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津軽ラーメン考察【INDEX】
津軽ラーメンの【麺】
津軽ラーメンの【スープ】
津軽ラーメンの【チャーシュー】
【好きなラーメン屋ランキング】
【化調か無化調か】
【煮干し・焼き干し】
津軽ラーメンの【栄養価】


【麺】2003,8,28

   

津軽ラーメンの麺    

ラーメンの麺は、「小麦粉」「水」「塩」に「かん水」か「タマゴ」か「着色料」が主な材料です。

「小麦粉」
強力粉中力粉薄力粉(タンパク質の多い順)
・・・細かくはもっと種類があります。
さらに等級があり品種そして生産地による違いもあるということで、もう大変です。
薄力粉が多いとコシがなくなりますが、逆に強力粉が多いとブツブツ切れる麺になるそうです。
様々な小麦粉を店独自のブレンドで調合し、オリジナルの麺になります。
面白いところでは「支那そばやの佐野氏」がパスタで使う「デュラム粉ブレンド」の麺を
「ラー博」に出品したということです。

「かん水」
炭酸カリウムやリン酸ナトリウムなど主成分としたアルカリ性の溶液です。
「かん水」を混ぜると独特の黄色やコシがでます
昔は、工業用苛性ソーダなどが「かん水」の原料となっていたため「強い臭いと苦味」があったそうです。
その為、「かん水」は体に悪いと言われてました。
しかし昭和32年の食品衛生法改定により、粗悪な材料を原料とする「かん水」は無くなりました。
でも「かん水」多めの麺を「堅ゆで」でだす店では、例の味と臭いがありますよね!
私はケッコウこれが好きで「かん水風味」と呼んでます。

「タマゴ」や「着色料」
その「味と臭い」のクセを嫌い「かん水」無しでコシと黄色をだすには、
小麦の配合や打ちと寝かしでコシをだす、タマゴや着色料(クチナシ色素、ビタミンB等)で色をつける。
など それなりのテクニックが、またあるわけです。
ただし
タマゴを多く使うと麺の味が強くなるため、スープもそれなりに工夫する必要がある
とか、また複雑な調整が必要になるみたいで・・・
・・・まあとにかく、大変です。
余談ですが
ビタミンBで着色された麺を食べると「おしっこが黄色く」なります。(健康には関係無いと思います)
ビタミンB群を含む「ドリンク剤」を飲んだときと同じ現象です。
北海道ラーメン系の黄色い麺が「おしっこ黄色レベル高し」です。
「黄色い麺」を食べたら、気にしてみて下さい。
   
津軽では、
もともと「細麺」が主流です。かん水を使った細い「ちぢれ麺」が昔からの定番です。
「ちぢれ」かたのタイプが多いことも1つの特徴です。
「大十」の角ばったチヂレ、「緑屋」の関節のようなチヂレ・・・個性豊かで楽しいです。
他の地域より自家製麺の店が多く、老舗と云われている店は殆ど自家製麺です。
自家製麺は、「手もみ」がはいる事により「ちぢれ具合」や太さを微妙に調整できます。
また、機械で「ちぢれ」をつける場合でも「オリジナルちぢれ」にできます。

八森の超チリチリから、華丸の津軽標準ちぢれ、文ちゃんのまったりちぢれまで様々です。

八森 華丸ラーメン 文ちゃん

「あっさり煮干スープ」が多い津軽では、スープの絡ませ具合を調整するため
その店のスープに合った「ちぢれ」が、ラーメンの味を決める重要なポイントだからでしょう。

しかし カンスイもたまごも使わない極太の「鳴海」みたいな独創性のある麺もあれば、
「旬麺」みたいに焼き干しを練りこんだ繊細な風味の麺もあります。
また、珍しいところでは「探夢路」の「完全手打ち麺」(完全は、多分県内唯一)があります。
機械を一切使わず、中国式に手で延ばします。
極細から極太まで、太さがまちまちな楽しい麺です。
注文を受けてから、お客の目の前で打ち始める「パフォーマンス」も楽しめます。

