第1回例会(’00.04)

オフサイド結成会は、六ケ所村泊の教員住宅にて行われた。
活動内容や今後の方向について話し合ったのだが、
前川娘(当時1歳4ケ月)のだっこ攻撃 で、前川は鼻の下を伸ばしっぱなし。
雰囲気ぶち壊しであったが、何とか、以下の(1)〜(3)について確認。

(1)お互いの実践を文書にて検討する。
(2)その際、単なる賛辞・批判に終わらないよう、代案をもって意見交換をする。
(3)月1回程度の例会を行う。ただし、メールでの情報交換は随時行う。
(4)夏休みまでにホームページの立ち上げを行う。

しかし、(4)ホームページの立ち上げ については、寝耳に水。
「どうしてもやんなきゃだめ? それだけはパスさせて。」
ホームページに関しては何か恥ずかしさが先に立つ前川であった。

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第2回例会(’00.05)


第2回例会は、三沢市の養老の滝で行われた。
またもや、奈良さんにホームページ作成の件で口説かれ、
「とりあえず今は、質より量なんじゃないかな?」
の一言に、
「それなら何とかなるかも…。」
と、思わずぐらぐらっときてしまう。

楽しい時間ではあったのだが、車で来た2人は、当然のことながらお酒は飲めず。
でも、30過ぎた大人2人が、居酒屋でウーロン茶飲みながら、
「あ〜でもない、こ〜でもない。」
と、熱く熱く語っている姿は、はたから見たら、かなり変なやつらだったに違いない。

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第3回例会(’00.06)


前回の例会で、ついに前川もホームページを作ることとなった。
今回は、六ケ所村立泊小学校の前川学級でホームページUP講座 である。

しかし、ここで前川は、物覚えの悪さとタイピングの遅さ、
そして、どうでもいいところに凝る性分を遺憾なく発揮してしまったのである。
そのため、この日は、トップページを作っただけで終了。
しかし、それにも関わらず、
「ま、大体分かったような気がするから、後は何とかなるだろう。」
と、かなりいいかげんな男である。

その後、近所の『おけさ』(おすし屋さん)で前祝い。
奈良さんも、今回は奥さんに送ってきてもらったということで、2人で生ビールで乾杯。
かなりいい気分のところでメイク・ア・ウィッシュ を紹介され、読み進むうちに思わず涙。
30過ぎた大人2人が、赤い顔して目頭をおさえている姿は、
やっぱりはたから見たら、かなり気持ち悪いやつらだったに違いない。

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第4回例会(’00.07)


2人で仙台のインターネット会議 に参加。
周りの先生方のパワーに圧倒されっぱなしであった。
「やっぱり、こないだ作ったホームページは見にくい! しかも、使えない! 内容スカスカ…。」
と強く感じさせられたのである。

会議も熱かったが、この日はまた異常に暑い日だった。
「新幹線の時間までビールでも…。」
ということになり、駅ビル内の飲み屋さんへ…。
ところが、店員さんの、
「生ビールじゃなくて、発泡酒になるんですが…。」
の声に、2人ともがっかり。
「何で飲み屋に生ビールがないんだ!」
涼みに入ったはずなのに、ますます熱くなるビール好きの前川であった。

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第5回例会(’00.08)


例によって、2人で北海道授業上達セミナー に参加。
各講座を聞き、「なるほど。なるほど。」の連続。
「漢字スキルや計算スキルの使い方ってこうだったの?」
使い古しの言葉ですが、まさに目からうろこ。

2人で初めてパーティーにも参加。
円卓にすわると、同じテーブルに向山先生が…。
隣りの席にも、あの青坂先生が…。
「うわ〜、めちゃくちゃ緊張する!」
と、びびりまくる前川。
青坂先生は、びびっている前川に気を使ってくれたのか、
優しく、いろいろと話しかけてきてくれたのである。
「お姫様理論」や「AV理論」などなど、
楽しくて、しかもなるほどねと思うお話をお聞きすることができたのであった。
「教室の子ども達も、おいらと一緒にいるとこうなのかな?」
と本当に、ツーウェイ読者の欄に書いてあるようなことを考えてしまったのである。

そんなこんなの、札幌3泊4日だったのだが、実は2人ともマッサージ好きということが発覚。
足裏マッサージにはまってしまったのである。
青森県内にもないのかな? 足裏マッサージ?

