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| 7月14日発行より抜粋 |
| 梅雨空の晴れ間を盗むようにして、子どもたちがグラウンドで遊んでいます。もうすぐ夏休みです。でも、第二田名部小学校の夏休みはちょっと違ったところがあります。終業式はありませんし、通信票もわたらないのです。 それはどうしてかというと、第二田名部小学校は昨年度から二学期制」を実施しているからです。「二学期制」というのは、これまで一年を三学期間に分割していたのとはちがい、前期・後期の二つに分割する方法です。 ○前期-四月七日〜九月二十九日 ○後期…十月六日〜三月二十六日 もちろん、夏休み・冬休みはありますし、前期と後記の間に「秋休み」もあります。これは夏休みから三日・冬休みから一日を減じて生み出したものです。 それでは、学校は何故「二学期制」を実施することにしたのでしょうか? ここで登場するのが「新しい教育の波」です、それがどんな波なのか、簡単にご紹介しましよう。 今後急激な変化が予想される社会において、子どもたちが主体的、創造的に生きて行くためには、自ら考え、判断し行動できる資質や能力、豊かな心とたくましい身体を育むことが重要となってきます。 これらを「生きる力」と言っています。さて、「生きる力」を育むためには、教科等の基礎的・基本的とされている内容とともに、自ら学ぶ態度や能力を培うことを重視しなくてはなりません。そのために、子どもの疑問や知的好奇心などを大切にした学習や実生活との関連を図った体験的な学習・問題解決的な学習を取り入れるようにしていきます。 このような学習を展開するためには、学習活動に対する子どもの時間的、精神的なゆとりが必要になります。 このゆとりのある教育活動を行うための一つの方法として,二学期制が考え出されたのです。それでは二学期制になるとどう変わるのでしよう? まず、考えられることは二学期制になることによって、短い期間で結果を求めたりまとめを行ったりすることなく、子ども一人一人が生きる力を身に付けられるように、学期の長期化を活かし次のような教育活動を行っていけるのです。 ○読み・書き・計算など教科等の基礎的・基本的な内容をしっかり身につけら れるように、繰り返し学習を充実させて行く。 ○自分で課題を見つけ、その解決の、ために自ら学び、自ら考え、主体的に判断するような学習活動「総合的な学習」などを充実させて行く。 ○学期末等に行う定着度を把握するための評価だけでなく、日常の学習活動の中でも子ども一人一人の状況を把握し、次の指導に活かすような評価も充実させて行く。以上が二学期制に踏み切った趣旨です。 なお、「通信票がなければ、学習状況が不明で、夏休み期間どんな面に力を入れさせればよいか分からない日」というご意見についてですが,七月二十五日から開始される家庭訪間の折りに、お子様の学習ぶりを口頭でお伝えいたしますので、ご承知ください。 ※ 夏休み期間中に、各学年で学習相談日を設けます。子どもたちがふるって、参加してくれるのを期待しています。 |