度 ★★★☆☆

6/7 Up

VIXEN  VIXEN
商品番号 輸入盤?
CDP―7―46991―2
個人評 高校の時にCD買って、大学卒業時に一度売り払っちゃっていたが、結局また買い戻す形になってしまった。当時はBANGLESと並んで、メンバーが女の子だけのバンドとして有名で、しかも演奏が女性にしては上手過ぎる為、実は男性が演奏してるんじゃないかって噂もあったほど。しかし、その後ドラマーやベーシストが大きなプロジェクトに参加したりと実力も認められた。このアルバムの@では、リチャード・マークスが全面協力していて、スマッシュ・ヒットとなった。女性がヴォーカルという点では、HEARTよりちょっとハードで、パット・ベネター程でもないといったところか。上記の@の他、BDE辺りが曲としては好い出来だが、他はイマイチ。メロディ・メイカー的なメンバーがもう一人いれば、もっと話題にもなったろうし、長く続いたはずである。
満足度 ★★★☆☆
T'PAU  Bridge Of Spies
商品番号 VJD―32026
個人評 先月たまたま2ndを見つけて喜んでいたら、またまた偶然にも1stを発見。嬉しい悲鳴をあげそうなになって、心の中で抑えるのに必死だった程である。このバンドを知ったのはご存知『ベストヒットUSA』。このアルバムの一曲目に収録されている、「Heart And Soul」がトップ10内に入っていた。いつもは“サビ”の部分しか流れないのに、1曲丸々聴いた時、気に入ってしまった。すぐさまレンタルに行き、テープにダビング。ハード・ロックに目覚めてからも、たまにリラックスしたい時に聴いていた。今こうして数年の時を経てCDを手にする事が出来た事を嬉しく思う。アルバムの内容? 後半ちょっとダレるけど、前半は最高。
満足度 ★★★★☆
JAGGED EDGE  Fuel For Your Soul
商品番号 ポリドール POCP―1053
個人評 正統派ブリティッシュ・ハード・ロックと呼んで好いのだろうか。英国的LION、フレッシュなLIONSHEART、若いWHITESNAKE、音楽性を例えるなら色々なバンドの名前を挙げる事が出来るだろう。確かに、それらのウチのどれかに少しずつ似ている。しかし、それらの美味しいトコロばかりを集めれば、こうなるのではないか?というくらい素晴らしいアルバムだと思う。とにかく曲が好い。幾重にも重なったギターが嬉しい。中心となるメンバーがギタリストなので、ギターが目立つのは当然だが、目立つべくして目立つというか、私的にはこーゆーギターは大好きである。曲調としてはAとFが気に入っているが、はっきり言って全曲好い。好い買い物した。
オビタタキ 魂の叫びをロックン・ロールにのせて・・・
UKロック・シーン期待のハード・ロック・バンド、ジャグド・エッジ、初のフル・アルバムで本領発揮!
満足度 ★★★★★

 

ASIA  ASIA
商品番号 MVCG―18501
個人評 中学生の頃、「ASIAなんか貧弱だ」って言われた事がある。確かに当時は、ハード・ロックの部類にしては貧弱な感じがした。しかし、構成メンバーが物凄いだけでなく、実力者揃いのバンドが生み出す楽曲は、このアルバム一枚の中に、名曲と呼べるものが数曲含まれるほど完成度が高い。貧弱なものか。これほど強烈なアルバムは、ちょっとお目にかかれない。とりあえず@(「Heat Of The Moment」)で彼らの世界に引き込まれてしまい、曲はもちろん、コーラス、ツボを心得たギター・プレイ、これまた必要なトコロに必要なメロディを聴かせてくれるキーボード、曲によって様々な変化をするドラム。参った。
満足度 ★★★☆☆
WHITNEY HOUSTON  WHITNEY HOUSTON
商品番号 BVCA−158
個人評 彼女が17〜20歳の間、トップ・モデルだったって初めて知った。解説にはそう書いてある。まぁ、それはさておき、期待を込めて買ったワリには、シングルカットされた曲以外は、ソウル色が強い、ある意味偏った音楽性のものばかりで、私にはちょっと退屈なアルバム。そんな中にも、大ヒットしたナンバーは、やはり懐かしさも手伝ってか、聴き易い。@の「恋は手さぐり」の他、明るい曲調の曲もいくつかあるが、どれも聴き劣りがするし、スローナンバーはやっぱり退屈。1ヒットのH(「すべてをあなたに」)は改めて好い曲だ。
オビタタキ すべてはこの一枚から始まった。
「オール・アット・ワンス」、「恋は手さぐり」、「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」and more・・・・・
数々のヒット曲に彩られたポップスの女王、ホイットニーのデビュー・アルバム。
満足度 ★★☆☆☆

 

TRIUMPH  Never Surrender
商品番号 PSCW−5328
個人評 このバンドについては、よく知らない。解説によると、このアルバムとこの前作をリリースした頃が彼らのピークだそうだ。私個人の好みからは、そう思えない。20年前発表のアルバムなので、サウンドがちょっとお粗末に感じるが、そこは致し方ない。高音域になると苦しそうなVoがちょっと不満。低音域と中音域は透明感があって好いんだけど。全10曲中、インストが3曲というのは多いし、どれもパッとしない。他の曲そのものも勢いはあるが、なんとなくインパクトに欠ける。印象に残る曲がないって事で。
オビタタキ リック・エメットが在籍したカナダを誇る史上最強のハード・ロック・トライアングル トライアンフ。
前作 アライド・フォーセズ の全米好セールス得ての通算6作。ソングライティングや
アレンジにも重点をおき、プラチナ・ディスクを獲得したバンドの充実ぶりを示した'80年作品。
満足度 ★★☆☆☆

 

SEX PISTOLS  Kiss This
商品番号 キング KICP−718
個人評 伝説のパンク・バンドだというのに、「Anarchy In The UK」くらいしか知らない。たまたま中古CDに並んでいたので、買ってみた。これはスゴイ。吐き捨てるかのようなVo、コードやリフが聴き取れないくらいかき鳴らされるG、ブチまけまくりの歌詞。中学生や高校生の時に、これを聴いていたら、まず間違いなく不良だ。(笑) 今この歳になって初めて聴くこのバンドの曲は、意外にもミドル・テンポで、キャッチーでさえある。各曲のイントロで聴けるギターもカッコイイ。もちろんベスト盤であるから、売れた曲、つまりは大衆ウケした曲ばかりが収録されているからなのだろうが。洋楽を聴き始めたのが、WHAMでなくて、SEX PISTOLSだったら、きっと今頃違う人生を歩んでいただろう。
オビタタキ パンクを知りたきゃ教えてやるぜ!!
唯一無二のキング・オブ・パンク、セックス・ピストルズ
唯一無二のオフィシャル・ベスト盤。
満足度 ★★★☆☆