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第6回例会(’00.08)


第6回の例会は、夏休みを利用して奈良邸でホームページ改良&TOSS−LANDへの登録講座 となりました。
奈良さんの書斎に、それぞれのパソコンを置き、ザ・ハイロウズ なんかの曲(前川の趣味)を聴きながら、それぞれの作業に…。
 前川 : 「奈良さん、奈良さん、これってどうやんの?」
 奈良 : 「ああ、それ? それは、こうするといいよ。」
 前川 : 「ああっ!そうか!俺ってバカ…。」

などという会話をしつつ着々と作業は進行していったものの、いいかげんそういう会話もなくなり、互いの作業に没頭…。
「最近の小学生って一緒の部屋にいても、一人はファミコンして、一人はマンガ読んでって言うけど、きっとこんな感じなんだろね…。」
と大笑い…。でも、やっぱり、知ってる人から学ぶことは大切でした。

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第7回例会(’00.09)

第7回の例会は、第1回 鍛える国語教室in津軽 への参加。
会場でじょっぱりの黒滝先生、野崎先生、高松先生とお会いしました。
「あ、どうも、初めまして、前川です。」
などと、緊張しいなもんで、そんなことしか言えなかったんですが、
「え! 黒滝先生ってこんなでかいの? う〜ん、かっこいいなあ。」
「あ、野崎先生っておもしろそうな人だとは思ってたけど、実物も…。」
「あ〜、高松先生って、ソフトクリームのHPの人か…。」
などと、心の中では、そんなことを考えていました。

実際にお会いして見ると、HPやMLで受ける印象と一致したりしなかったりで、やっぱり会ってみるっておもしろいもんだなあと思いました。
じょっぱりの方々については、奈良さんも、
「この前の合同サークル、すんげーおもしろかった。ほんと、おかしかった。」
なんて言うもんだから、参加しなかった前川としては、すごく損した気分でした。
じょっぱりの皆さん、また、合同サークルがありましたら誘ってください。

肝心の第1回 鍛える国語教室in津軽 の方ですが、授業・講演ともに「すごい!」「おもしろい!」「参加してよかった!」という感じでした。
(子どもの日記みたいな感想で、恥ずかしいのですが…。)
「何でも、本質を考えることは大切だ。」
「子供の引っかかりそうなところを発問で確認する。」
という話があったのですが、そんなことを考えたことのない前川にとって、反省の機会となったことは言うまでもありません。
非常に刺激的でした。

その後、近所のスパゲッティ屋さんでお互いの実践について話し合ったのですが、
相変わらずの奈良さんのがんばりぶりに、改めて「ついていくぜ!」と思わされた前川でした。

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第8回例会(’00.10.14)

「第3回環境・エネルギー教育シンポジウム」で、奈良さんが実践発表をする。
「これはぜひ、見に行かねば!」
と思っていたものの、
「休みの日ぐらい、娘と遊びたい!」
という誘惑に負け、結局前川は不参加…。
松橋先生や「じょっぱり」の方々も参加してたのに…。
奈良さん、バカ親なおいらでごめん…。

 シンポジウム終了後、会場で奈良さんを探していたら、松橋先生が
「ま・え・か・わ・せ・ん・せ〜い!」
と(?)、走って来てくれました。
相変わらずいい人で、相変わらずおしゃれで、相変わらずパワフルで、相変わらず忙しそうでした。(密かに松橋ファンです。)

第8回例会は、
「シンポジウムで六ケ所に行くから、その時ついでに…。」
と、シンポジウム当日に、会場隣りの六ケ所村立図書館と、その近くの居酒屋とで行われました。

奈良さんは相変わらず燃えてました。(特に算数に…。) 
聞くところによると、「また、向山型算数教え方教室の原稿を書かなければ…。」ということで、
「量の単位とはかり方」の単元の実践を持ってきてくれました。
「そうなんだよ。自分ではテンポよくやってるつもりなんだけど、ただの一問一答式の授業になってるんだよな…。」
と、閉館間際の静まり返った図書館で、たった2人で盛り上がってしまいました。

その後、居酒屋に場所を移して前川の国語の実践について検討したり、名古屋会議の話を聞いたり、メンバー募集の話 をしたり…。
終いには、前川のグチまで聞いてもらったり、持ち上げてもらったりして、最近落ち込みがちだった前川は、かなり元気を取り戻しました。
サークルに意外な効能があることを発見すると同時に、
「奈良さんって、なんていい人なの! 好きよ! 好き好き!」
と、密かに奈良マニアになった前川でした。(笑い)

