調 査 野 帳

調査年月日

平成12年9月16日 AM9:15〜PM3:00

調査海域

西海岸柳田(水深10〜28m)

調査形態

調査船に乗船。サビキ・イソメ・ラビット釣り

採集魚類

タイ15尾(MAX17cm)


サイズが2倍くらいだったら大漁なんだけどなあ
昨日はサバ一色、今日はタイ一色



船長の手記
今日は西海岸での釣行と決めていた。柳田か出来島か。前回は出来島だったので今回は柳田に決定。昨日のサバ釣りでエンジンが少し筋肉痛気味だったがまあ気にせず出港。

今日は風も弱く、深場での釣行ができそうだ。まずは景気つけに豆アジを。前回釣れた漁労長御用達のポイントに向かう。
漁労長「あれ?」 私「なんだ」 漁労長「ない!」 私「なにが無いんだ!」
漁労長「黒とオレンジのウキがない! それどころかウキすらないぞ! 反応もない!」
・・・頼りない漁労長に活を入れ、サビキを試してみるが本当にアタリがなかった。

「仕方ない、沖に向かおう」 水深26m。いつものところだ。
漁労長「あれ?」 私「またか!」 漁労長「定置網の向きが変わってる!」
私「気のせいだろ! ・・・と思うがしばらく来てないせいか、前と雰囲気が違う」
そして、何度も転々としたが反応も、アタリもない。ボウズの3文字が頭をよぎる。

最後の手段。キスでも釣ろうと思って買った300円分のイソメに全てを託す。仕掛け投入。すぐに来た! しかしキスとは引きが違う。小ダイだ。2投目、また小ダイ。3投目、なんとフグ!20cmくらいの良型。でもフグは恐いので放流。4投目、針が2本とも無くなっていた。フグの仕業か。

「ジャジャジャーン、フグキラー!」漁労長お得意がでた。しかし針が大きいためかイソメだけきれいにとられる。「貴重なイソメが2匹も無駄に!」 また漁労長に活を入れて、もう少し沖に行ってキス仕掛けでやる。小ダイ、小ダイ、小ダイ・・・あがってくるもの全て小ダイ。親は土曜日はお仕事らしい。タイの世界は週休二日制ではないようだ。300円分のイソメが全て小ダイに変わり、サビキも小ダイ1尾のみでなにも釣れないので、そろそろ終わるかな?

すると漁労長が、「待て! これをやろうぜ!」と取り出したのがラビット。以前から思っていたが、手のひらにちょうど乗る大きさのこのラビット。どう考えても手漕ぎでリールで巻いて使うには大きすぎると思う。釣具屋のオヤジにだまされたか。

漕ぐ。仕掛けを曳く。漕ぐ。曳く・・・・繰り返すこと10数回。曳いているときにガツンと堅いものに引っかかったような強烈な手応えが。ついに来たか! ・・・と思ったのもつかの間、本当に堅い流木が引っかかっただけだった。 ガクッ・・・とりあえず漁労長に活を入れ再開。結局20回以上曳いたのに当たりすらなし。2時間も走り続けエンジンから煙が上がっているので帰港。帰ってきて一言。「疲れたー!」あのリールには200m糸が巻いてあるから200m×20回=4km、イナダをGETするにはまだまだ鍛えなきゃだめだな。

本日のディナーは、昨日釣ったサバのみそ煮と塩焼き、今日の鯛のお頭付きと酢締めとなった。久々にひりひりするほどの日焼け、汗だらだらでのどが渇いた。飯も炊いてない。となれば、ビール! 今晩は漁労長と反省会かな? 調査船に夜のとばりが静かに降りる・・・



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