5/14 Up

HARDCORE SUPERSTAR  Bad Sneakers &  A Pina Colada
商品番号 ビクター VICP−61025
某音楽雑誌評 巷で話題のスウェーデン産R&Rバンドの世界デビュー作。'98年のインディ・デビュー作からの6曲を再録音し、そこに新録の7曲を加えたものだ。大まかに言えば、HELLACOPTERSやBACKYARD BABIES、BUCKCHERRYなどを追随することを宿命づけられたバンドだが、すぐにそれらの“先輩”と同等の人気を得ることになるだろう。パンキッシュだが整合感のあるリフの破壊力、リズムの突進力、そして聴き手の耳を一発で捕らえるキャッチーなメロディが相俟って、非常に煽情力の高いサウンドに仕上がっている。“憂い”はHANOI ROCKSをルーツとする北欧のこの手のバンドならでは、だね。彼らのカヴァー(M/日本盤ボーナス)もやってるし。
個人評 勢いのあるロックンロール・アルバムだ。しかも勢いだけでグイグイ引っ張るだけではなく、曲自体も非常に聴き易く、耳に優しいというか印象的。Cなんかは何も考えずに、素直にノれちゃうような好い例だ。「パカンパカン」というドラムの音がなんだか軽く感じるが、そこがまたロックンロールしている感じがして好かったりする。ヒステリックにシャウトするトコロと、イマイチギターのサウンドが引っ込み過ぎのようなトコロがちょっとイヤだけど。
オビタタキ スウェーデンから未来のスーパースター登場の予感!
ハードコア・スーパースターのワールド・ワイド・デビュー・アルバム!!
満足度 ★★★☆☆
DAMNED NATION  Grand Design
商品番号 ポニーキャニオン PCCY−01451
某音楽雑誌評 スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンドの3rd。1stではVAN HALEN的だったが、'99年発表の2ndで抒情メロディアス路線を打ち出して、その手が好きなリスナーに絶賛されたバンドだ。今回、キーボード・プレイヤーが脱退して4人編成となったが、音楽性は2ndと同一線上にあり、ヴォーカルのメロディもギターのフレーズも、抒情的なメロディの魅力が前面に押し出されている。ただ、前作の充実振りに比べると、今回はメロディのクオリティという点でやや劣る楽曲がいくつかあるため、完全に満足とは言い難い。Cには女性ヴォーカルがゲスト参加。KLは日本盤ボーナスで'99年に行なわれた『Z ROCK FESTIVAL』出演時のライヴ・テイク。
個人評 抒情的ではあるが、なんとなく北欧のバンドらしからぬ曲の雰囲気を持つトコロが気に入っている。確かに、EやFなど曲のクオリティが劣る部分もいくつかあるが、好い曲も多いので充分に補っていると思う。イントロのギターがカッコイイ@、キャッチーなBDGなどは一聴しただけで、なかなか好い曲だと思った。ただ、“キメの1曲”となりうるような、パンチの効いたノリの好い曲、あるいは思わず涙するような泣きのバラードが見当たらないのが、ちょっと寂しい。
オビタタキ 時代を超越したHRの理想形。
ブリティッシュ・ロック・フィーリング溢れるソウルフルで表現力豊なヴォーカルと、アメリカンHRのテイストとトリッキーなフックを持ったギター・プレイの融合・・・これぞまさしく「ハード・ロック」!
満足度 ★★★☆☆
MESSAGE  Outside Looking In
商品番号 キング KICP−718
某音楽雑誌評 「Fine Line」発表と共に復活したディーン・ファザーノ<Vo,Key>率いるユニットの1年9ヶ月振りの新作。前作でのケニー・ケイオス(POKERFACE)とのコンビネーションも見事だったが、今作のスティーヴ・モリスとクリス・ウーズィーのHEARTLAND組との仕事振りも素晴らしい。前作同様、透明度の高いKeyをあしらった清涼感満点のメロディアス・ロックだが、ミッド・テンポの曲にウェイトを置いた点、さらにはそれによって包み込むようなおおらかさが増したのは一歩前進だと思う。その意味では全面バック・アップしたスティーヴのとろけるようなGも見逃せず、曲に甘酸っぱい味わいを与え大成功。もっとも、このメンツで駄作が生まれるはずもないけどさ。
個人評 ポップである。ロック風ポップ。メロディアスでキャッチー。確かのそうかも知れない。しかし、テンポがゆっくりなのと、それなりに好い曲なのだが、所々ヨーロッパのどこかの国の民族音楽風だったり、プログレ風だったりで、ちょっと聴いていて小難しさを覚える。日本人が好みそうなヴォーカル・ラインなのだが、予想していた展開と違う流れになる。それが好い方向に流れてくれれば嬉しくもなるが、なんだか悪い方向へ流れて行っている気がしてならない。曲の練り過ぎ? それともこれが精一杯?
オビタタキ ハートランドのスティーヴ・モリスのプロデュースによるメッセージ通算3枚目のニュー・アルバム!
ディーン・ファザーノのヴォーカルが心に染み入る叙情派ハード・ポップの傑作!
満足度 ★★☆☆☆
EUROPE  1982‐2000
商品番号 エピック ESCA−7816
某音楽雑誌評 昨年末、祖国スウェーデンでもの凄いギャラを積まれて再結成したEUROPEは、北欧HRの扉をこじ開けた伝説のバンドである。彼らを超越するバンドは北欧からはまだ出現していない。'92年までの歴史を凝縮した名曲揃いの本作には後続達へのヒントが満載にされていた。既発のベスト・アルバムにQを加えてリニューアルした作品。そのQはジョーイ・テンペスト自らが企画を持ち込んだアッ!と驚くディスコ・ヴァージョン。ミレニアムの縁起物としてUK他のクラブ・チャートで大ヒットしたが、今年の21世紀へのカウントダウンでも使える便利さもある。障害を乗り越えて再結成した方が世の中の為になると考えるファンも多い。改めて彼らの偉大さを思い知るベスト・アルバム。
個人評 北欧のポップスを世界に広めたのがABBAならば、北欧のロックを世界に広めたのは彼らかも知れない。大ヒットした「The Final Countdown」も確かにそうだが、名曲「Seven Doors Hotel」などは、まさにその足がかり的なトコロではなかろうか。今回リニューアルされてリリースされたベスト・アルバムはというと、はっきり言って曲が多過ぎ。“ベスト”というに相応しくないような曲も収録しているし、最後のQは笑えるけどアレンジが中途ハンパで、オマケの意味無し。
オビタタキ 1982年から1992年まで、ヨーロッパ10年の歴史を凝縮したベストに、追加収録として“ザ・ファイナル・カウントダウン2000”ミックスを新たに収録した究極の1枚。
満足度 ★★★☆☆
BONFIRE  Fuel To The Flames
商品番号 マーキー・インコーポレイティド MICP−1017
某音楽雑誌評 '80年代後半に活躍し、一時活動停止していたものの、'96年に再結成したドイツのメロディアス・ハード・ロック・バンドBONFIREの、'97年の本格的復活作「Rebel Soul」(日本盤は'98年末リリース)に続くニュー・アルバム。メンバーにも変化はなく、音楽的にも前作同様、キャッチーなメロディ満載の魅力的なハード・ポップ作品に仕上がっている。日本人リスナー好みの哀愁に満ちたメロディが随所に散りばめられており、活動停止前の数作での迷いが嘘のようだ。キャリアのあるバンドらしくサウンド・プロダクションもしっかりしているし、バラードとポップな曲のバランスも絶妙で、今やSCORPIONSよりも安心して聴けるバンドと言えそうだ。
個人評 程好くハードで、程好くキャッチー。彼らのアルバムには失敗作はないと思う。どのアルバムも、間違いなく好い曲ばかりだし、聴いていて「この曲はキライ」というのは、ほとんどない。ギター・リフなんかは、もはや職人芸の域に達していると言っても過言ではないハズだ。しかし、反面「この曲はイイッ!」というのは少ない。ゆえに、このレベルのアルバムならいくらでもありがちに思ってしまう。今作も各曲のイントロや随所で聴く事の出来るギター・リフは、どれもカッコイイものばかりだ。しかし、いかんせんヴォーカル・メロディの印象が薄過ぎる。Gのイントロなんかは「おっ!」と身体を乗り出してしまうくらいなのだが、歌メロがつまらな過ぎて溜息と共に落ち着いてしまう。なんとか打開して欲しいものだ。CはLYNYRD SKYNYRDのカヴァー。
オビタタキ 飽くなき野望に満ちた熱きロック魂!!
ジャーマン・メタルの重鎮「ボンファイアー」待望のニュー・アルバム遂に完成。
往年の叙情美と爽快なるメロディーが見事に昇華した
メロディアス・ハードの真骨頂!!
満足度 ★★★☆☆

