東日本大震災支援活動
◆東日本大震災の支援活動 活動報告
東日本大震災にご支援戴きました各位 NPO法人岩木山自然学校 理事長 高田敏幸
この度の大災害には、多大のご支援を戴きましてありがとうございます。私共は、全国の自然学校の仲間たちと組織するRQ市民災害支援センターの元、3月11日地震発生直後より仙台に拠点を設け、ネットワークの会員総参加での支援活動に当たっております。私共岩木山自然学校は、岩木山自然学校通信でもご報告いたしましたとおり北海道のNPO法人ねおすと共に釜石市栗林地区に拠点を構え活動を展開しております。地震発生から1ヶ月が過ぎ今だ現地は大変な状況が続いております。行政の支援だけではとても無理があり、今後も私共のような民間NGOの活動は不可欠です。しかしながら私共のような弱小のNGOは、経済基盤が脆弱なため支援活動を継続していくことは、とても難しいのが現実です。各自然学校の団体も全ての事業活動を投げ打って支援活動に勤めていますが、経営的に逼迫してきていることが報告されています。私共岩木山自然学校も同様で、皆様からの支援金を今回の災害支援活動の活動費に当てさせて戴きました。今後も、皆様からの経済的、物理的、精神的ご支援を継続し賜りますよう、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い致します。
※支援金口座 特定非営利活動法人岩木山自然学校 郵便振替口座 02240−6−60571
尚、岩木山自然学校では、被災地支援ボランティア活動参加ツアーを計画中です。今後、被災者個人宅の片付けボランティアが大量に必要になってまいります。現地の安全が確保されるようになりましたら、実施を予定しておりますのでお知りあい等にお声掛け頂ければ幸いです。また、夏には被災地支援子ども体験活動も計画しております。こちらも合わせてお手伝い等頂ければ幸いです。
被災地支援ボランティア活動要綱:3泊4日程度
1) 被災地、被災者個人宅の片付け(泥だらけホコリまみれになります)
2) 支援物資の仕分け、配送
3) 子ども、お年寄りのお世話
4) 炊き出し支援
5) ボランティアスタッフの賄い
ボランティアできる方の条件
1) テント、寝袋生活に対応できる方 (テント、寝袋準備します。寝袋もっている方は持参ください)
2) お風呂がありません。帰るまでお風呂に入れません。トイレは昔ながらのポットントイレです。
3) 食事は、こちらで準備します。(お昼ごはんは簡単なものになると思われます。各自それなりにご準備ください)
4) 現地までの往復は、自然学校のマイクロバスです。
5) 参加費が必要となります。(高速道路代、ガソリン代、保険、食費等の経費)
◆支援活動報告会を兼ねた災害教育(災害教室)を、皆さんの地域や公民館活動で開催しませんか。
私共岩木山自然学校では、10年前から災害時対応教室を開催しています。今回の震災を機会に私共の経験をお話しするとともに、
地域づくりは災害教育につながる事を学んでいただきます。
◆東日本大震災被災地視察研修を開催しました。皆さんの団体でも開催しませんか。
先日会員向けの被災地研修を開催しました。あれから7ヶ月以上たつ現地の状況を
自分の目で、肌で感じて来ました。テレビで見る光景と違う生の現状を見て、参加者は、
絶句しています。そして、自分たちはこれからどのように被災地に向き合えばよいのか
考えさせられました。参加者各自がそれぞれの感じるものを持ち帰り、自身のできることから
はじめてもらえればと思っています。復興には、まだまだ長い年月がかかります。どうぞ気長に
被災地のことをお考えいただければ幸いです。今後もご希望の団体等があれば、お問い合わせください。
今回開催のような視察研修をコーディネートいたします。

◆被災地支援夏休み子ども自然体験キャンプ24泊25日無事終了しました。
被災地から延べ197名、一般子ども参加延べ208名、合計述べ参加人数405名を受け入れ
25日間白神山地、岩木山、被災地釜石においてキャンプ活動を開催しました。
参加した子ども達は、元気に親元に帰っていきました。また来年お会いしましょう!
たくさんの皆様にご支援を頂き、本当にありがとうございました。
語り尽くせないほどの感動とドラマが繰り広げられました。一生の想い出になることでしょう
◆支援活動報告会を兼ねた災害教育、防災教育を、皆さんの地域や公民館活動で開催しませんか。
私共岩木山自然学校では、10年前から災害時対応教室を開催しています。今回の震災を機会に私共の経験をお話しするとともに、
地域づくりは災害教育につながる事を学んでいただきます。
◆第9回被災地交流釜石キャンプ無事終了しました。
8月9日から11日まで釜石市橋野地区にてキャンプ活動を展開してきました。
なかなか現地の子ども達と触れ合うことができませんでしたが、川遊びや流しそうめん大会、被災地視察災害教 育をしてまいりました。参 加者は、とても考えさせられたようです。拠点のボラセンスタッフ皆様ありがとうございました。