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第9回例会(’00.10.28) 
「じょっぱり編」


この週、奥さん方のじいちゃんばあちゃんから、
「いつ、なっちゃん(うちの娘)に会えるかな…?」
との電話が来ていたため、27日の夜、奥さんの実家へ。
次の日(28日)の朝、メールをチェックしていると、奈良さんから、
じょっぱりに参加するから、よかったら行かない?」
との情報が…。
前回参加できなかった前川は、鼻息も荒く、
「行く、行く、行く。何が何でも行くから、送り迎え頼む!」
と、5秒後には奈良さんに電話していました。

奈良さんと待ち合わせて、黒瀧先生のお宅へと向かったのですが、前川がとんでもないナビゲーションをしてしまいました。
知らないうちに住宅街に入り込んでしまい、気がつくと、ここはどこ…?

黒瀧道場では、すでに木津先生の実践(社会)を検討していました。
「おおっ、木津さん、久しぶり! そう言えばこの前、八戸のラピアの駐車場で、奥さんと娘さんに会ったぞ!」
なんて、声をかけられる雰囲気ではなく、けっこう緊張感が…。
そして、隣の部屋からは、黒瀧先生の娘さんのはしゃぎ声が…。
ん〜、何かよく分かんないけど、じょっぱり恐るべし!

それにしても、レポート検討の早いこと、早いこと。
野崎先生のちゃかし?を初め、田中先生、木津先生、金沢先生、寺田先生、黒瀧代表、宮崎先生からのコメントが次々と続く。
「おおっ、すげぇ。これぞ、サークル!」
と思うと同時に、
「うちにも、こんなふうに斬ってくれる人がほしい!」
と思う前川でした。
オフサイドではただ今、メンバー募集キャンペーン実施中 です。

個人的には、金沢先生の模擬授業(道徳)がおもしろかったです。
「奈良さんには悪いけど、『じょっぱり』にもついて行きたいぜ!」
いつの間にか、すっかり『じょっぱり』にもなじんだつもりの前川でした。

レポート検討の後は、いろんな方面の話題で盛り上がりましたが、思わず出た前川のそれは私です発言 に、奈良さんは真っ青…。
(実は今まで、奈良さんにも言えず…、本当に申しわけないっス…。)
その後も本当にあったこわい話模擬授業対決法則化解散の記念イベントといった話題でかなり盛り上がりました。

しかし、この日前川が一番親しく(?)話したのは、黒瀧先生の娘さんでした。
うちの娘より半年くらい年上とのことでしたが、かわいいの何の…。

じょっぱりは非常に楽しかったです。ぜひ、また参加させてください。

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第10回例会(’00.11.04)

第10回例会は、東北町乙供の喫茶店で開かれました。
先日のじょっぱりで刺激を受けちゃったのか、この日も熱い奈良さん…。
まさに、野崎先生言うところの
“野武士”そのものでした。

奈良さんの持ってきたレポートは、豪華2本立て。
社会科の「太平洋戦争をどう教えるか」の授業の覚書と、「向山型算数教え方教室」の原稿でした。
適当に歴史の授業を終えてしまった前川の感想を一言で言うと、
「セニョリータ、もっと早く会いたかったぜ…。(涙)」


社会科の授業の覚書は
黒船の授業」の追試ということでしたが、何より奈良さんが持ってきた資料(本)に圧倒されてしまいました。
「いや、『社会科は資料だ!』って、本当だなあ。」と再確認。
テーブルの上の資料を読んでいくうちに、
「石油の全面禁輸? ハル・ノート? ふざけんな、アメリカ!」
と、思わず前川まで熱くなる始末。
どんな授業になるのか、本当に楽しみです。

前川は、相変わらず国語の
エネルギー消費社会」の覚書を持参。
「う〜ん、答え(まとめ)の文は、これでいいのかな?」と、相変わらずの自信のなさ…。
かぜ気味で頭がボ〜っとしていたこともあり(?)、
「まあ、これでいいことにしておくか?」
なんて、相変わらず適当な教材研究ぶりが光っていました。
どんな授業になるのか、本当に不安です…。

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第11回例会(’00.12.08)


第11回例会は、じょっぱり黒瀧道場 への参加になりました。
この日は学校の分掌会議があったため、1時間ほど遅れて黒瀧道場に到着。
それぞれのレポート検討は終わっていて、もうみなさんお酒が入っていました。

