平成
15
年度
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○テーマ
「考える楽しさ、求めるよろこびのある授業づくり」
○ 研究の見通し
研究目標
「一人一人の子どもが、学ぶ力を身につけ、考えることを楽しみ、求めるよ ろこびを感じるような学習指導のあり方を、日常の授業実践を通して明ら
かにする。」
「各教科で目標とする具体的な子どもの姿を明らかにして研究に取り組む。」
研究仮説
「教師主導による従来の問題解決型の授業からの脱却を図り、子ども主体の授業を目指すことを基本に、次の研究視点に沿って実践研究するならば、主題に迫ることができるだろう。」
(1)問題場面の設定を工夫することにより、子どもが主体的に動き出す授業にする。
(2)子どもの何気ない言動にも留意しながら、子どもの思考に沿って授業を進めることにより、主体的に考える授業にする。
(3)学び合いの場を設定し、子どもどうしの磨き合いができるような支援のしかたを研究することにより、追究することを楽しむ授業にする。
研究の方向性(年次計画にかえて)
◎ 自分の考えを素直に表現し、お互いに認め合える授業づくり
@つぶやく。うなずく。
A「わからない」内容を自分の言葉で言う。
B「あれっ?」を共有している。
C自分の意志でやってみたいことがあり、実際にやっている。
D「例えば」「だって」「だったら」など、語りかけの言葉がある。
E「わかった!」を共有している。 など
◎ 子どもの考えを深める発問を工夫した授業づくり
@簡潔・明瞭に表現する。(短ければ短い程良い)
A計画的な発問を中心とする。(活動Aの場合、活動Bの場合...)
B段階的に用意する。
C考えるよりどころを含んでいる。 など
◎ 子どもどうしの磨き合いがある授業づくり
@わからない内容を自分の言葉で言う。
A自分でわかったことを伝えることができる。
Bいろいろな考えがあることを知る。
C友だちのよさを認めて喜んでいる。
D友達の意見に反論する。
E共同的な思考をする。(A、Bさんの考え方をみんなに投げ返して)
F友達の意見に反論する。
G何がいいのか納得しながら授業が進む。
Hつぶやく。
I反対賛成の立場をとっている。 など
○ 研究の内容・方法
研究内容は個人ごとに示すものとする。設定に当たっては、児童の実態を見つめ直し、研究主題との関わりが明確で、日常的に授業の中で実践・評価できるような具体的な内容とする。したがって、子どもの変容に伴って研究内容も変わっていく。また、研修経過においても自己の取り組みを評価し、一層の成果を得るために、その内容を記録していくこととする。
さらに、個人の研究内容をもとに教科としての取り組みをまとめ、研究主題に示したような子ども像に迫っていきたい。研究方法は下記の通りである。
(1) 研究主題に関わる研究
@ 個人研究
ア 教師それぞれが個人毎に国算社理の4教科内で研究教科及び研究内容を決め日常的な授業実践を通して主題に関わる研究をし、めざす子ども像に近づく。
イ 全学級、授業を公開する。
ウ 年間の取り組み内容を計画し、実践、評価、修正を繰り返し、記録する。
A ブロック研究
ア 同じ教科を研究するものが集まり、お互いが提案授業その他で研究
の経過や結果を公開し合い、その事前・事後研究を活発にすることにより、主題に近づく方法を明らかにしていく。
イ 指導案、提案授業に必要な事項は、授業者を主体としながら、ブロックで協力して取り組む。
ウ 研究協議事項は記録用紙に記入し、授業者に提出する。
エ 研究授業の指導案検討会には、校長、教頭及び学団メンバーも参加する。研修部からも必要に応じて参加する。
B 全体研究
ア 他部会の研究にも参加することにより、その成果を得るとともに、主題に迫るにはどうあればいいのかを明確にし、共通理解を図ってい
く。そのため、全学級の授業を参観し、研究会にも参加する。
イ 全体へ提案する研究授業は、原則として下学年は、水曜日の午前、上学年は5校時に設定する。
ウ 授業研究会は、ブロックの中から司会者・記録者を決める。問題点を整理しながら、充実した研究協議を進める。
エ 授業者全員が、研究の経過や成果などを整理し、紀要にまとめる。
(2) 現職教育に関わる研修
児童の実態や教師が苦手とする分野を考慮に入れて研修する。必要に応 じて、自ら学ぼうとする気持ちを大事にし、適時講習の機会を設ける。
(3) 少人数学習集団に関わる研修
以下の5つのことを柱にして、少人数学習などの個に応じた指導による学力向上についての研究を進めるものとする。
◎ 少人数学習集団で指導することが効果的な単元か。
・少人数学習集団による指導を有効に生かす年間指導計画の作成
→研究主題に関わる教科の年間指導計画に合わせて
◎ 単元のどの場面で少人数集団による指導を取り入れることが有効か。
例 |
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◎ どのような少人数学習集団を編成することが有効か。
例
(ア)習熟度別
・理解や定着の度合いに応じて
・学習の速さに応じて
・学習の仕方に応じて
・考え方の活用の仕方に応じて
・意欲と自信に配慮して
・表現方法に応じて など
(イ)興味・関心別
(ウ)均等分割
◎ それぞれの学習集団の実態に即した指導方法にどのようなものがあるか。 |
| ・単元の大まかな計画(指導者の話し合い) |
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↓
・情報交換(その日の授業の反省、児童の様子)
↓ |
| ・次時の授業計画・準備 |
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◎ 個々の実態把握をどのように行い、それを次の指導にどう生かして
いくか。
・現在の学力の実態、個に応じた指導に対する児童のアンケート調査
・日々の個別指導表の活用
・15年度の学力を比較
☆ 上記の事柄について、実践の足跡を残す。
☆ 個に応じた指導の対象となる教科を研究教科としている人は、研究内容
の中に個に応じた指導方法についても触れ、「確かな学力」を身につけさ
せるための方策についても研究する。
☆ 研究方法は、研究主題に関わる研究方法に準ずる。
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