◆第6回支援活動報告
6月13日〜15日まで釜石の拠点へ行って来ました。今回は、くりこま高原自然学校代表佐々木豊志氏が来訪、ねおす代表高木晴光氏とたくさんの情報交換と交流を深めることができた。そして、今回の最大の目的は、被災地子ども支援事業の被災地子どもの募集ができるか模索する為の来訪でもあった。釜石市では、ねおすがすでに募集活動を進めており、募集には難しいと思った。しかしその後大船渡の友人の力を借りて大船渡を中心に子ども達の募集を進める事となり、大船渡、陸前高田、釜石、大槌のエリヤで募集活動を進める事とした。14日は、根浜地区の神社の参道の瓦礫と土砂の片付け作業をした。汗だくになる肉体労働であるが、さわやかな心地よい風の中気持ちのよい活動をさせてもらった。15日は、陸前高田から久慈までの被災地を巡り青森へ帰還した。3ヶ月たち各地の被災地の瓦礫は、かなり片づけが進んでいた。もう少しだ。みんながんばろう!

活動した神社の鳥井 たくさんの仮設住宅が建設中 陸前高田の瓦礫の山
第5回支援活動報告
平成23年5月20日(金)〜22日(日) 活動拠点:釜石市橋野ねおすボランティアセンター
20日金曜日深夜11時に弘前市を出発し、翌朝午前4時に釜石市に到着しました。拠点に入る前に被災地を皆さんで見て、悲惨な現状が2ヶ月以上たっても変わらず続いている事を各自でいろいろ感じてもらいたいと思ったのです。支援活動に入ってしまうとなかなか被災地全体を見る事ができなくなるので、活動に入る前に釜石市、大槌町の被災地全体をまわって見ました。そして、もっともっとお友達やお知り合いに現地の悲惨な現状を伝えてもらいたいと思っているのです。初日の活動場所は、箱崎集落の個人宅の瓦礫撤去作業です。早々活動の身支度を整えました。参加者は、全員初めての支援活動で緊張気味でした。午前8時半拠点を出発し、鵜住居地区を通過し箱崎へ入りました。バスの窓越しに見える光景は、どこまで進んでも被災地の悲惨な現状が続いています。参加者は言葉も無く静かに見続けていました。午前9時から作業を始めました。瓦礫撤去作業は、様々な危険が伴い慎重に進めなければならない活動です。先輩ボランティアの指導を受けながら少しずつ、瓦礫を取り除いていきました。今日の天気は曇り空で気温が上がっています。完全防備の服装とマスク、ゴーグルで、蒸し風呂状態の中、全員見る見る汗だくです。漂流物と家財道具、衣類、身の回り品が散乱し、貴重品、大切な品物を家人に確認しながら慎重に作業を進めました。重いもの、汚れてしまったもの、割れた危険なもの、ヘドロのような匂い、本当にしんどい作業でした。それでも、だれも文句も言わず黙々と片付け作業を進めてくれました。お昼には、大方の物が片付きました。現場の空き地で簡単な昼食を取り、午後も引き続き最後の片付けを進め、全ての瓦礫を取り除き片付けを終了することができました。家人は、急用で午後留守になり言葉をかけてくることができませんでしたが、お帰りになってきっと喜んで頂いているものと思っています。
午後3時に拠点に戻り、早々お風呂に出向くことにしました。泥まみれ、汗まみれの体ですから本当にお風呂に入りたいと思いました。先回から新日鉄釜石工場の好意で、工場内のお風呂(かなり大きなお風呂です)に入れていただけるようになり、今回も、新日鉄釜石工場にお世話になりました。本当にお風呂は最高!感謝、感謝です。
2日目の現場は、大槌町の吉里吉里の里です。一階まで津波に襲われた住宅の片付けです。すでに一部片付けが進んでおり、汚れを水で洗い落とし、掻き出す作業でした。一部床下の汚れを掻き出す作業は難航しましたが、何とかお昼に終わることができました。
午後2時、拠点にて最後のふりかえりをして、専従スタッフ、残留のボランティアスタッフと別れを惜しみながら、釜石を後にしました。車中では、心地よい疲れと充実感でしばし休息の時間が流れました。お陰様で、全員無事午後6時半に解散することができました。
バスの中で最後の各参加者のふりかえりを発表しましたが、全員貴重な体験をしたこと、周りの人達に現状を伝えること、そして何より、また支援活動に行きたいと言う思いを強くしたことを話していました。私も全員と同じ気持ちです。また、機会があれば現地へ向かいましょう。本当にありがとうございました。
今回もたくさんの方々から支援物資、支援金を戴きました。本当にありがとうございました。今後もどうぞ引き続きご支援を戴きますよう宜しくお願い致します。まずは、ご報告まで。