みなさんに
、前川の持参した
エネルギー消費社会のレポートを渡したとたん、
「これはちょっと、まずいんじゃない? やっぱり、まずいでしょ?」

と、宮崎先生がニヤニヤしながら(?)一言…。
ちなみに、前川は現在、
県内まずいよランキング第一位。(というか、トップ独走中。)
「また、やっちゃったか?」の思いに、「シェー!」のポーズで固まる脳みそ…。
宮崎先生がニヤニヤしながら(?)説明してくれたのですが、前川の脳みそは「シェー!」のポーズのまま、復旧のめどさえつかない状態…。
「どうやら、レポートの中身がまずいのではなく、別な意味でまずいらしい…。」
ということはかろうじて分かったものの、まだ頭の中は混乱したまま…。
そこへ、追い討ちをかけるように、
「でも、六ケ所村でこれをやっちゃうんだから、すごい!」
「しかも、それを
法則化 のサークルに持ってくるところがすごい!」
「さすが前川さん。こわいものなしだな!」
という、みなさんのお褒めの言葉(?)により、更に頭の中が混乱…。

その後
法則化20世紀最後のイベントin青森の話になり、
オフサイドでは、奈良さんと前川のどちらが「模擬授業」をやるかの話に…。
前川は、「いやよ! いやいや! それだけは、絶対にいやよ!」ミサイルを奈良さんに発射。
奈良さんも奈良さんで、「『いやよいやよも好きのうち』って言うじゃん」ミサイルを前川に…。
結成1年足らずで、早くもオフサイド崩壊の危機が…。
ここで
毛沢東奈良さんと周恩来前川の間の雰囲気を察したのか、
「じゃあ、オフサイドの枠を2つにしよう!」
と、宮崎先生が一言…。
ありがたいというか、一番恐れていた(?)一言により、からくもオフサイドはサークル崩壊の危機から生還を果たしたものの…。
「2つということは、
奈良さんも前川も、1つずつ模擬授業をするということらしい…。」
この夜
嵐を呼ぶ男?(呼びたくないんだけど…。)前川の脳みそは最初から最後まで、「シェー!」のポーズで固まったままでした…。

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第12回例会(’00.12.25)

いよいよ明日は、法則化20世紀最後のイベントin青森という日。
明日の模擬授業案について、2人で検討することになってはいたのですが、前川はこの期に及んでなお授業の流れが決まっていない状態。
今日まで2週間以上、何をしていたのかといえば…。
「卒業アルバムの原稿を業者さんに渡してからでいいか…。」
「通信簿が終わってから考えればいいか…。」
「冬休みに入ってからでも、何とか間に合うだろう…。」
「23日の結婚式と、24日の結婚式が終わってからでもいいだろう…。」
ただ単に、ズルズルと解決を先延ばししていただけである。
実は、前川はこの日、
「あわよくば、奈良さんに授業の流れの1つも考えてもらおう…。」
というよこしまな気持ちを胸に、三沢市のむうみんに向かって車を走らせていたのである。

「今日はお勉強ですか?」
情けない顔をして新字源をめくりつつ、奈良さんを待つ前川にむうみんのお姉ちゃんが一言…。
何を隠そうむうみんのお姉ちゃんと前川は、
育児友の会 の同士である。(ウソ。) 
むうみんには、独身時代からよく、マンガ本を読みに行かせてもらっていたのですが、
さすがに、当時はマンガを読むだけで、お姉ちゃん達との会話はありませんでした…。
しかし、1年程前、うちの奥さんが美容院に行っている間、ヒマつぶしにうちの娘(当時1才ちょい)とむうみんに行ったところ、
むうみんのお姉ちゃん達にも、たまたま同じ年頃の子どもがいたために、それをきっかけに話をするようになったのです…。
ここで、前川は何が言いたいのかというと、
「前川はむうみんのお姉ちゃんのファンでもある。」
ということが言いたいのです。
(ちなみに
育児友の会 も、前川の中ではしっかり結成されています…。)

まずは、奈良さんの
英語(総合)の授業案の検討から…。
校内研での自分の研究授業をもとにしていることもあり、けっこう手堅い構成。
唯一の心配は、「早く終わっちゃうんじゃない?」ということくらいでしょうか…?
(ただ単に自分の授業が心配で、代表の授業について深く考えてなかったという話もありますが…。)