鳴海 旬麺 探夢路

麺の太さは番号でよばれていて、
番号は30mm幅を何本に切るかの「何本」で決まります。
例えば、30mm幅を10本に切ると「10番」ということになります。
番号が大きいほど、細いということです。
JIS(日本工業規格)で定められています。
20番より小さいと、一般的には「太麺」ですね。
九州ラーメンなどの細麺は25番前後です。
でもそんな番号は、業者とラーメン屋さんにまかせて
私のHPでは、極太極細、と表記してます。
太代表「マタベエ」、中代表「つねた」、極細代表「つじい」といったところです。

マタベエ つねた食堂 つじい

個人的な好みからいうと、太めのちぢれ麺に興味あります。
しかし八森とか五所川原のまるみでは、細麺を注文します。
・・・常田のスープに屋台屋の麺・・・なんて想像しても、ぱっとしない感じが???
やはり麺はスープとの相性が一番とゆうことでしょう。
自家製麺にしても業者麺にしても、「店主が選んだ麺」が「一番」じゃないでしょうか!




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【スープ】2003,9,1

   

津軽ラーメンのスープ

中国で、正式な中華料理を出す店(屋台とかじゃなく)にはいると
「汁そば(いわゆる日本的なラーメン)」は、まずメニューにありません。
スープ麺は簡単なメニュー(日本でいうとお茶漬けみたいな)と思われてるらしいです。
日本の本格中華料理店にある「坦々麺」でさえ、現地中国では「肉みそあんかけ風」のものです。
近年、香港で「出前一丁」が流行ってるのは「物珍しさのせい」もあるのだと思います。
また、汁そば風に作る場合のスープ
炒めた肉、野菜に「調味料」、鶏がら清湯スープを加えて出来たものを使います。
ですから具もスープも、ほぼ同時に1つの中華鍋の中で完成します。
牡蠣油、甜麺醤、芝麻醤、豆板醤やXO醤など、ん千年の歴史が生んだ「醗酵系調味料」の底力です。

日本のラーメンは、だし汁である「スープ」と味の基本の「たれ」でつくりますから
根本的に違う料理といえます。

通常、醤油味ラーメンスープのタイプとしては「鶏ガラ系」「豚骨系」「魚だし系」と3つ位に区別できます。
これら、3種類のスープの材料は
驚くことに「だいたい同じ」で、ようは「バランス」と「調理法」の問題です。
魚だしスープの津軽でも、とうぜん「煮干or焼き干し」に「鶏ガラ」「豚骨」「野菜、海草類」などを
いれ「だし」をとってます。
(必ずしも、すべて入ってるとはかぎりません!)

そして
津軽ラーメンは、魚だしゆえに臭みを消す「野菜類」が特に重要になります。

と思うでしょう!ところがどっこい    

 魚出汁の「酸味、苦味、臭み」を独特の風味とし「うり」にしてる所が「津軽風」なんです。
煮干や焼き干しの香ばしいとも言える臭いや苦味は、ある種の「慣れ」がないと楽しめません。
津軽衆にとって、この「酸味、苦味、臭み」こそがラーメンである・・・
・・・と子供のころから慣れ親しんじゃってるもんで、これが独自の食文化になってるんです。

納豆とかホヤ、鮒寿司・・・
食べる習慣のない地では、受け入れ難い食べ物・・・それらと似ています。

「高橋」や「マル海」など県外の人にとって排他的ともいえる店や
「双葉」「麺山」のように現代風に融和してる店もあります。

高橋中華そば店 マル海ラーメン

主に鶏ガラを沸騰させずに煮込み、透明な出汁をとると清湯(チンタン)スープになります。
中華料理と材料は違いますが、「和風だし」といわれるラーメンがこのタイプです。
材料を長時間煮込んで作る「白濁乳化」スープは、白湯(ぱいたん)スープといわれます。
九州とんこつ系がこのタイプです。
「たれ」
醤油ベースにネギや生姜や酒などを使い「チャーシュー」を煮た汁です。
これも様々で、チャーシューと関係無しに作る場合もあります。