1日目の支援活動 2日目の支援活動 拠点にてスタッフとお別れの時
第4回支援活動報告
5月11日から13日まで短期で行って来ました。今回は、第3回目支援活動の際ボランティアツアー参加者を多くお連れした関係で、ご支援戴きました物資が搭載できずワンダーランドに残していました。それで高田一人でバス満載の物資を搭載し届けてまいりました。ちょうど15日(日)に支援物資配給を行う予定があり、とてもタイミング良く被災者へ届くものと思います。12日は朝から津波に襲われ甚大な被害が出ている鵜住居地区の「宝来館」建物内片付け作業を午前中行いました。この旅館のおかみさんは、よくテレビに出てくる人のようです。お昼ごはんは、私達ボラセンスタッフ7名で「宝来館」駐車場にて青森から持参した「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べました。味の評価は賛否両論でした。
ゴールデンウィークのボランティア作業には、100名を越える人数がいたのですが、きょうは私達スタッフ2名と社協から派遣された4名の6名で旅館内の荷物の片付け作業をしました。
午後からは、私達ボラセンの4名で松林の倒木の撤去作業をしました。チェーンソーで切断したとても重い松の丸太を一つ一つ転がしながら整理しました。肉体的にとてもキツイ作業でした。周りは全て松が倒壊し鵜住居集落が全滅している状況が目の前に広がっています。自衛隊の皆さんが重機を使って瓦礫の撤去作業を進めています。日に日に片付いていく様子が伺えます。しかし根浜海岸のヨットハーバー、レストハウスの鉄筋コンクリート作りの建物が、私達の作業現場の横で倒壊しています。津波のすさまじい破壊力を見せ付けたままになっています。
午後3時半過ぎごろから小雨が降り始め、作業を終了しお風呂へ入りに行くことにしました。今回初めて新日鉄釜石の従業員風呂に入浴させて頂くことになりました。釜石市は新日鉄釜石工場の企業城下町です。それだけにとても大きな工場で相当の人数の方が働いておられるのでしょう。大きなお風呂でした。汗みどろの作業でしたからさっぱりしました。感謝、感謝。
朝夕は、現地でもまだ寒くストーブを焚いています。私は、毎日疲れて午後9時にはマイクロバスの最後尾座席をベッドに就寝しています。
私は、今回短期で2泊3日の滞在です。13日は午前中支援物資配給のための仕分け作業と、車への積み込み作業を一人で行いました。他のスタッフは、被災地の現場片付け、関係機関との調整など様々な仕事に取り組んでいます。お昼に全員帰ってくることになり昼食準備を進め、その後夕食も食べられるように準備を整えておきました。お昼各作業現場から帰ってきて全員で昼食を取り、打ち合わせをします。私は、午後の作業に出るのを見送り、現地拠点を後にしました。

3回目の新しい拠点施設 根浜海岸の海水浴場、キャンプ場、ヨットハーバーが壊滅しています。
第3回支援活動被災地支援ボランティアツアーが無事終了しました。
今回は、北海道のNPO法人ねおすの主催事業として、岩木山自然学校が共同する形で実施されました。
5月2日からボランティア17名とスタッフ2名にて釜石市被災地への支援活動に行って来ました。現地では、今だ片づけが進んでいません。
私達は、根浜海岸の漂流物撤去作業を行って来ました。果てし無い無数の漂流物(瓦礫の表現を避けています)に戸惑いましたが、たくさん
のボランティアと共に汗を流しました。見事に300m程の根浜海岸の景勝地が蘇えりました。二日間の作業でしたが、参加者には充分手ごたえの
ある活動ができたと感じています。そして、毎日行われている物資配布(無料フリーマーケット)や青空喫茶、子どものお世話なども体験しました。
今回の宿泊場所は、農家民宿を取り入れ地元への経済活動にも貢献しました。最後の日は、弘前公園の日本一の桜を探訪し、支援活動を終了
する事ができました。充実した3泊4日のボランティアツアーになりました。今後も継続してこのツアーを計画して参ります。今回参加できなかった
皆様(定員以上の応募を頂、お断りした方がたくさんいました)には、本当に申し訳ありませんでした。次回のツアーに是非ご参加宜しくお願い致します。
今回のこのツアーは、今までにない有料ツアーとなっています。お金を取ってボランティアをさせるのかと言うご批判もあるかと思いますが、長期に渡って
の支援活動には、経済基盤の弱い民間NPOでは続きません。私たちにもサポートを戴き、尚且つ地元へも経済効果をもたらす仕組みとして、今回初めて
このような形で開催させて戴きました。初めての試みとしては、とても良かったと実感しています。今後も継続し開催して参りますので、どうぞご支援戴ければ
幸いです。

