調 査 野 帳

調査年月日

平成12年4月30日 AM9:30〜PM3:30

調査海域

夏泊双子島(水深17〜40m)

調査形態

NEW調査船に乗船。イソメ餌釣り

採集魚類

アイナメ2尾(40,39cm)
マガレイ3尾(MAX21cm)


今日は心機一転、3代目調査船の進水式!
神様がアイナメ2本進呈してくれました! サンキュー!


船長の手記
 今日は、いよいよ3代目の調査船の進水式。昨日の研修?でうちに帰ったのが10時をまわっていたので、今日は無理せず7時起床。9時半出船とした。

出船場所であるU漁港につくともう釣りらしい人の車が10数台。トレーラーが数台。そして、宇野さんの車も! 「今日こそ海上でごあいさつを!」 今日は車の数を見ても激戦になりそう。だが、今日はのどから手が出るほど欲しかった3代目調査船の初出航! とりあえずその性能を見るということで釣りはまたに機会ということで・・・ 妙に弱気である。

まず、漁港を出るまでで驚いたこと、パワーボートと同じ素材を使っているだけあって、剛性に富む。一番力が掛かるオール付近もかなりいい感じ、自然と速力が上がる。次に乗り心地。これもいい。剛性が要だ。港を出ると弱い風だけどチャプチャプ波が、しかし、このボートは先端がしっかり水面よりあがっているので、小さい波は下にのけていく。しかも硬いので漕ぐ力の分、前に進んでくれる。(以前のだと、力を入れるとオールの固定部分がグニャリと曲がって、漕げなかった。) よし、調査船の性能チェックは終了。あとは釣るだけ!

 しかし、これがすごく難解。水深30、35、37m。水平移動もあわせると午前中で5点くらい調査したのにあたりすらない。エサもそのまま。周りの船を見ても釣れている様子がない。私は新しいとこに行くとまず竿2本とも投げて誘い、1本はそのまま真下に、もう一本は投げていないもう一つの方向に(通常ホタテ養殖が1方向にあるので投げられるのは3方向のみ)投げて誘う。数は望めないけど、いるところなら1枚は釣れるので、レーダー釣法と勝手に名付けている。しかし、エサすらそのまま。もちろんあたりはなし。更に沖を目指した。聞き合わせで重い! ということが2回、しかし2回とも思いは伝わらずヒトデであった。

今日、釣りはじめに船がけっこういたところが水深40mだ。今はいないが船がたくさんいたってことはそれなりに釣れたということ。その中でも見ている限り、釣っていないだろうと思われるところに移動した。双子島の先端とほぼ同じ距離である。手漕ぎで双子島先端をかわすのはもう慣れた。エンジンもそれが当たり前と思っているらしい。

その場所で、置き竿にアタリらしきものが。普段波でボートが揺れるのを利用してもう1本の竿も魚を誘えるようにしてるのだが、一瞬あがるはずの竿先がためらったのを見た。あたりはないがあれは見間違いではない。大物を期待して、適度な早さで聞き合わせをする。 おや?重いぞ。すでに頭の中にはヒトデが、しょうがねえなあとあげようとする・・・しかし、その考えは次の一瞬で一掃された。グググッ!! 糸が出る! 魚が暴れるとドラッグがなり引き込まれる。よりによって小物用のキス仕掛けのほうに、ハリスは1.5号、引きからすると間違いなくアイナメ! しかも大きい! ドラッグを鳴らされながらも無理なく少しずつ少しずつあげて、同時に580円のタモを手元に寄せる。見えた!やはりアイナメ!大きいぞ! ・・・・・・・・・・

 あの歯なら、すれれば1.5号のハリスを簡単に切れる。40cmのアイナメだった。針が唇に突き刺さっていた。飲んでないのがよかった。その場所では、カレイ3枚をGET。すぐ隣に移動。そして隣では、根がかり? いや強烈に引く! またアイナメだ!!! さっきのとほぼ同じ39cm

その後、風が強くなり、今回は新調査船の進水式でもあるし深追いせず終了。きっと神様がこの良型アイナメを3代目調査船の進水式にプレゼントしてくれたんだろう。本当にうれしい。その性能にも満足し、最高の進水式となった。現在、刺身と酒醤油焼きを堪能しながら、この手記を書く。



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