初期の青森県のラーメンでは、
蕎麦の「かえし」を使った「たれ」に「和風清湯」の手法をとりいれた「そばつゆ風スープ」(蕎麦屋ベースの店)と、
チャーシューを煮たりした「たれ」に「中華清湯」の手法をとりいれた「ガラベーススープ」(中華料理屋ベースの店)、
この2通りの「支那そば」がありました。
現在でも営業してる「老舗」の味から察すると、何れも「焼き干し」or「煮干」を「スープ」に使ってました。

入〆 来々軒

「焼き干し」「煮干」、昔の青森県では比較的容易に上級品が手に入ったからでしょう。

時がたつにつれ「高級化」したなどの事情で、使わなくなる地域もありましたが
津軽のじょっぱりは「焼き干し」「煮干」にこだわり、使い続けました。

その後、新しい技術や他の調理法を取り入れながらも「焼き干し、煮干」ベースのままで
現在の津軽ラーメンにいたっていると思われます。

今では、平舘村産や脇野沢村産の「焼き干し」が全国的にも「超高級品」として流通してます。

情報化社会のおかげで、本州最北端の青森県でも
メジャーラーメン店の「もどきラーメン」が出来たり、創作「ご当地ラーメン」もあったりします。
そんな中、本当の新しい味も発展しつつありますが!

津軽ラーメンもメジャーになる日が来るのかな? と思うこのごろです。



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【チャーシュー】2003,9,18

      津軽ラーメンのチャーシュー

       焼豚叉焼と書いてチャーシューの事です。細かく分けると更に煮豚と呼ばれる事もあり
       専門的には調理方が、それぞれ違うらしいです。
       しかし多くのラーメン店の作り方では、「焼豚」という字と異なり「煮て」ます
      

       材料は主に
       ロース、肩肉(脂が細かく入りロースはふちに脂付き、ばら肉の裏側の部分)
       ばら肉(脂が階層状になっている、あばらの部分)
       もも肉(大腿上部、肩肉より少し下側の部分)
       の三種類で、特徴としては
       ロース・適度な脂と柔らかさがあり、調理後も堅くなりにくい
       ばら肉・脂が多く柔らかいので調理中に形がくずれやすい、好みの差が大きい
       もも肉・脂が少なくしまった肉質、調理すると堅くなりやすい

      

楽天食堂四川 じょっぱり食堂 だし屋五丈軒
      
       上記の見事なチャーシューのように、
       それぞれの良い点をいかし、又欠点を消す調理がされます。
      
       ロースや肩肉やもも肉は、自家製の漬けたれで煮込みます。
       バラは、巻いて糸で縛った後に茹でてから醤油だれに漬けます。
       この「漬けたれ」が店独自のもので、特徴がでます。
       調理後に残った汁は、メンマの味付けに使ったり少し手直しして「醤油たれ」として使います。
       スープで煮るだけのところもあるみたいです。
       煮る前に、オーブンなどで焼く店もあります。煮たときに、肉の旨みを外に出さないためです。
       特製タレを塗りこんでからローストし、これを2度ほど繰り返すという調理法もあるみたいです。
       (2度繰り返すので「叉、焼く」で「叉焼」の語源との説もあります。)
       煮たり、茹でたり、漬けたりの時間や順番や火加減などが、いろんなチャーシューを生むわけです。
      
       もちろん、全部の店がこういう作り方ではありません。これらの作り方は、ほんの一部の例です。
      
       昔ながらの津軽ラーメンで多いタイプは、端に脂がついた「やや堅めのロース厚切り」です。
      

鶴亀食堂 まるじゅう 三浦食堂
      
       最近は「超トロケル」タイプや「炭火焼き」などの一品料理ともいえるものも登場してます!

