

| えっちゅう と えちご との くにざかい にある さかいがわ のやまおくに、あけろのやま とよばれるところ があります。とちのひとのはなし によると、おおむかし このやまに、ひとりの やまんばが すんでいて、しじゅう わすれず こぼくの えのきのつえ を ついていましたが、あるとき なにをおもったか、それほど たいせつに もっていた つえを、このやまのなかに つきさして おきました。するとやがて そのつえから、あおいめを だし ねを はり えだを しげらせ、としをへるままに、ついに みあげるばかりの おおえのき となって、えっちゅう と えちご との くにざかいの、よいめじるしに なったといいます。 |