作品紹介・活動
| プロポーザル結果 |
| 先般、青森県が発注する公共事業のプロポーザルが一般公募され、私たちはそのうち2物件に応募しました。 1つは八戸市白銀台団地県営住宅で、もう1つは八戸港湾公衆トイレ休憩施設です。どちらも1次審査を通過し、2次審査のヒアリングへと進みました。 結果は、トイレ休憩施設のほうは最優秀者に次ぐ優秀者に選ばれました。 白銀台団地は1次審査の時点では最高得点を得ながら、2次審査で惜しくも優秀者には選ばれませんでした。 はじめての一般公募プロポーザルへの参加でがんばったのですが、慣れないヒアリングや準備不足などまだまだ自分の力不足を思い知らされました。しかし、良い経験になったしこれからもどんどんコンペやプロポーザルに参加して自分を磨いていこうと思います。 もう建築設計者を入札という金額のみで選定することはやめて、案や人で選ばれるようになることを願うばかりです。 ※上記の結果は県庁HP建築住宅課営繕のページに掲載されています。(設計プロポーザル) http://www.pref.aomori.jp/kenchiku/eizen/index.htm |
| 活動報告 | 社会参加 |
さんのへ大工の里づくり
今、地元青森県三戸町で商工会連合会による提案公募型地域活性化事業として『さんのへ大工の里づくり』という事業がはじまり、ワーキング委員として参加させてもらっています。
三戸町は古くから大工さんが多く活躍した町で、近隣町村のみならず中央に出稼ぎしたりしてその評価は高い。勤勉でまじめな大工さんが多く、うでも良いと評判なのである。
しかし、近年の不況と大手業者の進出や、後継者不足といった波に押され後退気味なのはいなめない。そこでなんとかして大工さんがもっと活躍できるような町になってほしいということで、今度の事業が始まったのです。
7月からの会議で始まったばかりなので、今後この活動の報告をしていきたいと思います。
1999/8/3
第二回の委員会では、人材育成の部会と企業体質改善部会に別れて意見が交わされました。
人材育成では、地元の南部工業高校と職業訓練校や事業所の間で、体験学習や文化祭や地元祭典での作品発表、相談室の開設などの策定が行われました。
学生などとの交流から、現場サイドも意識改革が促進され、学生もまた現場に触れることで理解を深めようというものです。
企業体質改善では、アンケートによる実態の把握、現場見学会の実施、建設関連団地構想などについて意見が出されました。
現場の抱えている問題点の再考や、消費者への情報の伝達、意識改革を目標に事業を進めていく所です。
まだ、具体的な活動は見えませんが、およそ方向性が決まれば実施に向けて動き出すと思います。
いろんな可能性を含んでいるので、これからの事業の進展を楽しみに協議に参加していきたいと思います。
1999/9/24
11月25日に住宅見学会を実施。これは、地元の木造住宅を見直してもらうのと、大工さん達の仕事を見て理解を深めてもらおうという企画で、一般の応募から家を建てたいと思っている人達が実際の住宅現場を見て回るツアーです。
三戸郡内の現場をバスで、一級建築士の説明を聞きながら回ります。参加者達は一様に普段見れない建築現場で、いろいろな発見や疑問が出たようです。それと、大工さん達の仕事ぶりも垣間見たのではないでしょうか。
ミーティングで出た話の中で、一般の住宅はなにも建築士に設計してもらわなくてもいいと思っていた、また設計もしてくれないと考えていた方がほとんどでした。
いかに建築士の仕事が一般に認知されていないか思い知らされることにもなり、より今後の活動を考えさせられる出来事でした。そして、一般住宅でも設計して図面を作成し、現場を建築士に監理してもらう必要性を説明したところ、早くそうしたことを知りたかったということでした。
1999/11/29
| 活動報告 | 福祉活動 |
簡易介護ベットの企画

イオン下田の中にあるみんなのトイレは、高齢者や身障者から家族連れまで利用できる多目的なトイレです。
身障者の方も利用されますが、その際どうしても介助者の方が着替えをさせる事があります。その時横になれるベットかソファがあれば助かります。そうした利用者の声からイオン下田ではなんとかトイレの中に簡易的なベットが置けないか検討することにしました。しかし、身障者用のトイレは思ったほど広くはなく、設置するスペースは確保できませんでした。そこで福祉相談室の相談員で女性建築士でもある我が事務所の定喜久美が調査し検討した結果、既製品では対応できるものはないということで企画から設計、製作す
