|
|
|
|||
|
|
パワーヒートパイプとは? パワーヒートパイプは、外管と内管による二重構造になっており、ふたつの管の間は密閉され真空にした後に無害で特殊な作動液を充填した循環暖房/冷却製品です。内管に温水を流出すると、作動液が内管周辺の熱を吸収して蒸発し、蒸気流となって低温部(外管の内壁)へ高速移動し、蒸気はそこで冷却され凝縮します。凝縮した作動液は重力によって内管の加熱部へ戻されるので、「蒸発→移動→凝縮」を繰り返しながら熱を連続的に高温部から低温部へと移動させます。
|
||
|
|
|||
|
|
|||
|
|
|||
|
|
|||
| パワーヒートパイプの特徴 | |||
| 水平設置 | 今までのヒートパイプは対流による熱循環のため角度を保たせた設置しかできませんでしたが、パワーヒートパイプは水平方向に連結することができます。これにより、長い距離を水平に接続することが可能になります。 |
![]() |
| 温度の均一性 |
また、パワーヒートパイプは熱伝導率が高く、外管壁温度がほとんど一定なので管入口と出口で熱循環の差がなく均一な放熱量が得られます。 |
| 冷却効果 |
パワーヒートパイプは「ヒート」というネーミングですが、加温だけでなく、低温水を流入すればその均一性保持能力により冷水の温度は出口までほとんど上昇しません。たとえば夏場の室温も設定を15℃とすれば、設定した温度のまま循環するので冷却効果があり、冷房としても利用できます。 |
| 土壌消毒 | 今まで臭化メチルは土壌病害虫の駆除のため大量に使用されてきましたが、オゾン層を破壊することが判明し、その削減〜全廃が国際的に実施されています。わが国でも全廃を視野にいれた推進が図られています。パワーヒートパイプは土中に埋設することにより土壌消毒に優れた効果を発揮することができます。 |
| 省エネルギー | さらに、パワーヒートパイプは熱伝導に優れているので作動中に激しい温度低下をしません。そのため温水温度を低くすることができ、ボイラーの小型化が可能になります。その結果、燃料費ランニングコストの低減を図れます。従来のシステムに比べて化石燃料を50%(当社比)節約することができます。 |
| Co2の削減 | 化石燃料の使用量の削減は、すなわちCo2の低減であり、地球温暖化の防止に寄与することができます。 |
| 無公害の土壌消毒 |
| 土壌消毒にはその代表として今まで臭化メチルが使用されてきました。しかし、臭化メチルはオゾン層を破壊するので、地球に達する有害紫外線の量を増加させ、皮膚ガンや白内障の増加、免疫の抑制等が発生しています。また、これら人間の健康面だけでなく、動植物の生育阻害等、生態系そのものへの被害が生じています。そのため、オゾン層の保護を目的として臭化メチルは、2005年には全廃することが世界規模で決定し、今その緊急な対応が求められています。これらの問題を解決し、さらに化石燃料の使用を最小限に抑えて二酸化炭素の発生を低減し、地球温暖化防止に寄与する土壌消毒方法としてパワーヒートパイプは、21世紀の省エネルギー環境機器といえます。 |
| 土中温度コントロールシステム |
| 臭化メチルの代替えとしては、クロルピクリンが有望視されてきましたが、これは低温時に効果が劣る点、ウィルスに効果がない点、処理時間が長いなどの欠点があり、かつ最近では人体への悪影響や地下水の汚染も問題になっています。そこで、被覆加工したパワーヒートパイプを地表より約30cm程度の土中に連続して水平に埋設し、その内管(コアパイプ)に温水を流すと、盛土内の温度は順調に上昇して5日目には目的温度に達します。パワーヒートパイプは温度湿度による使用制限がなく、病原菌、害虫、雑草を死滅させるとともに、近隣作物への悪影響や作物に対する残留毒性もありません。 |
| パワーヒートパイプの明日 |
| パワーヒートパイプは水平方向に連続して設置できること、温度の均一性が保てること、【ヒート」という名称にもかかわらず冷却システムにも利用できること、つまり土中/室温の温度コントロールが可能なシステムです。また、視野を広げることにより、床暖や乾燥機といった利用方法もあり、燃料費や電気代が半減(当社比)する省エネルギー製品であるとともに、Co2の低減ができる地球環境にやさしい製品です。 |
|
|