応接室の写真 題名:ハレー彗星(カラー写真)


1986年4月9日 00:35AM(現地時間)
オリンパスOM−2n, ZUIKO 250mm /F2
絞りF2開放、露出150秒(2分30秒)間、赤道儀にて電動追尾
フィルム:サクラカラーSR1600
オーストラリア ニューサウスウェールズ州カウラにて
撮影:坂本 隆


これも応接室にあるものです。

ハレー彗星の地球接近に合わせて、天文雑誌が企画した
オーストラリアへの観測ツアーに参加した際に撮影したものです。

我ながら、非常に良く写っていると思いますが、
なんのことはない、撮影に使ったレンズや赤道儀は借り物なのです(^^;

実は、持参した三脚が壊れてしまい、途方に暮れていたところ、
雑誌編集部の方の持参した大口径望遠レンズ
(当時の定価で53万円強、現在は90万円)
が私のカメラと同じマウントだったという偶然から
レンズなどをお借りできた、という次第なのです。

私のしたことは、赤道儀に取り付けられていた望遠レンズに
持参したカメラを取り付け、レリーズでシャッターを押しただけ。
という、他人の褌で相撲を取らせていただいた
きわめてラッキーなできごとだったのです。

もしも、三脚が無事であったなら、固定撮影の
きわめて貧弱な彗星しか撮ることができなかったわけで、
人生、何が幸いするか分からない、
不幸と幸福は裏表
人生万事塞翁が馬
などと、考えさせられたツアーでもありました。
 

あれから、すでに十数年が過ぎてしまい、
以前は応接室が喫煙所になっていたこともあって
パネルはすっかり黄ばんでしまいましたが、
そういうことで、ギャラリーに掲載させていただきました。

(2000.6.18 坂本記す)