あおもり・お天気歳時記(since 1998/04/18)
「梅雨明け」・・・無しよ!
梅雨が明けない・・なんて言ってるうちに、今年は「梅雨明けを発表しません」と、
気象庁が言ってきました。ということで、気象台の発表文をそのまま下記します。
報道参考資料(平成10年8月14日)・仙台管区気象台
東北地方の梅雨について
東北地方は、6月3日の梅雨入り以降、梅雨前線やオホーツク海高気圧の影響でぐず
ついた天気が続いています。このため、これまでのところ明確に梅雨明けと判断でき
る時期はありませんでした。
また、向こう1週間も曇りや雨の日が多い予想となっていること、並びに、季節的に
秋への移行期に入っていることから、東北地方北部及び南部については、今年の梅雨
明けの発表を行わないこととしました。
7月中旬ころから勢力を増したオホーツク海高気圧は、平年の梅雨明けの時期である
7月下旬になっても引き続き勢力が強く、東北地方の太平洋側を中心に低温と日照不
足をもたらしました。
8月に入り、太平洋高気圧は西日本を覆い始めましたが、梅雨前線は東北地方に停滞
し、曇りや雨の日が多くなっています。
向こう1週間も、前線やオホーツク海高気圧の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多
い予想となっており、天気の回復は望めない状況にあります。
(参考事項)
●平年の梅雨明けの時期
東北地方北部・・・7月26日頃
東北地方南部・・・7月23日頃
●最も遅い梅雨明け
東北地方北部・・・8月14日頃(1991年・平成−3年)
東北地方南部・・・8月−9日頃(1987年・昭和62年)
●梅雨と夏の区切りがつかなかった年
全国(沖縄・奄美地方を除く)1993年・平成5年
本件に対する問い合わせ先・仙台管区気象台(予報課調査係)
・・・とまあ、こういうことなんだそうです。(笑)
ニュースのもとになるのが、こういう「発表文」なんです。なかなか、こういうものを
見る機会もないと思いますので、載っけてみました。
ちなみに、この発表文には、いくつか統計資料もついてまして、それによると、東北北部
で梅雨の期間がもっとも短かったのは、昭和42年の15日間(7月3日〜7月18日)、
次が、昭和35年の21日間などとなっています。昭和26年〜去年までの平均は、42
日間だそうです。
それから今年は6月、7月の平均気温は、青森・八戸・深浦では、平年並みですが、むつでは、
6月の平均気温はやや低め、7月は平年並みでした。降水量は、6月は、青森・八戸・
むつ・深浦ともにかなり多め、7月は、4地点ともやや少な目。
日照時間は、青森・八戸・深浦は6月はやや少な目、7月が平年並ですが、むつでは
6月が平年の61%、7月が63%と、かなり少なくなっています。
また、記者会見の席上、記者からの質問に出たのですが、青森・八戸での真夏日は、
今年は、7月に2回だけ(去年・おととしは9回)、むつは、ことし0回で、このあ
たりをみると、低温傾向なのかなぁ〜と思います。
ただ、平成5年のあの大冷害の年のような「寒さ」ではないと思いますが、みなさん
どうお感じになるでしょうか。(^^)、、いずれにしても、今ちょうど、稲の穂が
出る出穂(しゅっすい)期・・・ここ1週間くらいの天候が、今年の米の出来に大き
く影響するのは間違いないようです。
今年は「北冷西暑」だそうですが、青森は、もう秋のような涼しさです・・・(1998/8/17 up)
「七夕まつり」
7月7日は、「七夕まつり」、、とはいえ、梅雨前線の影響で、
青森県地方は、朝から雨模様・・・当然、星空&天の川が見える状態ではありません。
・・・が、、そもそも、おりひめとひこぼしが年に一度出会う「七夕」は、旧暦の
7月7日にのこと・・つまり陰暦の7月ですから、そもそも梅雨のこの時期じゃない
んですよね。・・・だから、「今年も雨で・・」なんてのは、当たり前と言えばあたり
まえ。
ちなみに、今年は8月の下旬がほんとの「七夕」なんです。・・・ほんとの「七夕」は、
よい天気だといいのですが・・・・。(^^)、、、さぁ〜て、いったいどんな天気になるでしょう?
青森は、それなりに田舎なので、ちょっと郊外に行くと、星がきれいに見えます。
青森では、青森空港の周辺が、けっこう暗くて、星を見るにはいいスポットです。
(最終便が飛び立つ8時30分過ぎまでは、けっこう明るいので、駄目ですけど・・・)
去年の「ヘールボップ彗星」(だったっけ?)も、けっこうよく見えましたよ。
都会では、「光害」で、星も見えないようですが、ほんとの「七夕」には、
少し「田舎」に行って空を見上げ、星を眺めてみてはいかがでしょうか?
(1998/7/7 up)
きょうは「五月晴れ」?
きょうも、ゴールデンウィークの行楽地の話題がニュースの項目に登場していますが、
このなかで、「きょうの○○地方は五月晴れのよい天気となり、・・・」なんて表現を
よく耳にしますが、この「五月晴れ(さつきばれ)」、本来の意味からすると、今頃使う
言葉じゃないんです。もともとは、旧暦の5月(=皐月)の晴れ間のことで、旧暦の
5月は、太陽暦では6月頃にあたります。つまり「五月晴れ」の本来の意味は、
「梅雨の晴れ間、梅雨晴れ」のことだったんです。
最近では、「五月晴れ」を「5月のよい天気」と誤用する人が増えてしまって、
辞書を見ても、「5月の晴れ間のこと」と言う意味もちゃんと載っています。
最初は誤用でも、みんなで使えば間違いではなくなるって例の一つですね。
(「一所懸命」→「一生懸命」なども、この例です。)
とはいえ、沖縄県はきのう、奄美地方はきょう「梅雨」に入ったようです
から、沖縄や奄美では、5月の晴れ間が、本来の意味どおり「五月晴れ」と言えるの
かもしれません。(もっとも、今年の沖縄の梅雨入りは、平年より二週間位早いよう
ですが・・)
(1998/5/5 up)
「標準木」改め「標本木」。桜は、もう見頃?
気象庁の予想(2回目)でも、青森市の桜の開花は17日だったのですが、
それより1日早い16日に開花宣言が出されました。(平年より10日以上早いです。)
それはさておき、この桜の開花予想に使われていた用語、、どうやら今年から変わったよう
なんです。去年まで、「標準木」と言っていたはずなのに、今年からは、「標本木」と呼ぶ
ようになったようで、開花予想の文面にも、開花発表の文面も、いつのまにか「標本木」
との表記に変わっていました。
気象台に、この件をたずねたのですが、どうも要領を得ず、とにかく「標本木」
と言って欲しいとのこと・・・、、たかが言い方、どうでもいいのですが、この
あたり、最近の気象庁は節操がないのかなぁ〜と思う次第です。
ご存知でしたか?
そんな桜・・どうやら、きょう、あすが、青森・弘前ではもう見頃になりそうですね。
そうそう、桜の花の色って、木によっても微妙に違いますけど、あれって、樹勢(じゅせい)の
あるなしが影響するそうです。どの桜が元気で、どの桜が疲れてるのか・・・そんな
お花見を今年はしてみるのもいかもしれませんね。
(1998/4/18 up)
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