禁煙に失敗しても「もう二度とあんなに苦しい思いはしたくない」と思ったスモーカーの方、「意志が弱いから自分には無理」とあきらめてしまう前に、子供のころを思い出してみてください。
友達が自転車を乗るのを見て「よし自分もやろう」と練習を始めた時、最初から上手に乗れましたか。大抵は転んだり、倒れたりしながら、次第にバランスが取れるようになったのではないでしょうか。禁煙もおなじです。
何回も失敗しながら、こつを覚えていくことが大切なのです。失敗して「しまった!」と思ったら、なるべく早く次の禁煙を始めてください。集中して練習することが、自転車に慣れる早道だったのと同じです。体や心が少しでも早くたばこのない生活に慣れるためには、失敗しても繰り返し、なるべく日を置かずに禁煙の練習をした方が成功しやすいのです。
あなたが失敗したのはどんな時ですか。失敗の理由で一番多いのが、宴会などの飲みの席です。
スモーカーのころのあなたは大抵、グラスを持つ手の人差し指と中指の間にたばこを挟んでいたのではないですか。たばこの味も分からないほどひっきりなしに火を付け、気が付いたら一箱空だったなんていう思いでがあなたの心をくすぐるかもしれません。
あなたの周りには、あなたが禁煙を始めたことを内心うらやましく思っても、一緒に挑戦する勇気がなくて、できればあなたに「いつまでもたばこ仲間でいてほしい」と思っている友達もきっといます。そんな人は「一本くらいいいじゃないか」という、誘惑の言葉をささやくかもしれません。
失敗しそうな場面に自ら出かけて行って、勇気を試すのはまだ無茶です。酒の席は禁煙が安定するまでしばらく避けた方が無難でしょう。たばこを吸わず、禁煙を応援してくれる人とならお酒は楽しんで構いません。あなたの心を楽にしてくれるものを上手に取り入れ、楽しみながら苦しい練習の時期を乗り越えましょう。