たけや五所川原 金太郎
      
       そういえば、昔食べた「赤い縁のチャーシュー」
       (これを知ってる人は、私と同年代以上)
       「蜂蜜や食紅などを塗ったり、タレに漬け込んだ」もも肉をローストしたものなんだそうです。
       実は、
       正式な中華料理では、豚の三枚肉に「調味料をすりこみ、タレに漬けて」ローストしたのを
       「焼豚」と呼ぶそうですが

       赤縁チャーシューの作り方とよく似てます。
      
       「赤い縁のチャーシュー」また食べてみたいけど、もう無いですね。多分?



       追記 2003,9,21       
      
       最後に
       これは、県内で「インパクト最強、肉量ヘビー級、堅さチャンピオン」のチャーシューです。

      

       さて、これは「どこの何」でしょうか?



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青森県ラーメン掲示板【好きなラーメン屋ランキング】2004,4,9


       「持ち点10を3軒以上に振り分けて下さい」という条件でアンケートをこころみました。(2004年3月)
       津軽地域が圧倒的に多いのは、ここのHPの性質上しかたないです。
       ご協力いただいた方々には、この場ををかりてあらためてお礼いたします。
       ありがとうございました。
      
       また、予めおことわりしますが、
       このランキングは、あくまでも「好きなラーメン屋ランキング」であり「うまいラーメン屋ランキング」ではありません。       



得点別Best10
1 つねた食堂(浪岡町) 126 21.7 %
2 屋台屋(弘前市) 87 15.0 %
3 マル海ラーメン(青森市) 71 12.2 %
4 高橋中華そば店(弘前市) 70 12.0 %
5 たけ屋(五所川原市) 32 5.5 %
6 三升屋(弘前市) 27 4.6 %
7 出し屋五丈軒(青森市) 22 3.7 %
8 スタミナ一番(弘前市) 20 3.4 %
9 支那そばおぐら(弘前市) 18 3.1 %
10 イワキ(青森市) 17 2.9 %
10 拉麺 双葉(青森市) 17 2.9 %
10 いわき食堂(岩木町) 17 2.9 %


       やはり、「つねた」と「屋台屋」の人気は圧倒的でした。
       個人的に以外だったのは、好みがはっきり分かれる「マル海ラーメン」と「高橋中華そば店」そして「スタミナ一番」の健闘です。
       非常に個性の強い店なので、そのぶん頑ななファンも多い・・・というところですか。





       得点ではなく、投票「人数」をかぞえると少し違った結果になります。


人数別Best10
1 つねた食堂(浪岡町) 22 37.9 %
2 屋台屋(弘前市) 19 32.7 %
3 高橋中華そば店(弘前市) 18 31.0 %
4 マル海ラーメン(青森市) 13 22.4 %
5 出し屋五丈軒(青森市) 9 15.5 %
6 三升屋(弘前市) 8 13.3 %
7 イワキ(青森市) 7 12.0 %
7 拉麺 双葉(青森市) 7 12.0 %
9 たけ屋(五所川原市) 6 10.3 %
9 鳴海(青森市) 6 10.3 %




       また投票されたラーメン屋さんは、合計79店でした。
       これを、地域別にみると


地域別投票数
1 弘前市 31 39.2 %
2 青森市 21 26.5 %
3 黒石市 4 5.0 %
4 その他 23 29.1 %


       人口の比率から考えても、弘前市が頑張ってます。

       そして
       得点別においても人数別においても
       10位までにランクされたのは、すべて「煮干or焼き干しの醤油味」のラーメン屋さんでした。

       ベスト20位までだと、「味の札幌」「だるまや」「峰」などの味噌ラーメンの店もはいってきます。
       他、おしくも僅差でランク外になったところは、
       「キンタ」「鶴亀屋」「刻の家」「ねぶたラーメン」「八森」「文ちゃん」「雷門」「蘭華亭」(50音順)
       でした。