以下 中古にて購入

 

Best Of Blues Guitar
商品番号 東芝EMI VJCP−25236
個人評 また買ってしまった、ブルーズ・オムニバス。邦題は『究極のブルース・ギター・コレクション』。収録曲のアーティストには、結構最近のアーティストや、ブルーズというよりロックの分野で知られる名前が幾つか見られる。この中に見られる中の、私の知っているトコロで名前を挙げると、ジョニー・ウィンター、キース・リチャーズ、ゲイリー・ムーア。いずれも、ブルーズの影響を多く受け、そのプレイにはブルーズの要素がたっぷりなのだが、このアルバム内では、B.B.キングと並んで収録されている。個人的には物足りなさを感じる。もっとルーツにせまるというか、古い音源のものが聴きたかった。
満足度 ★★☆☆☆
T'PAU  Rage
商品番号 ヴァージン VJD−32101
個人評 このCDをどれだけ探した事か。もちろん、下のオビタタキにもある通り、1stもスゴイセールスを記録しているし、アルバムの内容もとても好きである。(1st・2ndとも、昔レンタルして、テープにコピーしてある。)'80年代後半にチャートを賑わせていた女性ヴォーカリスト(を含むグループ)としては、シンディ・ローパーや、スティーヴィー・ニックスらと並ぶくらい特徴的な声の持ち主が歌っている・・・と、個人的には思っている。もちろん声だけではなく、曲も素晴らしい。とにかく、手に入って嬉しい限り。
オビタタキ この歓声、興奮を僕らはまだ知らない。
デビューにして全世界で400万枚以上の大ヒットとなった
<ハート・アンド・ソウル>につづくトゥ・パウ2ndアルバム。
満足度 ★★★★★
SAVAGE GARDEN  SAVAGE GARDEN
商品番号 ソニー SRCS−8281
個人評 日本でもA(「I Want You」)のヒットで知られるオーストラリアのエレクトリック・ポップ・デュオのデビュー作。CDの解説にもちょっとだけ書いてあったのだが、曲調、サウンドなどは、SCRITTI POLITTIに似ているし、ヴォーカルも、ややソウルフルではあるが、甘くメロウに歌い上げる辺りはグリーン(SCRITTI POLITTI)に似ている。ポップからはココ数年遠ざかっていたが、結構なめっけモンであった。
オビタタキ 90'Sニュー・ロマンティックス!!
一度聴いたら、もうやみつき!!
全米チャートを駆け昇った大ヒットシングル「I Want You」をひっさげて華麗なるデビュー!!キャッチー!POP!
そしてミステリアス!大ブレイク必至の未来型ポップ・グループ!!
満足度 ★★★★☆
ROBERT PALMER  The Very Best Of ROBERT PALMER
商品番号 輸入盤?
個人評 ソロはもちろん、THE POWER STATIONのヒットC(T.REXのカヴァー)及びHや、トム・クルーズ主演の映画(確か『カクテル』)でも使われた@などのヒット曲が全16曲。これといって特徴のある声ではないが、アダルトなロックを歌わせれば、これほどしっくりくる人は、滅多にいないだろう。色んなジャンルの音楽を聴いて、研究熱心でもあるという噂だが、そのワリには結果がイマイチのような気もするが、バラエティに富んだ曲の数々は、充分に楽しめる。
満足度 ★★★★☆
MacALPINE  Eyes Of The World
商品番号 PHCR−4169
個人評 速弾きギタリスト、またはピアニストとしての才能は高い評価を得ていたトニー・マカパインが、ソロ・ギタリストとしての形態から一転、バンド形態としての第一歩がこの作品。彼の持ち味でもあるクラシカルな部分も残しつつ、メロウな曲調を持つAOR的な作品となっている。@をはじめ楽曲のレベルは高い。
満足度 ★★★★☆
AC/DC  The Razors Edge
商品番号 イースト・ウェスト AMCY−138
個人評 デビュー当時から変わらない音楽性を貫き、力強いロック・アルバムを作り続けているAC/DCだが、今までCDは持っていなかった。中古で並んでいたのは、これ一枚のみ。やはり駄作が少ないという事か。ミドル・テンポのリズムに乗った、キャッチーな曲、しかし決してソフトではない、リフやソロ。シンプルでありながら分厚いサウンド。ヒステリックというか絞り出すというかシャウトしているというか、とにかくなんとも表現しにくいヴォーカル。@のイントロのギター・リフからワクワクさせられる。決めた。ファンになろう。
満足度 ★★★★☆