釜石市景勝地「根浜海岸」の漂流物撤去作業を行いました 今だそのままの大槌町の被災地
第2回活動報告
4月11日から15日の5日間の活動を展開してきた。今回は、初めて大槌町への物資支援活動をして来ましたが、
被災者は、まだまだ全てに物資が不足しており、私達民間NGOの活動が必要だと強く感じた活動となりました。
今後の復興の状況次第で、必要とされるニーズは刻々と変化しますが、情報をしっかりと捕らえ、今後も支援活動
を続けていくことにしています。
私の役割は、そのほかにボランティアの方々の後方支援をする事にあります。新潟地震災害でのボランティアの
体験から、あまりにも過酷な活動状況と劣悪な環境の中では、持続した活動ができないと感じたものです。
それだけにボランティアの後方支援、支える者がどうしても必要だと痛感していたからです。今回の支援活動でも、
当初からその考えを持って現地に入り、ボランティアスタッフの賄いを徹底し行って来ました。
しかし今回もそうですが、お風呂に入れない状況は本当に辛いものがあります。若いボランティアの方々は、文句一つ言わず
もくもくと活動する姿には、本当に頭が下がります。次回第3回活動はゴールデンウィーク後出発予定にしています。
物資募集 いずれも新品の物を用意してください。
男女肌着、キャミソール、靴下、靴、長靴、作業用手袋、帽子、洗濯石鹸、シャンプーリンス、老眼鏡、ツメ切
雨カッパ、ジャージ上下、子どもの下着、靴、台所用品等多種にわたりにニーズがあり、次回のために集めています。
どうぞ宜しくお願い致します。

無料フリーマーケットで物資配給 無料喫茶店を併設しています さらに無料ランドリーも併設 大槌町の避難所で物資配布
第1回活動報告
3月18日に弘前警察署から高速道路緊急支援通行証を発行してもらい、19日に釜石に向け出発しました。
自然学校の会員さん、常盤野地区の皆様からたくさんの支援物資(リンゴ、米、嶽きみ、衣類、食料品等)を
マイクロバスに満載し現地へ入りました。釜石市栗林地区の児童館を借用し、北海道の「NPO法人ねおす」と
NPO法人岩木山自然学校の共同での拠点「ボランティア子どもサポートセンター」(子どもと遊び隊)
立ち上げ、栗林小学校避難所(300人)、上栗林集会場(80人)の子ども支援、物資支援、食事炊き出し
支援活動を展開して来ました。途中から山梨県の都留文科大学の高田先生、田舎暮らし実践家加藤大吾
グループも、大量の物資を搭載したトラックで駆けつけてくれました。そして、福島県会津からも火お越し名人
の大西さんもトラックに物資満載で合流し、一気に活動拠点が大所帯でにぎやかになりました。
私は、毎日子供達のサポートをする傍らボランティアスタッフの食事のまかないも担って奮闘しました。
寒い中活動をして疲れて帰ってくるボランティアスタッフたちに、暖かいご飯とお味噌汁を食べさせて続けて来ました。
一番辛いのが通信網がダウンしていること、お風呂に入れないことでした。通信網が遮断されている中では、他からの
情報がまったく無いと言う事です。もちろんこちらの情報も発信できないと言う事です。次々に変わるボランティアスタッフを
見送り、迎える日々でしたが、28日に「ねおす」の宮本さんが入ったのを機に帰還してきました。帰宅後10日ぶりにお風呂に入り
本当にほっとしました。ヒゲぼうぼうで、このやせた体が3sやせていました。
現地で感じたことは、行政の考える支援と我々民間の進める支援活動とのギャップを感じる毎日でした。これからも
我々のような民何NGOがもっともっと活動を展開しないと支援が進まないと強く感じて帰ってきました。また4月に
再度現地へ向かいたいと考えています。ご支援いただける方は、是非ご支援頂ければ嬉しいです。

拠点になった栗林児童館 手作りの「ボランティア子どもセンター」と遊ぶ子供達 支援を共有した大切な仲間た