       分りきったことですが、「津軽衆は、煮干ラーメンが大好き」なんですね。




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個人的最終結論【化調か無化調か?!】2004,6,12



       ラーメン屋さんには「無化調」をうりにしているところがあります。
       曰く「体に良い」「食べて安心」・・・

       はたして???調べて行くうちに驚愕の事実が!(私だけかも)

       まず最初に、化学調味料とは?
        1.グルタミン酸ナトリウム(コンブのうま味)
        2.イノシン酸ナトリウム(かつお節のうま味)
        3.グアニル酸ナトリウム(しいたけのうま味)
       主にこの3種類だそうです。

       これらはカッコ内の食品に多く含まれている成分です。
       この成分を工場で科学的に生成抽出し、製品化したものが
       所謂「化調」「旨み調味料」「化学調味料」といわれるものです。
       「海水」からとった「塩」と、科学的に作られたNaCl(食塩)の関係と同じです。

       本やネット上で「化調の評判」を調べてみたら、すごい、すごい!!!いや、すごい!
       指摘されてるグルタミン酸ナトリウム(以下MSG)の主な「害や毒性」を以下にあげます。

        ※ 1回に1.5〜12gとると顔面圧迫感、灼熱感、倦怠感、手足のしびれなどが起きる
        ※ グルタミン酸ナトリウム3gが食塩1gに相当するので塩分のとり過ぎにつながる
        ※ 胎児/乳幼児の脳形成期に悪影響の恐れがある性ホルモンの減少などの不安、妊娠率が低くなる
        ※ 舌の敏感な人は味の幻覚が起こり、味が分からなくなる
        ※ 世界保健機関(WHO)は、1日6g以上のMSG摂取は健康障害の不安があるとしている
        ※ 諸外国でもMSGの有害性を指摘する学術論文は多い
      等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・等・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       特に、アメリカであったと言われる「中華料理症候群
       通称「チャイニーズレストランシンドローム」(アメリカの某中華料理店にて食事した人が、体の異常を訴えた)
       についての情報は、ものすごいの一言です。

        ※中華料理に化学調味料が多用された結果、拒絶反応によるしびれ、頭痛、痙攣などを起こした
        ※「中華料理症候群」をうけ、実験した結果「化学調味料の多量摂取」は脳神経へ異常を来たすと判明
        ※中華料理店にて「化学調味料の使いすぎが原因」でアメリカ人、数名が死亡

       など「化学調味料」の使いすぎは「死」にいたるという極論もあり、
       これが本当なら「化調なんか売るな」と言いたい。

       しかし、これらの意見の「根拠」はどこにあるのか?というと

           実は「有りません」でした。 「根拠レス」だったんです。

       これらのことを実証する信頼できる学術な研究発表も公的発表も、調べた限り「ありません」でした。

       「〜ことが多い、〜につながる、〜あるらしい、〜といわれています、〜なることもあるとか」

       多くの「本」や「Web」上では
       文末はたいていこのような言葉です。しかも「論拠の出所」も明らかにしてません。
       MSGに「害毒があることを前提」に、「危険な理由」を「推測」しています。


       以下、情報の出所を明らかにしながら書いて行きますので、興味ある方は「自分で」確かめてみて下さい。

       まずMSGが「体に悪いかもしれない」、科学的な検証は

       「マウスにMSGを皮下注射した結果、脳の特定部位に障害をきたした。
       マウスの成熟に伴い起きなくなる。イヌ、サル等の高等動物での病変は確認されない。
       あくまでも皮下注射での大量投与(体重kg/4g以上)であるので、人が摂食により
       このような症状がでるとは言えない」
       (参考・National Academy of Sciences(NAS)及びFAO/WHO)