4/15 Up

CHANGE OF HEART  Continuum
商品番号 マーキー・インコーポレイティド MICP―10172
某音楽雑誌評 英国出身の5人組の2nd。日本デビュー作。前作同様、HEARTLANDのクリス・ウーズィーがプロデュースとバックVoでサポートしている。音楽性もあの素晴らしい1stと同路線で、今回もKeyをたっぷり盛り込んだ爽快でキャッチーな良質のメロディアス・ハード曲が多数詰め込まれている。前作にあったモロに初期BON JOVIを思わせるような曲はなくなり、よりオリジナリティが出てきたように思う。ゆったりしたテンポの曲が多くなっているので、やや大人しくなった印象もあるが、曲の粒は揃っている。2作目にしてVoの線の細さが気になるのは、高音域で振り絞るように歌う場面が多いからだろうか。いずれにしても、メロディ派の人でこのバンドを未聴の人は要チェックだ。
個人評 バックアップしているのがメロディアス・ハード畑の人なので、出来あがりもそれなりにメロディアスなのは当然。アルバム全体のイントロとなる@はちょっとチープ。その後、エッジの効いたロック・ナンバーAに始まり、秀作BDK、AORチックなGなど、興味深い曲はあるものの、ヴォーカルに“伸び”がないというか、元気がないというか、とにかくイマイチ・・・。まぁ買って損したとは思わないけど、「大当たり」って喜べるほどのクオリティではない気がする。
オビタタキ ハートを直撃する熱きエモーション!!
名門「エスケープ・ミュージック」期待のメロディアス・ハードの新鋭「チェンジ・オヴ・ハート」
待望の本邦デビュー。「ハートランド」のクリス・ウーズィーの全面バックアップにより
完成した超強力セカンド・アルバム。
満足度 ★★★☆☆

 

METROPOLIS  The Power Of The Night
商品番号 日本クラウン CRCL―4523
某音楽雑誌評 '80年代から'90年代初期にかけて3枚のソロ・アルバムをリリース、その後はソングライターとしてセリーヌ・ディオンやエリック・クラプトン他、数多くの有名ミュージシャンに優れた楽曲を提供してきたスタン・マイズナー<G,Key,Ds>が、キム・ミッチェルと長く仕事をしてきたピーター・フレデット<Vo,B>と組んだAORユニットのデビュー・アルバム。楽曲、サウンド、演奏と、総ての面において完成度の極めて高い作品で、産業ロック系の洗練されたメロディアス・ロックが好きな人なら、絶対に好きになるはず。さすがはマニアに高く評価されてきたスタン・マイズナーらしい、心地好いメロディーに満ちた作品だ。ピーター・フレデットの歌唱も胸に沁みる。
個人評 のっけから落ち付いたアダルトな雰囲気のロックが流れて来る。キラキラとした都会の夜景を窓の外に眺めながら、高速道路を風切って走る車の中で聴きたいアルバムだ。さすがに才能豊かなソングライターだけあって、好い曲ばかり書いている。どれもこれも程好くハードで、ポップで馴染みやすい。'80年代にチャートを賑わせていた沢山のロック・ソングを思い出させてくれる。ただ、全体が素晴らしい代わりに、「これこれっ!」という“ノリ”の好い曲、涙が止まらなくなるほどのバラードと言えるほど、突出した曲が私には見当たらなかった。
オビタタキ 終わりなき夢路・・・
洗練されたメロディと比類なきヴォーカルの結晶。
スタン・メイズナー&ピーター・フレデット・・・熟成されたAORの名盤の登場である。
満足度 ★★★★☆

 

SONATA ARCTICA  Ecliptica
商品番号 マーキー・インコーポレイティド MICP―10173
某音楽雑誌評 KeyがVoも兼任するフィンランドの4人組の1st。Gの先行シングルで注目していたバンドだが、これは凄いアルバムだ。STRATOVARIUSばりのクサい叙情メロディ、LABYRINTHばりの疾走感、MAJESTICばりのG&Keyバトル、NOCTURNAL RITESばりの哀愁・・・それらを総て備えたネオ・クラシカル・メロディック・パワー・メタルの決定版。狂おしいまでの泣きメロが炸裂する@からしてもう完敗である。ラストIに“KEEPER時代”のHELLOWEENを思わせる大作を持ってくるセンスも美しい。唯一ケチを付けるならVoの高音域にもっと余裕が欲しいが、それも楽曲とバックの演奏が素晴らし過ぎるから。日本盤ボーナスのJは先行シングルより。早くも今年最大の衝撃か!?
個人評 ネオ・クラシカルとかパワー・メタルってタイプは敬遠しがちだったが、メロディックというフレーズに惹かれて買ってみたが、大当たりっ!疾走感溢れるリズムにキャッチーというか、とにかく聴きやすく叙情性を感じる歌メロ。目立たないがしっかりヴォーカルを引き立てるコーラス。そしてギターとキーーボードの壮絶なほどのソロ・パートのバトル。確かに高音域でのヴォーカルの余裕のなさ、あるいは中音域でのパワー不足がたまに気になるが、全体には透明感のあるヴォーカルが、一層曲に味を出している。北欧らしい哀愁メロディも言う事なし。この手のバンドはアルバム全体で楽しめるから大好き。願わくば、「2ndでコケました。」って事にならないように祈る。
オビタタキ 神秘の輪舞(ロンド)が誘う「様式美の王国」・・・
フィンランドより北欧叙情派メロディック・パワー・メタル最後の砦
「ソナタ・アークティカ」衝撃のデビュー・アルバム!!
極上の哀愁美溢れる美旋律メロディの洪水に君は耐えられるか!?
満足度 ★★★★☆

