○試験合格体験談 平成21年2月11日更新
1.二級ボイラー技士(昭和44年合格)
私の二級ボイラー技士合格は、あまりにも古いのですが、当時は6ヶ月の実務が必要だったので、就職して半年後に受験しました。
現在発表されている過去問題集を見て合格法を考えてみると、各科目平均60点(4科目合計240点)とればOKなので、(各科目最低40点必要!)
初心者でも知識だけで入りやすい「構造」と「燃料燃焼」は70点を目標、未経験で理解しにくい「取扱い」は60点を目標、一番覚えにくいと思う
(引っかかりやすい)「法令」は何とか50点とることを目標にしたらいいと思います。
どの問題も一通り勉強すると40点はとれそうですが、あと2〜3問とるためには勉強が必要です。
過去問題を見てみると、構造では11項目の関連問題の中からまんべんなく1問ずつ出て、また、前年度の問題と3問程度はかぶっているような気が
します。だから、出来たら過去問題も2〜3年分揃えて見たら良いのではないかと思います。
どの科目も同じ傾向だと思いますが、特に「法令」については(ボイラーの伝熱面積等による区別)とか細かい数字がたくさん出てきますので、全部は
覚えられないので、貫流ボイラーの伝熱面積算定方法とか、温水ボイラーの伝熱面積の範囲とか、過去の問題集に出てきたものだけをしっかり覚えれば
いいと思います。
むしろ覚えにくい細かい数字にこだわるより、間違っても「1問だけだ」ということで割り切って広く浅く勉強したほうが合格には近づくと思います。
短期集中ではなく、毎日少しずつ、同じ問題でも(なぜだろう?)と思いながら何回もやれば理解が深まり、どこかで見たことのある(問題)や(言葉)が
出てくるので落ち着いて受験できると思います。10問のうち4問は間違ってもいいわけですから、解けない問題があってもパニックにならないことです。
2.一級ボイラー技士(昭和46年合格)
私は二級は青森でしたが、一級は満2年がきたらすぐ、秋田の大館市まで出かけていって受験しました。現在の問題は二級よりちょっとだけおくが深い
問題で、二級では出ない計算問題があるということでしょうか。逆に計算法を理解していると必ず出来るということです。(答えは逆算して確認できます)
ブロー量と燃焼計算とボイラー効率の計算ができれば大丈夫だと思います。法規は二級と同じだと思います。
一級のボイラー技士教本を買ってコツコツ毎日の勉強の積み重ねです。(過去の問題集を解いて出題の傾向をつかむのが合格の早道だと思います。)
※実際に重油や灯油焚きのボイラーを運転する場合は「危険物取扱者」乙種四類の免許が必要になるケースがありますので、その勉強も必要になる!
3.特級ボイラー技士(昭和53年合格)
私は一級合格後、ボイラー運転の関係で3回転職しましたが、ずーっとボイラーの運転は続けていましたから、1級に合格して満5年で受験資格を得ると、 翌年すぐに青森で受験しました。(当時は青森で年1回受験できました。)しかし、最初の挑戦結果はあと1問というところで落ちました。
4科目各4問の記述式だったので、「取扱い」の1問が分からなくてダメでした。(そのころは4科目一括合格で、科目別合格はありませんでした。)
翌年(昭和53年)再挑戦して、運良く合格できました。とにかく必死に勉強しました。(今だったら合格できないと思います。) 現在は3年間で4科目合格
すればよくなったので、何とかなるかも?1回とにかく受験して、傾向をつかんでから翌年の問題を予想して(特に構造計算など・・・)勉強しないと・・・
私も1年間は計算問題ばかりやっていました。
4.電験三種(平成13年合格)
平成12年度1課目(電力)合格。 平成13年度残りの3課目(理論)(機械)(法規)合格。 参考図書は、電気書院の「これだけ○○シリーズ」です。
それまでも電気を志した若いときの気持ちを思い出して、時々参考書を出して勉強していましたが、受験まで至らず挫折を繰り返して半ば諦めていました。 でも「3年間に4課目合格すればOK!」と受験制度が変更されたので「また挑戦してみよう!」とスイッチが入りました。
