私たちのめざす医療
   

普通に暮らしながら治療も続ける、ということは精神科の医療においても当たり前のこととして考えられるようになってきました。
 藤代健生病院は早くからこの考え方を取り入れて実践してきています。
家族や社会生活からはなれてしまうことなく、できるだけ通院しながら治療できるよう、外来中心の医療に力をいれ、色々な援助やリハビリテ−ションのシステムを作り上げてきました。 そして、いま現在も必要なシステムを模索し続けています。  また、一般の精神疾患への対応の他にもアルコ−ル症の治療や禁煙指導の特殊外来を設けて広く人々の心と体の健康の問題に取り組み、高血圧や糖尿病といった慢性疾患への対応も強めています。

 入院医療においても、入院は治療や休息のためのものであると同時にリハビリテ−ションの始まりであるととらえ、各職種のスタッフが専門性を生かした関わりを積極的に行なって、患者さんが早く自分らしい生活ができるよう援助に努めています。

 さらに、これらの活動は一病院が努力するだけで完結するものではありません。
 地域の諸機関と、きめ細かなネットワ−クのなかで患者さんを支えると同時に、最新の情報や知識を専門家同士が共有できるよう講演会を開いたり、各種の研究会の要として働くことも重要な役割であると考えています。

 藤代健生病院は、精神科救急から精神科リハビリテーション、2001年からは老人性痴呆疾患治療病棟を開設し痴呆医療にも対応しています。これからも地域のなかでこころの問題に気軽に相談していき、必要な時には治療を受けられる場として利用していただけるよう努力していきます。
 私たちは、社会的入院となっている患者さんの受け皿づくりをすすめながら、4つの病棟のうち1つの病棟を患者さん用のグループホームにしていくことを検討しています。病棟再編を段階的にすすめ、2005年には「外来中心型」精神医療を前進させていけるよう、有効なベットの縮小方法を模索しています。
 私たちのおこなってきた精神医療を発展させていくために、精神医療に熱意をお持ちの医師・作業療法士・精神保健福祉士の方々の参加をお待ちしています。
(2003.11.7 改訂)

 
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