       信頼できるものは、このくらいですね。

       そして
       現在のところ、私の調べた事実は次の通りです。

        ※JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門委員会)は、MSGに最も安全性が高い評価(1987年)
        ※ECの食品科学委員会がMSGを毎日摂取しても(乳幼児も含め)問題はないと判断(1991年)
             (ついでに、母乳の中にも多量のMSGがあることが判明)
        ※MSG摂取により「脳に悪影響、各種ビタミン欠乏症」など健康を阻害するという事実は無く、安全性に問題はないと結論
       (参考・アメリカ食品医薬品局http://vm.cfsan.fda.gov/~lrd/msg.html←英語です、翻訳ページなどで御覧下さい


       さらに、先にあげた「中華料理店症候群」ですが

       アメリカの、とある中華料理店でワンタンスープを食べた人の中に「顔面圧迫感、手などの痺れ、だるさ」
       を訴えた人がいたけど、MSG(というか料理そのもの)が原因かどうかは、調べても分らなかった
       しかもその症状は、「血圧、心拍、心電図」などの変化は無く「そんな気がする」程度のもので、
       一時間くらいでなおった。
       (参考・「医薬品情報21」中華料理症候群について)
       と
       調べたかぎり、これが事実らしいです。いかにも「訴訟王国」アメリカっぽい出来事ですね。

       そして
       MSGに関する最終報告書の中で
        「中華料理店症候群と言う疾患の存在は否定された
       なんです。
       (アメリカ実験生物学協会FASEBとアメリカ食品医薬品局FDA1995年発表)

       日本でも「日本公衆衛生協会」がプラシーボ実験を行い
        「食品より摂取されたMSGから
              中華料理店症候群といわれる症状がでることは無い

        と断定し結論してます。
             (参考「食品・薬品安全性研究ニュース第39号」)

       「化学調味料たっぷりな料理は、健康によくない気がする」
       この
       誰しも思う「憶測」が「伝言ゲーム」みたいに輪をかけて広がった、という事だと思われます。
       多くの医者や学者も、盲目的に信じました。
       「化調は体に悪い」
       「根拠は無い」けど妙に「説得力」だけは有る「へ理屈」、
                  最終的に「死者までだす」とは、まさに「都市伝説」の一例です。

       空腹時に多量のMSG摂取で「しびれなど」を起こすという報告もありますが、
       公的研究機関による「検証や証明」は、されてません。
       「化調」も「他の調味料と同じ」で直接そのものを大量に口にしない限り

       「舌が痺れたり味が分らなくなる」ということは無い、といえます。

       ラーメン食べて舌や体が痺れた経験の有る方は、塩分か熱が原因と思われます。
       化調が原因と考えている人は、「プラシーボ(思い込み)」の可能性がです。
       そもそも、MSGに害毒があるならば、
       「母乳」で育った人は「赤ちゃん」の時点で「味覚に障害」をきたしているはずです。(母乳は高濃度でMSGを含有)
       「干し昆布やオカカ(カツオ節)、椎茸煮物(干し椎茸)」(MSG他、化調と同じ成分を高濃度で含有)
       なんかを食べても平気な「普通の人」は、大丈夫なんです。
        (注・MSG他うまみ調味料に含まれる成分にアレルギーを持つ方は除きます。)

       玉葱など野菜由来で「口に残る甘さ」を
       「化調の甘み」と称して「薀蓄してるグルメ人」がけっこういますけど、「MSG」は甘くないんです

       少し前にインドで「塩」の早食い競争が行われ、死者がでたというニュースがありました。
       まあ、「塩」だって「砂糖」だって「化調」だって大量に摂取すれば体に悪いのは同じこと

       「私的結論」
          あんまり気にしないことにしようっと


       MSGはナトリウムの一種なので、食べると塩分摂り過ぎ状態と同じになる、という意見もありますが、
       「うま味調味料からのナトリウム摂取量は、食塩に比べて1/20〜1/30。
                        ナトリウムの摂りすぎを考えるなら食塩を控えたほうが効果的」
       だそうです。
       (参考・日本旨み調味料協会HP・http://www.umamikyo.gr.jp/qa/index.html←化調本家、味の素のページです。)