それに対して、前川はといえば、授業の流れが決まっていないこともあり、
「集まってくれた人に、『金返せ!』とか言われたらどうしよう…。」
「模擬授業で学級崩壊 しちゃったらどうしよう…。」
と、かなり情けない状態…。
しかし、奈良さんからアドバイスをもらい、ようやく光が射してきたような気が…。
やはり、代表 の肩書きはだてじゃない。
それにしても、希望 というものが、こんなにも大切なものだったとは…。
いつの間にか、前向きな気持ちを胸に六ケ所村へと車を走らせていた前川でありました。

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『法則化20世紀最後のイベントin青森』編(’00.12.26)


模擬授業1(英会話) 奈良満先生
模擬授業1は、奈良さんの「Hello!」のあいさつで幕を開けた。
まあ、それはいいのだが、奈良さんの「Hello!」のあいさつは、「おぬし、いきなりハローとは何事ぞ!」というか、
「何でそんなに元気なんだよ!」というか、とにかく、参加者全員を一瞬当惑させてしまうような「Hello!」であったことは間違いない。
初めは、「お代官様、勘弁してけろ。おらたちには、英語のあいさつなんて無理だ。」という雰囲気もなきにしもあらずだったものの、
みんな次第に奈良さんのペースにはめられ、気がつくと、駅前留学中のあやし気な集団のできあがり…。
「さすがはオフサイドの代表…。」というか、「恐るべし奈良マジック…。」というか…。
とにかく、参加者を無理やりにでものせてしまう迫力があったことは間違いない…。

その後、「ABC Song」の練習から、フラッシュカードを使った色の呼び方の練習へ、
その後も、基本となる文型の練習から、そしてまた「ABC Song」へと、怒涛の攻撃…。
さらに、フラッシュカードを使ったスポーツの呼び方の練習から、またまた基本文型の練習へ、
そして、「じゃんけんゲーム」へと、あたかも暴走する機関車のように授業は進んでいく…。
指示がすべて英語であるため、徹底されていなかった部分もあったように感じたが、
変化のある繰り返しで構成されているためか、自分が何をやればよいのかが
けっこう分かりやすく、楽しい授業だったのでないでしょうか?
(前日の検討会で前川が授業の流れを把握していたため、という話もありますが…。)

「テンポとリズム」、「変化のある繰り返し」、そして「授業にかける迫力」、ぜひ見習いたいと思いました。

模擬授業2(環境教育) 木津淳一先生
模擬授業2は、木津先生の登場である。
木津先生と言えば、宮崎MLでおなじみのかなりディープでマニアック?な本を紹介してくれている、あの木津先生である。
「黒瀧道場」での『日清・日露戦争』の実践紹介からも、そのコア?な一端がうかがわれる。
「きゃー! 木津先生、どんな模擬授業してくれるのかしら? 楽しみよ!」
「でも、あんまりディープで、あんまりマニアックだったらどうしよう?」
「うーん、困っちゃう…。でも、それはそれで、けっこういいかも…。」
前川の頭の中で始まったおバカな会話からも、前川の期待の大きさが分かるであろう…。
この時、前川の心の中は、いい意味での『怖いもの見たさ』でいっぱいであった…。

授業は、「ペットボトルのリサイクルは、資源やエネルギーの無駄づかいである」ことを、
事実や具体的な数字をもとに、一つ一つ証明していくものであった。
「ペットボトルをリサイクルするか、燃やすかっていったら、やっぱリサイクルでしょう!」
という、前川の根拠のない思い込みは、音を立てて崩れていくこととなった。
同じように感じたのは、きっと前川だけではなかったはずである。
「じゃあ、リサイクルがだめなら、どうすればいいだ?」
「んだんだ。ペットボトルとか燃やすと、ダイオキシンが出るっちゅうでねぇか?」
「ダイオキシンが出るのを覚悟してでも、燃やした方がいいっちゅうだか?」
と前川の頭の中で、再びおバカな会話が始まったところで、惜しくも時間切れ…。
最後まで授業をうけたいと思っていたのは、前川だけではなかったはず…。