3/18 Up

ENUFF Z'NUFF / 10
商品番号 ポニーキャニオン PCCY―01445
某音楽雑誌評 「BEATLESからの影響を感じさせるポップ・ロック・バンド」と評されることの多いバンドで、アレンジ面にはそういう要素も多分にあるが、彼らの最大の長所は哀愁に満ちた美しいメロディ・ラインにあり、本作においても切なく胸に迫るメロディが充分に堪能出来る。決して美声というわけではないドニーのヴォーカルがまた、上手い具合に耳に引っ掛かるハスキー・ヴォイスで、こういうセンチメンタルなメロディを歌うにはバッチリなのだ。ハーモニー、バンド・アンサンブルも甘過ぎず重過ぎず、絶妙のバランスで旋律を引き立てている。Kはデイヴィッド・ボウイの'72年のヒット曲のカヴァー。
個人評 どこかモノ悲しい、まさしく哀愁に満ちたメロディ・ラインは絶品。前半はアコースティックで、ポップな感じの曲が続く。どれもミドル・テンポの耳に優しい曲の作りではあるが、皆同じ曲に聞こえるという危険性をも含んでいる。後半HIJあたりが、昔のLAメタルみたいなリフやメロディで、懐かしさと興味を呼び覚ますが、惹き込まれるほどではない。捨て曲のない好アルバムではあるが、特別目立って心に残る曲もない。
オビタタキ 胸にキュンとくる切ないメロディと
4人のキャラクターが織り成す「究極のポップ・ロック」!
米シカゴ出身の4人組、約1年半ぶりのニュー・アルバム。
ポップな楽曲満載の、まさに「イナフ・ズナフ・ワールド」!
満足度 ★★★★☆

 

FAIR WARNING  Four
商品番号 マーキー・インコーポレイティド MICP―10168
某音楽雑誌評 3年振りの新作は、期待通りであるばかりでなく、楽曲のパターンに広がりが出ていて、それが非常に効果的。ヘルゲ・エンゲルゲの奏でるスカイ・ギターの、時にギターとは思えない音色の超高音トーンが冒頭から爽快に他の誰でもないFAIR WARNINGである事を主張する。ダイナミックな・メロディアス・ハードから叙情バラードまで、色調を多彩に取り揃えた楽曲は並べ方も絶妙で、各曲の印象が重複して飽きさせるようなこともない。ちゃんと“顔”を持った音色でアピールするスカイ・ギターを始め、各々の曲に豊かな表情を加えるギター・ソロも魅力だが、何と言っても本作の肝は、温かな包容力を持ったトミー・ハートの歌声。聴くほどに、爽快な充実感が得られる。
個人評 @のイントロに流れるスカイ・ギターの超ハイ・トーンの音色に、まず心奪われる。のっけから素晴らしい曲だ。ブルージーなギター・リフのA、スロー・ナンバーBと優れた楽曲が休む事なく、しかし様々なパターンを次々に送り込む事で、飽きさせる事なく聴かせてくれる。欧州のバンドらしい哀愁を含む曲調と、効果的なキーボードの使い方で、一層深みを与えてくれる。個人的には、1stの「Long Gone」のような、心から泣けるようなバラードを聴きたかったが、それを補って余りある作品だ。
オビタタキ メロディアス・ハードの王者(キング)フェア・ウォーニング。
この頂に登り着いた者は他には誰も存在しない。
満足度 ★★★★★

 

HUGO  Time On Earth
商品番号 東芝EMI TOCP―65386
某音楽雑誌評 元VALENTINE〜OPEN SKYZのヒューゴ<Vo>、約3年振りの2ndソロ。TENの全面バック・アップで制作した前作に対し、今回はVALENTINE時代の僚友アダム・ホランド<G>を始め地元アメリカ東海岸のプレイヤーを起用しているが、音楽性は相変わらず、しなやかに伸びるハイ・トーンVoによって歌われる爽やかな美旋律を主軸とした柔和で瑞々しいハード・ポップ。JOURNEYのメロウな部分だけを取り出して集めたような音楽だ。IはTRIUMPHの名曲のカヴァーで、ヒューゴの声質がリック・エメットのそれに近いため、違和感なくハマッている。全曲にTENのヴィニー・バーンズがアディショナル・ギターで参加。メロディ派なら聴いて損はない確かな品質を持っている。
個人評 素晴らしいアルバムだ。ヴォーカル似ているせいか、JOURNEYのニュー・アルバムか、あるいはベスト選曲に近いくらいに思えるような楽曲のクオリティ。ややスロー・テンポでメロウな曲が殆どなのだが、飽きる事なく、リラックスして聴ける。むしろ、下手にアップ・テンポの曲を挟んでしまうと、アルバムとしてのまとまりを欠いてしまうかも知れない。贅沢を言えば、@やAのようなメロウな中にも明るさのある、ミドル・テンポの曲が他に2〜3曲あれば・・・。Iは確かに違和感はないが、あまりにもハマリ過ぎてカヴァーの楽しみが薄い。しかし、そんな不満など消し飛んでしまうほど充実した楽曲の数々は賞賛に値する。
オビタタキ 壮大なるスケール感!素晴らしき歌声!!
アメリカン・ロックの醍醐味が満載された実力派シンガー、ヒューゴの最新作!!
満足度 ★★★★★

 

PHOENIX DOWN  Under A Wild Sky 
商品番号 日本クラウン CRCL―4521
某音楽雑誌評 '80年代半ばのアリス・クーパー復活劇の功労者でありながらマッチョ・ギタリストという色モノ的イメージで過小評価されたケイン・ロバーツの心機一転を図ったユニットの1st。2枚のソロ作発表の実績を持つ彼は本業のギター以上にシンガー、コンポーザーとして優れた才能を持つマルチ派。今回はヴィニー・バーンズ<G:TEN>マイク・スラマー<G:STEELHOUSE LANE>、ジム・ピートリック<Key:ex.SURVIVOR>らをバックに、自分はデズモンド・チャイルドと共作するなど人も羨む環境で実力を発揮。そこから生まれるAOR志向のメロディアス・ロックはレヴェルが高く、特にソウルフルなVoがマッチしたTEN風のバラードが出色の出来。
個人評 ケイン・ロバーツというギタリストについては、確かに「アリス・クーパーのバンドで活躍した、マッチョなギタリスト」としか認識がなかった。彼が関わったバンド、アーティストのアルバムは、恐らく聴いた事がない。その容姿から「物凄いヘヴィな曲を書くんだろうな・・。」などと、勝手に想像していたが、このアルバムを聴いて驚いた。ハードでありながらキャッチー。聴き易いメロディにカッコイイギター。かなり興味を引いた。職人的ソングライター、デズモンド・チャイルドとの共作Iは、さすがに申し分ないが、それ以外にも、ジム・ピートリックとの共作BCや、DFGH、さらにボーナル・トラックのKLも、とにかく収録曲のほとんどが楽曲としてのレヴェルが高い。
オビタタキ ケイン・ロバーツ(ex.ALICE COOPER)のニュー・プロジェクト始動!!
メロディック・ロックとヘヴィ・メタルの絶妙なる融合。
ソングライターにデズモンド・チャイルド、
ジム・ピートリック(ex.SURVIVOR)を迎えた入魂のマスターピース完成!!
満足度 ★★★★☆

 