       今回の件で、気がついた事。
       グルメ屋さんたち、そして医者や専門家でさえ「MSGに害や毒性がある事を前提で」
           原因を研究、推測、解説した本やHPがけっこうありました。

       「無い事実」に「理由付け」をするわけですが、
               「専門用語」で固められるとけっこう「説得力」があるんです。

       それだけ「化調は体に悪い」という科学的根拠の無い非常識が、「常識」として通用してるんですね。
       情報が氾濫してる昨今、「何が信用できるのか」考えさせられた一件でした。

       この「化調にたいする都市伝説」は根が深いかもしれません。
       なにしろ「無化調」というコピーには、絶大なCM効果があるんですから!




        ※注※   私は、「味の○」関係者ではありません。
                      ご意見、間違いの指摘は dpsptken@yahoo.co.jp まで! 



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【煮干し・焼き干し】2005,10,13
   

           津軽ラーメンの「出汁」に必要不可欠なもの
   

       「だし」、「出汁」とも「出し」とも「ダシ」とも表記されます。
       津軽ラーメンの「出汁」に必要不可欠なもの、それは「煮干し・焼き干し」です。
       「煮干し」と「焼き干し」、一体どんなものなのか? 正確に知ってる人は少ないと思います。    

       正解 「煮干し」=塩水で煮てから干した、出し用の小魚
       簡単に言っても難しく言っても、文字通り「煮て干す」、出来上がり、です。    

        ところが「焼き干し」の場合=焼いて干したもの・・・と一言では言えないんです。
       青森県の脇野沢や平舘産の「焼き干し」が全国的に「超高級品」として流通しています。
       県内では、数こそ少ないものの「むつ湾」沿岸のあちらこちらで細々と生産されています。
       生産者(場所)により、細かい製法技術は違いますが、
          ここでは青森市内で作られているの「焼き干し」(イワシとアジ)の製法を「簡単に」紹介します。


       1.当日の朝に水揚げされた生イワシの「頭とハラワタ」を取る

頭をポキっと折ってそのまま引くとワタがついてくる・・・見てると簡単そうだが


       2.「天日」にて乾燥し、「一夜干し」状態にする

天気により、数時間から丸1日くらい  ここから、ドロボウ猫との戦いも始まる


       3.串に刺す

焼くためです、これが思ったより時間がかかります


       4.炭をおこす

以外に大変、安定した火加減になるまで30分はかかります


       5.焼く、焼く、焼く

焦がさないように つきっきりで裏返します 一夜干しの焼き魚状態、うまかった


       6.冷ましてから更にまた「天日干し」、お日様がんばれ

晴天で7日から10日間乾燥 雨が降ればしまい、お日様がでれば出す ネットは主に「猫よけ」が目的だそうです


       7.「ウルメイワシ焼き干し」出来上がりです

お天とう様に感謝 このまま食べても美味い

       天日に干す時間が長いため「旨味が多く」、頭とワタを取ってあるため「苦味と臭みが無い」
       そしてなにより焼いてあるため「香ばしい」

           これが「焼き干し」です。

       一度に大量に作れる「煮干し」に比べ、「焼き干し」は一匹々の魚すべてに人の手が掛かるため大量生産できません。
       「焼き干し」の市場流通価格は、「煮干し」の約10倍です。
       大手の生産会社では、機械で焼いて乾燥機で干す というやり方もあります。
       しかし、こちらでは「炭火で焼いて天日で乾燥」という昔ながらのやり方を貫いていました。

