黒石東小学校 40年の歩み

黒石東小学校創設までの
経緯と名称


 昭和41年大幅な学区編成が行われ、昭和42年4月に新設東小学校が開校した。それまでは、ほとんどの児童が黒石小学校に、一部の児童は中郷小学校に通っていた。しかし、黒石小学校の老朽化、急激な児童数の増加、通学距離の遠隔化などの理由により、新設校設置となったのである。西部地区には黒石小学校を、将来発展性の強い東部地区が新設校の設置場所として選ばれた。当時、東小学校の周りにはほとんど住宅がなく、水田が広がっていた中に、近代的な小学校が誕生したのである。ボイラー暖房設備と水洗トイレは画期的なものであり、開校と同時に視察団が続々と詰め掛けたそうである。小学校の名称は、黒石市の東部地区にある小学校であることから、黒石小学校代替分校舎、東部小学校という変遷を経て、黒石東小学校となり、現在に至っている。

校 章 制 定

 校章は、太陽のさん然たる光ぼうに市章を入れたものである。太陽を光に剣配にしたのは、剣のもつ日本の清らかさと、毅然とした雄々しさを表したものであって、何事にも負けない意志を貫く人を願うものであった。特に、四方を大きくしたのは、くまなく照らす、強大な力を東小学校の象徴にしたのである。どこまでも伸びる子、創造性豊かで、ぐんぐん開発していく人間像を願うものである。
 市章は先祖の誇りと恵を表し、子どもたちが郷土を愛し、地についたしっかりした考えを、ますます向上するように、願いを込めたものである。
 校章設定にあたっては、PTAが一般から募集し、校章委員会で審議の結果制定された。原図作者は学区内市民、盛市郎氏である。
校 歌 制 定

 昭和52年、黒石東小学校創立10周年の記念事業の中心として、校歌を制定することが決まった。当時、黒石東小学校では、式典や各種行事の際に、「東小の歌」を斉唱していた。「東小の歌」は、開校当時の稲葉校長が、児童の心を結ぶ歌を作りたいということから、蒔苗実教諭作の「千の手を」という詩に、齋藤是昭教諭が作曲したのである。「東小の歌」はとても明るく、児童の間で親しまれていたが、校歌として制定はされていなかった。そこで、「東小の歌」は児童賛歌として残しながら、新たに校歌を制定することになった。
 作詞は児童文学者で有名な石森延男氏、作曲は童謡の作曲で有名な田中喜直氏に依頼した。
 10月9日の記念式典において、二部合唱による全校歌い初めで、公式に校歌として制定されたのである。
  
左…作詞の石森延男先生
右…作曲の田中喜直先生

6周年東小祭



10周年記念ねぷた運行
太陽の学校の子ども
(理想の子どもをめざして)


1 太陽の学校の子どもだから
  朝早く起きるんだ      
  窓から青空がのぞいている  
  屋根の小鳥がさえずって   
  母の明るい声はずむ     
  手を上げよう        
  笑顔で登校しよう      
  さあ ゆたかな心をもって  
  太陽に呼びかけよう     

2 太陽の学校の子どもだから  
  元気よく遊ぶんだ      
  すんだ青空広がってる    
  グランドのなかまの叫ぶ声  
  ボールが飛ぶさそっている  
  走ろう跳ぼう        
  手をつなごう        
  さあ たくましい力をもって 
  太陽のなかまにしよう    

3 太陽の学校の子どもだから
  しっかり仕事をするんだ
  はたらく姿青空にうつる
  小さな力で大きな仕事
  なかまをつなぐ輪をつくる
  お話しよう
  肩を組もう
  さあ 助け合う力をもって
  太陽とほほえもう

4 太陽の学校の子どもだから
  力いっぱい勉強するんだ
  青空が呼ぶ見つめてる
  白いノートに書くことば
  明日の力が生まれてくる
  目あてをもとう
  希望をもとう
  さあ かしこい心をもって
  太陽の明日をつくろう
                 盛 俊策 学校長
東小学校の子供たちへの手紙
(黒石東小学校20周年を祝して)


太陽と明日をつくれ

 東にあおぐ八甲田・・・光りあふれる太陽の・・・、6年前の新任式にこの歌を初めて聞いたとき、教職最終コーナーに差しかかった私をして、鮮血が迸るような感動を覚えさせたのは何だったのだろうか。 以来子どもたちと、この歌で声を合わせること幾たびか。その都度に、子どもたちの一人ひとりが歌のイメージと重なっていき、私は身がひきしまる思いがしたものであった。
「太陽の学校」何と心の弾むことばであろうか。何と希望の湧き立つことばであろうか。地域の父母も、教師も子どももこのことばの光りを心としてきた。だから、黒石東小学校に笑顔を絶やさず、ゆたかな心をもって太陽に呼びかける子どもがいる。手をつなぎ、たくましい力をもって太陽をなかまにする子どもがいる。輪をつくって、助け合いながら太陽とほほえむ子どもがいる。目あてを決め、かしこい心をもって太陽と明日をつくる子どもがいる。
 この子どもたちが、今20年目のゴールを終えたのではなく、百年目を目ざしてのスタートであることに、絶大な励ましと限りない期待を寄せるものである。
 盛 俊策氏より

黒石よされ参加(創立20周年記念)

黒石東小学校30周年記念スローガン

「手をのばそう、
みんなで輝く未来へと」


 30周年を記念して、「手をのばそう、みんなで輝く未来へと」というスローガンが決まった。4年生盛美貴子さんが作ってくれたものである。このスローガンに合わせて、30周年記念壁画「夢(ドリーム)」の制作を6年生が行うこととなる。原画を決定する際、太陽の学校をイメージするものと、子ども自身が東小学校に対してどのような思いを寄せているのかを絵に描いてもらい、「夢のある太陽の学校」にふさわしいデザインを壁面制作実行委員が話合いにより決定した。この委員は、6年生の各学級から組織されたものである。夏休み中に原画を決め、布を使っての貼り絵で表現することになった。夏休み明けからの作業は、3交代制で行った。夕食を食べてから制作するグループは、夜8時まで行った。一つ一つ根気よく布を貼っていく作業は思った以上に時間がかかり、9月に入ってからは夜9時頃まで行い、式典の3日前にようやく完成したのである。約2ヶ月半の時間を費やした。
 この壁画には、輝く未来へ、夢や希望に向かって努力すること、一つ一つの積み重ねの大切であるという願いが込められている。