平成8年に買った前記の参考書を引っ張り出して、内容を全部ノートに写しながら、問題も一通りやってから試験に望みましたが、(仙台市東北福祉大学) 力試しのつもりだったので力むことなくプレッシャーもなく受験できました。結果は1科目「電力」のみ合格で、「機械」はあと1〜2問足らず惜しかった・・・
理論も50%位でダメだったし、法規は30%とひどいものでした。でも1科目合格できただけでも上出来で、「あと2年で3科目!」と、何となく手ごたえを感じ ました。また「法規」は改正されていたことに気が付いて(遅い!) 新しい参考書(オーム社の「よくわかる法規」)を買って、試験結果が出た翌日から、残り
の3科目に集中して毎日少しずつ勉強をしました。とにかく仕事の合間にも勉強を続けました。「工事と受験」を毎月買って問題を解く練習もしました。
翌年、また仙台で受験して(東北大学)、今度は運良く残りの全部合格できたことはラッキーでした。3科目とも75%程度だったと思います。とにかく、お金 がかかっているので気合も入ります。(前日からホテルに泊まりますから・・・)それと、高校受験の娘にハッパをかけながら、お父さんとしても、見本を示す ために勉強を頑張れたと思います。1回目と2回目では受験の時の気持ちの余裕?が違うと思いました。雰囲気に呑まれないというか・・・何か違います。
50歳を過ぎると、覚えるより忘れるほうが多くて大変です。 教訓!「若いうちに頑張りましょう!」できたら結婚前。「鉄は熱いうちに打て!」です。
5.熱管理士(平成15年合格)
平成14年度3課目(熱管理概論及び法規)(熱利用設備及びその管理)(燃料と燃焼)合格。平成15年度残りの1課目(熱と流体の流れの基礎)合格。
参考図書は、最初の受験のときは、省エネルギーセンター発行の 最新版「熱管理士試験 直前対策」でした。最初は3年計画のつもりだったので、
とりあえず「直前対策」だけを買って勉強したのですが、ソノ気になってから受験日まで3ヶ月しかなくて「ボイラーで勉強してきたことのレベルアップ」と
再確認だけやって基礎知識の勉強が自分でも不足かな?と思いつつ受験しました。 結果は不安を感じていた1課目だけあと一歩(2〜3問)及ばず、
悔しい思いをしました。受験して感じたのは「直前対策」でさらっと勉強したくらいでは、かなりの難関だということでした。
でも「直前対策」に過去の出題傾向が書いてあったので、ヤマをはるのには、かなり役に立ちましたけど・・・計算問題は、ハッキリ答えを出せないと絶対
できません。少しでも解けたらあとは穴埋め問題ですから、(どこかで見た記憶がある)という程度でも、かなり正解できる確率は高くなると思います。
初めて受験する方(ボイラーの知識がない人)は、省エネルギーセンターの「熱管理士講座」のTからWを揃えて、2年位は一通りじっくり勉強をして理解
しないと「試験対策勉強」程度では合格は困難だと思います。私も2回目は、前年に落とした1課目だけに集中して1年間、最初から勉強しなおして自身を
持って望みましたが、それでもかなり(ひっかかりそう)になりました。(問題)を数多く解くよりも、内容をはっきり(理解)していないとなかなかマグレでは合格
できないと思います。
6.電気管理士(4課目中 H16年度3課目合格。H17年度不合格。H18年度入院。H19年度エネルギー管理士研修修了)
平成16年度は初めてインターネットで受験申し込みしました。これは思ったより簡単で拍子抜け。手ごたえが無くて受験票が来るまで不安でした。
参考図書は省エネルギーセンター発行の「最新版電気管理士試験 直前対策」と「電気管理士試験模範解答集」です。
2年前に、以前合格した友人から電気書院発行の「電気管理士合格テキスト」全4冊と模範解答集を借りたのですが、パラパラと見たら分からなくて
メマイがしたのと、先に「熱管理士」に挑戦したのでそのまましまっておいたのですが、熱管理士に合格した翌日から、今度は電気管理士を目指して、
もう一度本を出して見ましたがやはりメマイしました。「始めから全部やるのはとても無理!」と考え、3年で合格を目指して上記の参考書2冊を購入し、受
験課目も絞って、例えば「自動制御」をやめて「情報処理」とか、あと「電気化学」と「電気加熱」に絞りました。(とても全分野を勉強する余裕はありません。)