「資料収集のアンテナの高さ」、そして「解決の方向を示すことの大切さ」、勉強させていただきました。

模擬授業3(漢字文化) 前川善治
模擬授業3は、いよいよ前川の登場。参観日以上の緊張感と焦りが前川を襲う…。
「いったい、どうしろっちゅうだ? 授業の流れが頭に入ってねぇだよ…。」
「やっぱしあん時、オフサイド脱会した方がよかったんだベか…?」
「しょうがねぇ。こうなったら、指導案見ながらでもやるしかねぇべ!」
「指導案見ながら授業するなんて、おめぇには、プライドっちゅうもんはねぇのか!」
「しょうがねぇべ、背に腹は変えられん…。しょうがねぇ、しょうがねぇだよ・・・。」
圧政に苦しむ農民のような葛藤を抱きつつ、模擬授業3は始まったのであった…。

肝心の模擬授業の方はといえば、「左」「右」「有」「友」「改」といった、「手」に関係のある5つの漢字を扱った、漢字文化(もどき)の授業でした。
漢字文化もどきではありましたが、前川にとっては、かなりの満足感がありました。
「指導案見ちゃったけど、まあいいか!」、「やるだけやったんだもん!」という感じでした。
(この辺で満足しちゃうところが、腕が上がらない原因という話もありますが…。)

授業後、参加してくださった方々からコメントをいただき、とてもうれしく思いました。
本人が気づかなかったことをたくさん書いていただいて、とてもありがたく思いました。
幸い、「金返せ!」とか、「つまんなかった!」という類のコメントはなかったので、本当に安心しました。
模擬授業をめぐりサークル崩壊の危機もあったものの、今ここに、オフサイドは一つの峰を超えた…。
じょっぱりのみなさん、模擬授業に付きあってくださったみなさん、本当にありがとうございました。

模擬授業4(向山型算数) 田中慶之先生
最後の模擬授業は、田中先生の登場である。
この大雪の中を、わざわざ八戸から青森まで、あの「みちのく自動車道」を通ってやってきたという、その情熱には、本当に頭が下がります。
しかし、神様もわざわざイベントの日を選んで大雪を降らせることもなかろうに…。
「神は常に、人間が耐えうるだけの痛みを与える。」とは、誰の言葉であったか…?
要するに、田中先生初め、会場に集まった参加者は、かなり我慢強いということであろう。
この日の参加者が我慢大会に出場したら、上位を独占するであろうことは想像に難くない。

話が横道にそれたが、授業の方はといえば、「割合」の導入部分を扱った向山型算数の授業…。
それにしても、気持ちがいい。何というか、ゆったりと、流れるように授業が進んでいくのである。
田中先生の言葉づかいも、非常にていねいで温かい。桃源郷というか、ビール飲んだ気分というか、
あのエルヴィス・プレスリーに、耳元で甘く「ラブ・ミー・テンダー」を歌われている気分というか、
とにかく、前川がそういう幸せな気分というか、雅やかな気分にさせられてしまったことは間違いない。
「おおっ、これがあの『ツーウェイ』等でおなじみのテンポとリズムでおじゃるか?」
「う〜む、まろの授業は、ただ慌しいだけでおじゃったぞ!」
「まさに目からうろこでおじゃる。これぞライブのだいご味や?」
模擬授業を受けながら前川の頭の中で、おじゃる丸が盛んに驚いておりました…。

「テンポとリズム」、そして何より「参加者(子ども)に対する温かさ」、勉強になりました。

模擬授業検討
模擬授業検討は、あの宮崎俊哉先生の司会である。
前川は、宮崎先生が好きである。念のため、誤解のないように言っておくが、あっち方面の、そういう意味での「好き」ではない。
まだ宮崎先生とお酒を飲んだことは2回しかないのだが、飲むたびに出てくる話題がある。
「青森県で講座…。」の話しかり、「講師にも…。」の話しかり、「同じ本を…。」の話しかり、
前川は、同じ話を何度(まだ2回だけですが…。)聞いても、その度に楽しいと思ってしまう…。
聞きながらいつも思う…。「話しながら『同じ話』が出てくるのは本物の証拠だ。」と…。
宮崎先生の話には「ぶれ」がない。その場でとりつくろった話は、雰囲気が違うと別の話になってくる。
何度話しても芯がぶれないというのは、土性骨ができているである。
模擬授業検討を待つ休み時間、土性骨のできていない前川は、「どぅしょうかね…。」と、
不安な気持ちで検討会が始まるのを待っていたのであった…。