ることになりました。
使わないときにはたたんで収納でき、使うときに引き出してベット兼ソファになるものを発案しました。素材や形状、寸法など利用者本意の設計をし、製作を秀明機材十和田の杉本氏に依頼、完成しました。
これは1階中央のみんなのトイレ内に設置され利用されています。イオン下田では状況を判断して、随時設置台数を増やしていく予定です。実現までにはいろんな人たちの協力があり、ここに感謝を申し上げます。
1999/8/8
※後に、この折りたたみ簡易ベットを見にきて調べていったTOTOでは、現在ほとんど似たような製品を製造・販売されています。
| 作品 | 公営住宅(プロポーザル当選物件) |
三戸町冷水地区町営住宅
平成12年12月竣工
全7棟14世帯(1世帯3LDK)
居間8帖・DK8帖・和室6帖×2室・洋室6帖
洗面所・ユニットバス1坪・トイレ・玄関
設備;灯油ボイラー・洗面化粧台・洗濯パン
玄関収納・ベンチ・暖房便座付様式便器
ウッドデッキ・流し台
コンセプト
古き良き歴史ある町の公共住宅建替え事業として、第一弾となる今回の設計プロポーザルにおいて、城下町の町並みをイメージしつつ、そこに世代の異なる人々が同じ環境で暮らせる様な提案を考えた。
ユニバーサルデザインの上に立ち、なおかつ環境に配慮したデザインと材質を考慮した。
設計概要
従来の公営住宅での固定的概念を払拭し、これからの住環境に対応できる仕様を目指した。
住戸内は段差なしで、玄関・洗面所・トイレに手摺を設けた。トイレは十分なスペースを確保。
浴室も1坪とし、介助がある場合にも対応できるようにした。
居間・DK・和室2室・洋室すべて引き戸でつながり、開放するとひとつの広大な部屋ができる。
玄関・水周り以外は廊下のない続き間となる。
ウッドデッキは、普段はくつろぎのスペースだが緊急の際はストレッチャーなどの非常搬出口となる。
間取りはほぼすべて2間ユニットで構成され、解体後の木材の再利用率を上げた。
内装はすべてノンホルムアルデヒド若しくは低ホルとし、クロスも廃棄の際環境にやさしいエコ材使用。
| 作品 | 集会施設 |
八日町町内会館
平成17年11月竣工
木造平屋建て 34坪
概要
三戸町中心部にある町内会館である。
繁華街に位置するも、一つ奥まった敷地に建つ閑静な場所にある。
地域活動や将来的な有効活用を視野に入れ、コンパクトながらフレキシブルに
利用可能なプランとした。
外観は、城下町にふさわしく近隣に存在する洋館などを意識しながら、モダン
かつ先鋭的なスタイルを融合したデザインにした。
内部はシンプルかつナチュラルなイメージを基調とし、だれもがなじみやすく
なお且つ清潔感ある素材・色合いとした。
トイレは外部からの利用も考え、土足のまま使用できるレイアウトと仕上げと
した。収納不足解消のため、小屋裏の活用もできる構造とした。
| 作品 | 住宅 1 |
N邸 平成13年3月竣工
木造2階建 38坪
概要 大屋根勾配天井のあるLDは、
ハイサイドライトからの光であふれ
る。
内装のクロス・塗装は天然素材とし、
室内環境に配慮。
吹き抜けを通じて室内空気が循環する
プランとした。
| 作品 | 住宅 2 |
A邸 平成11年春完成
木造2階建 36坪
概要 在来パネル構造(高気密高断熱)
2階LDKの逆転プラン、傾斜天井、ロフト
2階レベルのウッドデッキ
| 作品 | 併用住宅 |
J邸作業所併用住宅 平成11年春完成 木造2階建
1階 作業所 2階 居住室
概要 2階南の展望浴室
内装すべて木質仕上げ
ガルバリウム波板の外装
| 作品 | 事務所 1 |
事務所 平成9年完成 鉄骨造3階建
概要 熱線反射ペアガラス断熱サッシ採用
フリーアクセスフロア装備
| 作品 | 事務所 2 |
事務所 木造平屋建 ガス会社支店
平成9年完成
概要 単なる事務所ではなく、地域のサービス
ステーションとしての役目を担うよう、明るく
利用しやすいイメージにした。
| 作品 | 施設 1 |
市場 鉄骨平屋建 木造4棟
平成4年完成
概要 青森県南にあるせり市場
傾斜地を利用したすり鉢状のせり場
ハイサイドライトのある明るいホール
| 作品 | 施設 2 |
公園内屋外ステージ 鉄骨造
平成9年完成
概要 金洗沢公園内に建つ屋外ステージ
屋外観覧席があり、イベントなどに利用。
近くに公衆トイレを併設した管理棟がある。
| コンペ採用物件 | 観光案内板 |


観光案内板 大型3基・小型・標柱 数点
概要 町のコンペによる観光案内事業実施。
コンペ案は住民代表グループからの投票によって採択。