SZUTERS  Not Quite At Budokan
商品番号 ビクター VICP―60964
某音楽雑誌評 ポール・ギルバートとの交友で知られるマイク&CJズーター兄弟率いる彼らの3作目。BEATLES、CHEAP TRICKを基本とした、ポールのソロにも通じるパワー・ポップ風メタル路線は前作同様だが、この切なさ加減はハンパじゃない!コーラス・ハーモニーでしっかりBEATLESを探求しつつ、リフが少しFOO FIGHTERS風で、時にニュー・ウェーブ的なほろ苦さも醸し出す曲作りの巧さは侮れない。メタル版SUMMERCAMPとすら呼べる職人気質に、聴き込むほどに舌を巻く。今さら新しい音じゃないけど、これがメタルをルーツに持つバンドの作品だとは本当に驚きだ。変な喩えだが、TNTとQUEENとSUMMERCAMPを同じように愛せる人なら是非聴いてみてほしい。傑作だ。
個人評 シンプルでストレートなギターサウンドに乗せて、キャッチーなメロディがたまらなく好い。全収録曲の内、最長が4:05、最短が1:30。ほとんどの曲が3分代と短く、だから1曲を飽きる事なく聴く事が出来るし、曲自体も好いので、とても聴き易い。Dはちょっと他に比べると明らかに曲の質が劣るような気がするが、それ以外の曲は明るく弾けているものあり、切ないバラードありでバラエティにも富んでいる。Bは、日本では西城秀樹がカヴァーした「My Sharona」で有名なTHE KNACKの曲。これもまた好い。
オビタタキ ズーターズ、待望の3rdアルバム遂に完成!!
ポップでキャッチーなロックン・ロールが鳴り響き、

甘く切ないバラッドが胸をこがす。この抜群のメロディ・センスをお試しあれ!!
満足度 ★★★★☆

 以下 中古(3/18)

BLUES BROTHERS  Best Of BLUES BROTHERS
商品番号 AMCY−3054
個人評 まさか中古CDとしてお目にかかれるとは思わなかった。映画はリアル・タイムで見ていなかったのだが、最近衛星放送で見てから好きになり、あちこちのCDショップを探し回ったが、いずれにも置いてなかったので、もう手に入らないのかと諦めかけて頂けに、見つけた時の嬉しさは、思わず声が出そうになったほどだ。中には「こんなの、映画の中で歌ってたか?」ってな曲もあるが、そんなの気にしない気にしない。オリジナルの曲に敬意を払いつつカヴァーし、新しい息吹を拭き込んで楽しませてくれる点は、色んなバンドに見習って欲しい。このオッチャン達は最高だ。
オビタタキ ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの本物を越えたブルース兄弟達!
彼らのヒット曲を残らず網羅したベスト・ヒット・アルバム。〈'80年作品〉
満足度 ★★★★☆

 

HOWARD JONES  The Best Of HOWARD JONES
商品番号 AMCE-553
個人評 黄色のツンツンした髪型で、キーボードを叩きながら、「一日の命」なんかを歌っていた頃は、私はまだ中学生頃だったろうか。あの当時が懐かしくて、'80年代の洋楽チャートを賑わせていたアーティストのベストCDなどを集め出してから、この人のベストもあったら買おうと思っていただけに、実際に聴くまでにも覚えている限りのメロディを口ずさんだ。スピーカーから流れて来るのは、紛れもなくハワード・ジョーンズのキーボード、声、懐かしの曲。ステキな曲をありがとう。後半は知らない曲もあるけど、曲が好いから許す。
オビタタキ 10年間の軌跡―
「ニュー・ソング」「ホワット・イズ・ラヴ」「悲しき願い」等のヒット曲を収録。
満足度 ★★★★☆

 

MINNIE RIPERTON  The Best Of MINNIE RIPERTON
商品番号 TOCP−3088
個人評 大ヒット曲、「Lovin' You」しか知らないが、まぁ、その一曲を聴きたいが為にCD一枚買っても、中古なら惜しくないと思って、思い切ってみた。解説を見て驚いたのは、スティービー・ワンダーのバック・アップ・シンガーも務めていた事。さらに、このアルバムには、彼のペンによる曲Aも。しかも彼女は32歳という若さでこの世を去っている。5オクターブの声を持ったシンガーと形容される彼女の歌は、まさに天使のようで、そのベスト・アルバムを私のCDコレクションに加えさせて頂ける事を、幸運に思う。
満足度 ★★★☆☆

 

THE MONKEES  Greatest Hits
商品番号 ECD−10025
個人評 これも、大ヒット曲、「Daydream Believer」しか知らないのに、その一曲を聴きたいが為だけに買った。歌詞カードも解説もなにもなし。
満足度 ★★★☆☆

 

MR.MISTER  Best Selection
商品番号 BVCP−2602
個人評 これまた懐かしい。基本的には2nd『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』の曲しか知らない。全米のヒット・チャート上位にランクされた曲は、ほとんど『ウェルカム〜』からのものだし、その内、2曲の1ヒットも『ウェルカム〜』からカットされたシングルである。実際、このベスト・アルバムに収録されている『ウェルカム〜』意外のアルバムから選曲されたものはイマイチ。期待していただけにちょっと残念。
オビタタキ 「ブロウクン・ウィングス」「キリエ」など、力強く、
透明感溢れるMR.ミスター・サウンドの集大成。
満足度 ★★★☆☆

 

ODD MAN OUT−PAT TORPEY  ODD MAN OUT−PAT TORPEY
商品番号 VACM−1126
個人評 先頃リリースされた2ndは、個人的にはイマイチだったが、たまたま中古で発見したので購入。ドラマーのソロ的プロジェクトなので、色んなリズムの曲があって楽しめる。それは言い替えればヴァラエティに富んでいるという事で、しかもちょっぴりメロウだったり、エキゾチックだったり、いずれにしても曲そのものがキャッチーで、結構聴き易い。個人的にはIが一番好き。Jはお約束のドラム・ソロ。
オビタタキ MR.BIGのドラマー、パット・トーピーが遂に自身のヴォーカル・プロジェクトとして
“オッド・マン・アウト”を結成! パットのヴォーカルが全面に大フィーチャー!
ビリーシーン、ポール・ギルバート他豪華ゲスト多数参加。
満足度 ★★★★☆

 