検討会では、授業技術教材(ネタ)の観点から、それぞれの模擬授業について検討された。
初めのうちは、「グリコカレーの王子様」のような、マイルドな意見も出されていたものの、
次第に「LEE」(みなさん、知ってます?)の10倍、いや20倍のような、辛口の意見も…。
それにしても、やはり法則化の先生方の検討会である。斬るべきところは、ばっさりと斬る。
しかし、それが妙に気持ちいい。よく耳にする言葉ではあるが、一言一言がストンと納得できるのである。

さまざまな角度からの意見を聞くことができて、大変参考になりました。

講座1(向山型数学実践講座) 一戸佐登史先生
講座1の担当は一戸先生である。一戸先生とくれば、やはり「向山型数学」である。
また、一戸先生といえば、宮崎先生の講座(講演?)を熱望していた一人である。
先日の黒瀧道場では、一戸先生からその話が出るたびに、
「前川の模擬授業枠だったら自由に使っていいっスよ。というか、ぜひ、お願いします!」
という言葉が何度も口から出そうになったのですが、さすがに、奈良さんだけでなく
じょっぱりの方々にも怒られそうだったので、口には出せずにいた前川でした…。
来年のイベント(’01,12,29予定)では、宮崎先生の講座(講演?)も期待しています。

講座は、「向山型数学とは」についての飄々とした解説から始まった。
続いて、ウォーミングアップとして、『1から6までの数字を使った引き算』の問題が出された。
前川はやっぱり、ものの見事に引っかかりました。
「恐るべし向山型算数!」というか、「奥が深い!」というか、「ただ単に前川が浅いだけ!」というか…。
(後から聞いた話では、野崎先生は、講座の最後の方までずっとこの問題を考えていたとのことでした…。)
続いて、演習1へ…。
飄々とした雰囲気の一戸先生であるが、さすがに理論的である。
「ほほう!」と感心しつつ、演習2へ進むと、思わず耳を疑いたくなるような言葉が一戸先生の口を突いて出てきたのである。
何と、『二次方程式と因数分解』の導入(3分〜5分間)の授業プランを、3分で立てろというのである。
しかも、そのできたてホヤホヤの授業プランで、この場で模擬授業をしろというのである。
「飄々とした顔して、この人は何てことを言うんだぁぁぁぁぁ!」
しかし、まだ教材と格闘している前川をよそに、本当に模擬授業をする先生がいたのである。
「何でもう授業ができるんだぁぁぁぁぁ? 手を挙げてるのは、どこのどいつだぁぁぁぁぁ!」
と、自分のデキの悪さを棚に上げて、怒りすら覚えていた前川の前に颯爽と現れたのは、
八戸から参加の田中先生と、何を隠そう、我がオフサイドの奈良さんであった…。

何というか、本当に向山型数学(算数)の奥の深さを思い知らされました。

講座2(これだけは知っておきたい手話の授業) 松橋幸子先生
ついにイベントの最後を飾る、講座2が始まろうとしていた。
満を持して、松橋先生の登場である。
松橋先生はいい! 以前も書いたが、前川は「松橋ファン」である。もう、すべてが「いい!」のである。
この日前川は偶然にも、会場最前列の中央の席に座っていた。言うなれば、アリーナ席である。
「講座中、目が合っちゃったらどうしよう…?」とか、「講座中、指名されちゃったらどうしよう…?」という、
乙女のような恥じらいを胸に、講座2の開始を待つ前川であった…。

松橋先生といえば「ボランティア」、それもやっぱり「手話」である…。
ということで、「ろう者にまつわるQ&A」から講座は始まった。しかし、このQ&Aがけっこう難しい…。
「松橋ファン」として、しかも「アリーナ席に座る者」として、意地でも好成績を上げたかったのだが…。
その後も、松橋先生の軽やかなトークで、テンポよく、次々と講座は進んでいく…。
講座の中で、実際に簡単な手話を教えてもらい、参加者全員、手話に挑戦…。
 松橋先生 : 「バレンタインデー。」(と、言いつつ手話…。)
 全   員 : 「バレンタインデー。」(と、言いつつ手話…。)
 松橋先生 : 「がんばって。」(と、言いつつ手話…。)
 全   員 : 「がんばって。」(と、言いつつ手話…。)
しかし、この場面は、かなり宗教的というか、傍から見たらかなり怖い場面だったのではないでしょうか?
みなさんの「人に見られたくない場面ランキング」の上位にランキングされてはいないかと心配です…。
(前川は「松橋ファン」だし、「松橋教」に入信していることもあり、全然平気なのですが…。)

「世の中には知らないことがまだまだある。」ということを思い知らされた講座でした。


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