(2000.1.14)
いきなりですが、
陰 陽 道 とは、
とか書き出したら、やっぱりみんな引くかな。
えー。そもそも陰陽道ってのは、日月星辰の動き・位置を考え、相生相克の理から吉凶を判断し、あらゆる思考や行動の指針を導き出そうとする諸技術一般のことらしい。そしてどーも、この技術は、古代中国に興った「陰陽五行説」を中心として、自然を自然のままに扱い、読みとろうとするものらしい。
さてその起源はと言うと、古代中国は周王朝に完成されたとも聞きますが、まだ、浅学にして不案内です。ですが、周王朝に完成されたんなら、その前、殷や夏。つまりは縄文後期にその萌芽がみられるとしてもあながち妄想とばかりは言えないんじゃないかなー と想う今日この頃の私なのです。が、 これを言っちゃあおしまいって感じですかね。
なんか、ついにムーとかのオカルト方面に行っちゃったか、と言われそうで内心ビクビクものです。決してそんなことはないからね。多分。
だけど、
晴明の五芒星
みなさん知ってました?
私、見たことはあっても良く知りませんでした。
以前からストーンサークルの中心は一点に集約されるのではなく、少なくとも二区画は見たいものだ と考えてきた私でしたが、この二つの円を基準に、正五角形が、五芒星が書けるってことにやっと、合点がいったのです。
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教えてくれたのは、岡野玲子さん描くところの「陰陽師」弟6巻(白泉社)でした。[岡野玲子の公式ウェブサイト]
これは、夢枕獏氏の同名小説を漫画化されたものです。しかしまあ、とにかく、良い。 好ましい。
その中には平安時代のスーパー陰陽師、阿部晴明が描かれているのですが、彼、晴明が自らの紋章としたこと、桔梗の花の形との相似形などから、「晴明桔梗紋」とも呼ばれるものなのだそうです。 みやび(帝国陸軍の軍帽の徽章にも使われたけど)。
それで、 どうやら、岡野玲子さん自体がいろいろと合点がいったらしく、小説よりも、理論の説明が詳しいのだとか。
巻末の資料説明で、私、唸りました。
そーか、これかー、たしかにこれも有りかなー、と。
さて、まずは、とりあえず。簡単に五行の説明をしてから、その「星」の描き方を順次追いかけてみましょうか。
参考:
「五行相生」
「木生火」「火生土」「土生金」「金生水」「水生木」と表される。五元素が順送りに 相手を生み出して行く関係。
「木生火」 木を擦り合わせる事によって火が熾きる。木をくべる事により火は大きくなる。
「火生土」 燃え尽きた灰が土に返る。
「土生金」 鉱物、金属類を土の中の鉱脈の中に得る。
「金生水」 空気中の湿度が金属の表面に水滴を生じさせる。
「水生木」 木が水によって養われる。これらを順にたどることにより、「五行」そのものを具現する正五角形が得られる。
「五行相剋」
相生とは逆に順送りに相手を剋してゆく循環が繰り返される。
「木剋土」「土剋水」「水剋火」「火剋金」「金剋木」と表される。
「木剋土」 木にその養分を吸い上げられ、土が痩せて行く。
「土剋水」 土が水の流れを制御し、堰きとめる。
「水剋火」 水が火を消しとめる。
「火剋金」 鉄をも溶かす火の勢い。
「金剋木」 斧が大木を切り倒す。これらを順にたどることにより、五芒星の形が得られる。
先にも言ったように、自然を自然のままに扱い、読みとろうとする基本姿勢が見て取れますよね。