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調査年月日 |
平成12年11月4日 AM9:15〜PM1:00 |
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調査海域 |
西海岸(水深5〜25m) |
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調査形態 |
調査船に乗船。サビキ・イソメ・ジグ釣り |
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採集魚類 | マグロ1尾(38cm) アイナメ1尾(32cm) アジ17尾(MAX19cm) タイ1尾(18cm) |

| 今日の目標はジグでイナダをGETすること。9時15分出港。「水深10m、アジの反応あり 景気づけだ。サビキ投入!」 漁労長もたまにはまじめに仕事をする。前回の調査から1ヶ月近くたっているが、相変わらずこのポイントはアジの入れ食いだ。小さいのは放流してまあまあの型だけ10尾くらい確保して沖に移動。 さあ、ここからジグで粘る。もう1本の竿はイソメエサでタイ、アイナメ狙い。水深15m、17m、20mと各点で10回くらいジグをひくがアタリなし。「そう簡単にはいかん。粘るぞ!」今日の漁労長はずいぶんとまじめだ。 そして、水深23m。なぜかイソメ竿にもなにもこない。フグのいたずらさえない。豆ダイももういなくなってしまったのか? ジグをひくこと10数回目、ついにその瞬間はやってきた。 ガツン! 「きたぞ!」 ドラグが鳴り響く 走るというより潜る 「無理するな! 時間をかけてゆっくり寄せろ!」 時を忘れ緊張と興奮を抑えながら戦う。 ようやく水面まできた 「ん? イナダじゃない、カツオか?」 水面に見えたのもつかの間、また潜る。 しかし、もうドラグをならして潜るほどの体力はなくなっていた。寄せにかかる。 再び水面にあがり、船との距離約5m、獲物が銀色の側面を向けて横に走った瞬間、私の目に映った魚はカツオではなかった。「マグロだ!」 最後の力を振り絞って必死に潜ろうとするが、力尽きタモに収まった。 市場で何度もみて、いつか釣ってやろうと夢見ていたマグロだが、今手中にするともしかしてカツオか?と思い何度も見てしまう。小型マグロ特有の横シマと白い斑点、ソーダガツオのような背の模様はない。小さいけれど間違いなくマグロだ。 目頭が熱くなるのを抑え、鮮度の保持を行う。このサイズのマグロはあげてからすぐに冷やさないと身がぐちゃぐちゃになってしまう。板氷を砕き、海水を入れ、念のためエラと内臓をとって水氷に浸す。おびただしい量の血が流れた。服もボートも血まみれだが全く気にならない。喜びが他のすべてを消し去っていた。 ふと我に返ると、ボートがかなり流されていた。すかさず戻って釣行を続け、アイナメとタイをGETして、帰り際にアジをもう一度GETして帰港。 現在マグロのカマ焼きと刺身を食しているが、身は白いがなぜかマグロの味がほんのりする。スーパーで売っているマグロとはまたひと味違う。イナダとの中間くらいでうまい。しっかり冷やしたせいか身もしまっている。調査船での夢をマグロにして頑張ってきたが、今日小さいながら得ることができた。満足である。次は身が赤いマグロを目指して頑張りたいと思う。いつかかなうことを夢見て・・・ |