TWISTED SISTER  Come Out And Play
商品番号 18P2−2754
個人評 ハズカシくなるくらい典型的なロックン・ロール。ちょっと色気付いて、「親や学校や社会に反抗する事がクールなんだ」なんて勘違いしてる中学生や高校生達が、喜んで聴いていそうな、そんな絵が頭の中にちらつく。でも、じっくり聴いてみると結構楽曲としての出来は悪くないし、ヴォーカルがちょっとシャガレ声で、シャウトとかするもんだから下品に聴こえなくもないが、キャッチーだし、コーラスもキレイだし、好いアルバムだと思う。メイクは「いかにも'80年代!」って感じで笑っちゃいそうだけど。
オビタタキ 石頭の親なんか放っとけ、放っとけ!俺達にはT.シスターという
強い味方がついてるぜ!アリス・クーパー、ビリー・ジョエル他をゲストに
迎えた4TH.アルバム('85年度作品)
■全米大ヒット「リーダー・オヴ・ザ・パック」+LP未収録曲収録!。
満足度 ★★★★☆

  3/5 Up

BOB CATLEY  Legends
商品番号 日本クラウン CRCL−4517
某音楽雑誌評 MAGNUM〜HARD RAINを経て先頃ソロ転向宣言したボブ・カトレイの2ndソロ。'98年の1stソロ「The Tower」同様、TENのゲイリー・ヒューズ総ての作詞作曲とプロデュース、KeyとバックVoも手掛けた。TENのヴニー・バーンズ<G>とスティーヴ・マッケンナ<B>、DANTE FOXのジョン・クックシー<Ds>が脇を固めている。ギターの活躍度が増し、コーラスもより厚く壮麗になり、叙情度もアップしたような楽曲は殆どTENワールドで、いっそTENに加入しちゃえば?などと不遜なことも考えてしまうが、曲を書かず、自分の領域は歌うことのみ・・・と思い定めたシンガーにとってこれ以上のサポート陣はないだろう。豊かな深みを持った大人の味わい溢れる歌が堪能出来る。
個人評 ヴォーカリスト以外、作からプロデュースから演奏に至るまで、ほとんどがTENのメンバーのサポート。というより「TENのアルバムを違うヴォーカルで聴いてみよう」という企画で作ったと言っても過言ではない。相変わらず好い曲ばかりで、言う事なし。しかし、まるっきりTENと同じっていうのもつまらない。意〜味な〜いジャ〜ン。
オビタタキ “伝統”と云う名の至宝・・・
卓越したヴォーカルと入念に練り込まれたサウンド・プロダクツの結晶。
ゲイリー・ヒューズのプロデュースのもと、
あのバンドの強力サポートにより生まれた大傑作セカンド・アルバム、遂に完成!!
満足度 ★★★★☆
LANCE POWERS  LANCE POWERS
商品番号 マーキー・インコーポレイティド MICP−10165
某音楽雑誌評 米クリスチャン・シンガーの本邦デビュー作。1st「Straight From The Heart」からの@〜F、2nd「DESTINATION UNKNOWN」からのG〜Lに新曲MNを加えた編集盤だ。影響を受けたアーティストがBON JOVI、aJOURNEY、DREAM THEATER等々、殆ど日本人の感性を持つ彼だけに、曲はメロウにキャッチーで、お手本バンドのエキスがさりげなく散りばめられている。また澱みのない、いかにも賛美歌がハマリそうな高音質のVoによるバラードや坂本龍一マッ青のピアノのインストCは、癒しロックの決定版。職人ダン・ハフやマイケル・ランドウらバック陣のプレイも見事なメロディアスロックの秀作だ。
個人評 心地好い良質のライト・メロディアス・ロックと、透明感溢れるヴォーカルで、女性ファンが“ランス様〜♪”とか言いながら、瞳をハート型にしそうな感じだが、好いものは好いのだ。ロビン・ヴァレンタインと同等か、もしくはセンス的にはこっちの方が上かも知れない。リラックスして聴ける、安らぎの一枚。
オビタタキ 燃ゆる灼熱のパワー・ロック!!
'93年に「ストレート・フロム・ザ・ハート」で鮮烈なデビューを飾った
メロディアス・ハード界のエース「ランス・パワーズ」遂に本邦初登場。
日本未発売の過去2作品から厳選された代表曲満載の閃光のデビュー・アルバム!!
満足度 ★★★★☆
ODD MAN OUT  Y2K
商品番号 ビデオアーツ VACM−1148
某音楽雑誌評 歌うドラマーMR.BIGのパット・トーピーのソロ(プロジェクト名としてはODD MAN OUT)の2作目。パットの他のレコーディング参加メンバーは、O.M.O.の基本構成員のレニー・コードラ<G>、チャック・ライト<B>、パット・レーガン<Key>、それにスティーヴ・ルカサー<G>、ポール・ギルバート<G>、ビリー・シーン<B>、グレッグ・ビソネット<Ds>ら。すべてトーピー/コードラ/ライトのペンによるオリジナル曲による完全な“歌もの”のロック・アルバム。Bのバラードなどはロビン・マッコーリーに似た少々カスレ声がなかなかムーディーで美味しいし、Cのようなモダンなロック・ポップもよく似合う。歌い込めばかなりいいセンのヴォーカリストでいけるかも。
個人評 参加メンバーを見て、「なんだ、MR.BIGに毛が生えたようなもんじゃないか」と思ったが、中身はMR.BIGとはまったく異質のものだった。しかし、所々でビリーの、ポールのプレイとわかる部分も。やる気のなくなりそうな、ダラーッとした雰囲気の曲@で始まり、“これっ”と言えるような目立つ曲は特に見当たらないが、色んなタイプの曲、楽器、リズムで飽きが来ない。Iは日本盤ボーナス・トラックで、ファッツ・ドミノのナンバーで、CHEAP TRICKがカヴァーした事でも知られ、ジョン・レノンもポール・マッカートニーも得意のレパートリーとしていた名曲だそうな。
オビタタキ MR.BIGのドラマー、パット・トーピーのソロ・プロジェクト第2弾!
パットのヴォーカルが全曲に大フィーチャー!
ビリー・シーン、ポール・ギルバート他豪華ゲスト多数参加。
チープ・トリックのカヴァーも収録!
満足度 ★★★☆☆
24K  Pure
商品番号 マーキー・インコーポレイティド MICP−10163
某音楽雑誌評 フィル・ナーロ<Vo>とムラデン<G>が'87年の冬に結成した24Kは、『Relativity』との契約を得て地元カナダとアメリカをツアーしたものの、レコード・リリースはないままに解散。フィルはTALASへの参加を経てNAROを率い、ムラデンはVON GROOVEを結成する。解散から10年後、偶然の再会をキッカケに2人のコンビが復活、新作リリースに漕ぎ着けた。もうチョイ歌に説得力があるとなお良いが、DEF LEPPARDやNIGHT RANGERを彷彿させる、しっかりメロディがあってドライヴ感溢れる楽曲は素直に楽しめる。“Shy Boy”みたいな@にフィルのTALAS時代の盟友、現MR.BIGのビリー・シーン<B>が、またCの曲作りにKISSのピーター・クリスが参加している。
個人評 「Shy Boy」を彷彿せずにはいられないスピード感溢れる@から始まり、どこか懐かしさを伴った、憂いのあるメロウなタイプの曲が並ぶ。アルバムタイトルとは対称的に、“職人芸”的な曲ばかりなので、曲そのものは悪くないのだが、今一つ新鮮味を感じないというか、緊張感に欠けるというか・・・。そんな中、パワー・バラード(?)Bは、かなり高得点。
オビタタキ 生粋の高純度ロック「24K」誕生!!
名門Zレコーズが放つ究極のメロディアス・ハードの新鋭「24K」待望のデビュー!!
スペシャル・ゲストにビリー・シーン(B)を迎えた、元「タラス」のフィル・ナーロ(Vo)、
「ヴォン・グルーヴ」のムラデン(G)から成るドリーム・プロジェクト始動。
満足度 ★★★★☆