受験結果は、3課目(法規)(基礎)(設備及び機器)合格できましたが、(情報処理)の問題なんか新しいのが出ていて、最新の参考書で最新情報を勉強
していないとダメと感じました。不合格は「電力応用」でした。特に「電動力応用」の(計算問題)がほぼ全滅で私の参考書は全く役に立ちませんでした。
ヤマも見事にハズレて、これが致命傷!何のための「直前対策」か?と参考書に八つ当たりしたくなりました。
最初から「電気化学」と「電気加熱」でカバーする作戦だったのですが64問のうちあと4つ正解が足りませんでした。正直言って午後の課目はオジさんには
体力的に限界です。(頭がボーっと熱くなってきます。)あとで問題を見たら4問は正解が分かりましたので、フツーにやれたら合格だった?やはり魔物がい
たか、運がなかったか? まあ、受験ってそういうところがあるということでしょうか・・・翌年は「電動力応用」の問題も、一番苦手な「送風機」の問題は出な
いことを期待して勉強をやり直しました。それと体調管理にも気をつけないと!(試験会場で痛風のため足を引きずって杖を使おうか?と思ったくらいです)
「来年は何とかなるだろう」と、気楽に気張らずにコツコツと勉強しました。
○平成17年度も残念ながら不合格でした。たぶん「電気化学」の単純ミス2問が命取り?相変わらず「電動力応用」がだめで「直前対策」には全く掲載されて
なくて過去問題にも出たことのない問題が出ました。そのため今度は「試験講座4」を購入して勉強しました。
○平成18年度は受験申請手続きをしてたのですが、6月から8月まで体調をこわして入院したので受験できませんでした。法律が変わってエネルギー管理士
一本になったため、特別講習を受講する選択もありましたが、熱管理士と電気管理士の両方合格したかったので受験するつもりだったのですが、入院した
ので講習も試験もどちらもダメでした。
7.エネルギー管理士(平成19年特別講習修了)
平成18年は入院で受験がすべてダメになったので、翌年5月に仙台で特別講習を受けて修了試験を受けました。もともと電気管理士を受験するつもりで
勉強していましたので修了試験は比較的楽にクリアできました。これから受験される方のために参考になることといえば、過去問題で傾向をつかんでから
勉強すれば早道ですが、問題傾向が毎年少しずつ変化しているので、常に「最新の情報に関する勉強」が必要ということです。(今後は機械、電気両方
の基礎知識が必要なので勉強大変だと思います・・・)
8.給水装置工事主任技術者(平成20年合格)
平成17年から、異動で(上水道)の仕事をやるようになったので、3年間の実務経験により受験資格が得られることが分かったので、会社では仕事の傍ら 「水道法」等の法律や「維持管理指針」等の技術書で勉強を続け、平成20年2月にオーム社の「給水装置工事試験完全回答」を買って、過去8年の問題を 勉強しました。これで問題傾向も含めて自信を持って受験できました。10月26日に仙台市の「夢メッセみやぎ」で受験しましたが、広いフロアで千人以上 が同時に受験するのは独特の雰囲気でした。還暦近いオジさんはさすがに少ないようでしたが資格試験というのは「1番できのいい人から何人合格」では ないわけですから自分のベストを出せればOK!という気持ちで臨むことができました。試験は(公衆衛生概論3問)(水道行政7)(給水装置工事法10)
(給水装置の構造及び性能10)(給水装置計画論5)(給水装置工事事務論5)(給水装置の概要10)(給水装置施工管理法10)の8課目で70%が合格 ラインで、最初の(公衆衛生概論)の過去問にない問題にはヒヤリとさせられましたが雑学の蓄積がモノをいってうまくクリアして合格できました。
今度の受験は仕事に直結していたので、職場の同僚からの目に見えないプレッシャーが大きかったです。「落ちるわけにはいかない!」というプレッシャー
です。でも私はわざと「受験します!」と公表して自分の励みにしました。そのおかげできっちりと勉強でき(密かに満点を狙ったのですが)引っかかって
8問間違えました。(根拠のない自信は何の役にも立ちません。)「後悔しないように