応接室の油絵 題名不詳。(故 黒滝大休氏 作・寄贈)
解説
(読まない方がいいかもしれない)
多分、当院創設以来、応接室に飾ってあるものだと思います。
落款に「大休」とあるので、故 黒滝大休氏の作品のようです。
ホウショウイン
黒滝大休氏は鳳松院の住職で、弘前美術作家連盟の創設者・
初代委員長をされた方です。(鳳松院:弘前市西茂森1−15−1)
(日本共産党元弘前市議大橋耕造氏の話)
私は、この絵を何年もただ漠然と眺めていたのですが、
なんだか、変な絵だなぁ、、、と思うようになりました。
ある時、この絵の「からくり」に気がついて驚愕しました。
そして、大休氏の遊び心に、にんまりとさせられたものです。
みなさんはお気づきでしょうか?
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実はエッシャーの作品に見られるような一種の「騙し絵」だったのですね。
ヒント:この服屋の建物の構造を、路上と屋根の部分とで比較してみてください。
現実にはあり得ない絵であることが分かるはずです。
それでも分からないあなた、、、、立体感覚が崩れてますよぉ。
このことに気がついたのは、大休氏が亡くなってからだと思います。
この絵を見るたびに、
「物事の本質は一見しただけでは分からないのだよ、
心の眼を澄ませて、よおく見ていくと段々と判ってくる。
人間の心も単純ではなく、複雑に入り組んでいるが、
それをほぐしていくのが君たちの仕事じゃないのかね、、、、」
とでも、大休氏に語りかけられているような気がします。
このように書きながら、この絵の奥深さに比べて、何と底の浅い表現かと、
自分の筆の拙さを思い知らされます。トホホ
なお、黒滝大休氏について、当院との関係について、この絵の年代や題名など
についてご存じの方がおられましたら、ご一報いただければ幸いです。
(2000.6.14 全く絵心のない坂本記す)