1/21 Up

AT VANCE  No Escape
商品番号 ドリームチェイサー SCCD−15
某音楽雑誌評 オーラフ・ユング名義でソロを1枚、CENTERSで2枚を残しているオーラフ・レンク<g>の新バンドの1st。Voも元CENTERS。@のイントロで「あ、STORATOVARIUS系ね」と高を括りかけたが、そんなレヴェルじゃござんせんよ、これは。ネオ・クラシカルHMの最も美しい姿に心拍数は急上昇。レンクのGプレイは相変わらずバリバリだし、ザラついた声質ながら超高域までパワフルに伸びるVoも絶品。楽曲もGソロもMAJESTICより上、イングヴェイの新作より上だね、僕に言わせれば。ARTENSIONの登場以来、久々の衝撃だ。EはABBAの壮絶なカヴァーで、日本盤ボーナスのJKは各々SURVIVORとTEARSFORFEARSのカヴァー。'99年度最高の様式美作品!
個人評 CENTERSもMAJESTICも知らないが、日本盤ボーナスの2曲のカヴァーが聴いてみたくて買ってみた。ネオ・クラシカル・アルバムは、「これっ!」という曲がないかわりに、全体の楽曲の質が高いモノである。このアルバムもまさにそれ。期待していたJKはなんとなく「そのまんま」でイマイチ。むしろ同じカヴァーならEの方が良い。しかしどれも、もう少し工夫というか「ヒネリ」が欲しいトコロ。ヴィヴァルディの曲をアレンジしたインストFは、スリリングではあるけど何かが足りない気がする。
オビタタキ 疾走するジャーマン・スピリッツ!
名手オーラフ・レンク率いるアット・ヴァンス、
ネオ・クラシカル・サウンドの新たな姿を呈示する驚愕のデビュー・アルバム。
満足度 ★★★☆☆

 

PETE SANDBERG'S JADE  PETE SANDBERG'S JADE
商品番号 マーキー・インコーポレティド MICY−1157
某音楽雑誌評 MIDNIGHT SUNにソロにと忙しいピート・サンドペリ<Vo>がBAI BANGのメンバーと結成した新ユニットの1st。モダン・ヘヴィ系の最新ソロ「PUSH」では意表をついたが、これは純メロディアス・ハード作で、万人が楽しめる内容だ。しかもM.SUNともひと味違った方向性を打ち出しているのがミソ。それは北欧っぽい良い意味でのドメスティックさとは違った、アメリカン・タイプの癖のないメロディアス・ハードであり、ピートのポップ・センスが満喫出来るものなのだ。SNAKECHARMER?確かにそれっぽい部分もあるが、僕としてはクリーンなVoやウェット感満点のGを含め、よりDOKKENに近く感じられる。ボーナスのKも緩やかな余韻を残すインストで素晴らしい。
個人評 ピート・サンドペリの声だからか、また彼が書いた曲がそうなのか、なぜかどれも湿りっ気の多い。多少アメリカン・タイプの部分はあるが、その湿り気を吹き飛ばすほどのモノではない。こういうのが好きな人や、こういうのを聴きたい時もあるけど、全曲がそれじゃ、気が滅入って来そう。Cあたりはそんな中でもちょっと明るめで○。Gはイントロで「おっ」と思ったが、「悪くないね」って程度。たまにディープ・パープルみたいなキーボードが出て来たり、ブルージーな曲もあったりと、それなりに趣向は凝らしてるのかも。
オビタタキ 馨しき北欧浪漫の騎士たち・・・
スウェーデンが誇る実力派シンガー「ピート・サンドペリ」率いる
メロディアス・ハードの超新鋭「ジェイド」堂々デビュー!!
あの「エイリアン」「スネイク・チャーマー」を彷彿とさせる入魂の一撃。
満足度 ★★★☆☆

 

RACER X  Technical Difficulties
商品番号 マーキュリー PHCW−1055
某音楽雑誌評 ポール・ギルバート<G>のソロのポップな世界では物足りなかったギター・ファン感涙の早弾き炸裂!“イングヴェイより早い”との宣伝文句に熱くなった身としては、彼には弾き捲くりのカリスマ・ギタリストであって欲しい。ご自慢のスウィープ奏法がビシバシ飛び出す大盤振る舞いのプレイは心をリッチにしてくれる。曲が往年のクオリティを維持している事に加え、それがLAメタルをも彷彿とさせる。これでブルース・ブイエのGがあれば文句無しだが、アルバムでは気にならない。
個人評 MR.BIGを脱退したポール・ギルバートが、RACER Xを率いて帰って来た。10年以上も前に出た2ndでは超高速ツイン・リードが話題を呼んだが、今回のアルバムにはその相方ブルース・ブイエが不参加という事で、ガッカリして、あまり期待してなかったが、ふたを開けてみると、随所でそのツイン・リードが聴けるという、この悦び。ライヴとなるとどうしてもブルースの力が必要となるだろうが、アルバムにおいてはポール1人でも余りあるほどのギター・サウンド。ポールのソロ・アルバムでは聴けないハードでパワフルなメタルばかりだ。所々にポップなフレーズがあるが、曲自体はヘヴィだ。曲には満足してないけど、ギター・プレイだけでもお腹いっぱい。
オビタタキ 「俺は早いぜ!」を自負するテクニック志向のギターキッズも
このアルバムを聴けば一気に自信を無くす(ほどの!)
超スピード&テクニック!! 
ポール・ギルバート率いる、伝説のスーパー疾走バンドついに再結成!
満足度 ★★★★☆


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