総理大臣と話そう




総理大臣と全国の児童・生徒がマルチメディアで直接対話
=「総理大臣と話そう マルチメディア教室」開催 =   (主催:文部省 協力:こねっと・プラン推進協議会)

7月15日、首相官邸と全国の小・中・高校及び特殊教育諸学校等とインターネット及びTV会議システムで結んで、橋本龍太郎総理大臣に子供たちが直接質問する「総理大臣と話そうマルチメディア教室」が開催されました。
 参加した児童・生徒からの「消費税の問題」や「高齢社会への取組み」などの質問に対して、橋本総理大臣がわかりやすく、ていねいに回答して下さいました。
 最後に、橋本総理大臣から「皆さんが持っている夢を大切にして、その夢がかなうよう努力して下さい」とのメッセージがあり約50分のマルチメディア教室を終了しました。


日時:平成9年7月15日(火)15時〜15時50分

●場所:首相官邸


 全国の皆さんから直接橋本総理大臣に質問をしていただきたいと思います。
まず初めに、青森県黒石市立東英小学校6年生の工藤裕幸さんに質問していただきたいと思います。東英小学校の工藤さん、よろしくお願いいたします。

[工藤]こんにちは。
[全員]こんにちは。東英小学校です。
[工藤]僕は青森県東英小学校の工藤裕幸です。今日はよろしくお願いします。質問してもいいですか

[橋本総理]あなたの質問こわそうだな。余り難しいのだめだよ。
[工藤]僕は児童会会長なのですが、みんなの意見をまとめたり、楽しい児童会行事を計画するのが大変です。総理大臣の仕事はもっともっと大変でしょうね。総理大臣の仕事はどんなことですか。どこが大変ですか。教えてください。

[橋本総理]僕はいたずら小僧だったから、児童会会長どころか学級委員もさせてもらえなかったんで、あなたの苦労が余り分からないかもしれないけれども、きっとよく似ていると思うんですよ。黒石って僕はすばらしい、すてきなところだなと思うし、リンゴがすばらしくおいしいところだった、そんな思い出がありますけれども、いい場所に住んでいるなと思います。

でも、例えば、あなたがみんなの意見をまとめて学級行事をしたり、学校行事をしたりするとき、多分いろいろな意見の人がいるでしょう。そして、あなたもアイデアを出さなきゃいけないし、みんなのばらばらの意見を一つにまとめるのも大変だと思うんです。総理大臣の仕事というのも結局同じことです。ただ、それがクラス会だったり、児童会だったり、そういうのと違って、例えば教育、いろいろなみんな考え方があります。あるいは今、行政改革というテーマを追っているけれども、その行政をもっといいものにしなければっていうところはみんな同じでも、どういうやり方がいいかというとみんな意見が違います。そういう中でみんなの意見をまとめていく。場合によっては自分の意見でみんなをまとめるときもあるし、ほかの人の意見でまとめることもあるけれども、そういう意味では、あなたの苦労と余り違わないんじゃないかな。

ただ、違った人の意見をまとめるって難しいんだけれども、それが民主主義というもの。そして民主主義というものは結果は多数決で決めていくけれども、その決めていく間に少数の意見の人たちも出来るだけ聞いていく。そしてその中にいいものがあれば取り入れていくし、同時に説得して分かってもらう努力もする。そういう意味では、児童会会長と日本の総理大臣というのはよく似ていると思うな。

[司会]どうもありがとうございます。児童会の会長と総理大臣とよく似たところがあるということでした。青森県黒石市立東英小学校の工藤さん、どうもありがとうございました。




こねっとワールド「総理大臣と話そう  マルチメディア教室」











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