●エストロゲンのはたらき
@血管を広げて血流を促進させる。
A悪玉コレステロール(LDL)と総コレステロールを抑えて、善玉コレステロール(HDL)を増やす。
B血液が固まる能力を高める。
C全身の水分とナトリウムの貯留作用がある。
D皮下脂肪を増やす(とくに乳房、腰、太ももなど)。
E皮膚では、コラーゲン(結合組織)の合成を進め、柔軟な皮膚組織やつやのある肌を保つ。
F骨では、骨が失われる速さとつくられる速さの調節をし、骨量のバランスを保つ。
G膣内を酸性に保つデーデルライン桿菌に栄養を与えたり、膣内の柔軟さを保つ。
Hプロスタグランジン(平滑筋収縮作用、血管拡張作用、発痛作用などがある)という物質を増やす
(月経困難症の原因の一つ)。
I卵胞期(低温期)に体温を下げている。
J最近では、脳の活性化にも働いていると言われる。
●プロゲステロン
プロゲステロンは基本的にエストロゲンを補足する役目で、暴走を抑えています。また、全身の体液貯留作用があり、黄体期(高温期)に体温を上げているのもプロゲステロンです。
●アンドロゲン
実は女性でも微量に分泌されている男性ホルモン(アンドロゲン/閉経後の卵胞でも微量に分泌されています)、筋肉を保ち、意欲や性欲を高めるなどのはたらきをしています。
年齢とともに知らぬまに進んでいく高脂血症、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病(成人病)は、男性は40代からしだいに増えていきます。女性の場合は40代はそれほどでもなく、閉経後の50代に急増します。これは、閉経までは女性ホルモン(とくにエストロゲン)がしっかりと守ってくれているからです。
(本よりの抜粋)
戻る |