       また、
       材料となる魚とその「一般的に云われる特徴」は次の通りです。

       [片口イワシ]
       背の部分が白く仕上がったものを特に「白口」といい、甘味のあるダシがでます。
       [平子]
       真イワシを原料にしたもの。片口イワシに比べ、あっさりとしたダシがでます。
       [うるめ]
       うるめイワシを原料にしたもの。生産量が最も少なく、クセのない独特の甘さをもっただしがでます。
       [かえり]
       片口イワシの稚魚を原料にしたもの。脂肪が少なく、魚臭くないあっさりとした上品なダシがとれます。

         因みに、今回作ったのは「アジ焼き干し」と、幻の超高級品「うるめイワシの焼き干し」でした。
 

       同じ魚でも、採れた日や場所により「脂ののり」が違うため出汁をとった時の「コク」も違うそうです。
       ここで働くバッチャたちの話によると「焼いた時の状態を見れば、できた時の味は分る」そうです。

       「わぁ嫁さ来たあだりだっきゃ なもねがたはんで、おつゆこさえるのもおでんこへるのも だぇでもこぇつかてただね
       訳:「私が嫁いできた時代は何も(うまみ調味料が)無かったので、
              味噌汁作るのもおでん作るのも 誰でもこれ(煮干し・焼き干し)使ってたんだよ」
       と、笑ってました。

       「わらはんどさかへだてかねべすぁ、ねごさけるだけあたね
        訳:「子供たちにあたえても(おやつとして)食べないし、猫にあげるくらいあったよ」とも言ってました。

       50年以上も前の事だそうです。今では考えられない羨ましい話です。

         HP掲載店でも「焼き干し」を使っているラーメン屋さんが、けっこうあります。
       (「焼き干し」のみというところはさすがに少なく「煮干し」や「節」と併用ですが)

         それでも400〜600円くらいの価格で出せるのは、大変なことだと思います!!!

            津軽ラーメン、すごい

                 PS.スープ残すのもったいなくなってきませんか?




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【津軽ラーメンの栄養価】2006,9,3

   

津軽ラーメンの栄養価とイメージ    

一般的にラーメンの栄養評価とイメージは
「高カロリーのためダイエットに大敵」
「炭水化物が多く栄養バランスが悪い」
「消化が悪いので胃に負担をかける」
「塩分が多く、生活習慣病を促進する」

こんなもんじゃないでしょうか?いやはや健康の大敵、食っちゃいけない食べ物か?

ひとくちに「ラーメン」といっても「醤油」「味噌」「塩」「とんこつ」・・・色々です
ここでは、
「醤油ラーメン」、更に一般的「津軽ラーメン」に絞って、これ等を検証してみたいと思います。

1.津軽ラーメン一食あたりのカロリー

まず、「津軽ラーメン一食あたりのカロリー」を算出します。

(生120gとして)337kcal
スープ1食あたり(ラード10g換算)94kcal
焼き豚(ロース肉1枚20gを1枚として)35kcal
メンマ(15g)3kcal
(1切2gを2枚として)15kcal
ねぎ(10g)3kcal

計 477kcal
(五訂 日本食品標準成分表より算出)

他の食品と比べると

鍋焼きうどん=474kcal
スパゲティーミートソース=676kcal
カレーライス=668kcal
カツ丼=1125kcal

また
カツカレーや天ぷら定食にいたっては1300kcal以上になります。

つまり、平均的な「津軽ラーメン」に関しては、決して「高カロリー食品じゃない」といえます。


2.津軽ラーメン一食あたりの栄養成分とバランス

(生120gとして)
たんぱく質10.3g
炭水化物66.8g
脂質10g
食塩4.4g
   
スープ(ラード10g醤油30gとして)
たんぱく質2.3g
炭水化物3.0g
脂質 1.4g
食塩1.2g
   
焼き豚(ロース肉20g1枚として)
たんぱく質10.3g
炭水化物1.0g
脂質1.6g
   
メンマ(15g)
たんぱく質0.2g
炭水化物0.5g
脂質0.1g
   
(1切2gを2枚として)
たんぱく質1.1g
炭水化物2.3g
脂質0.1g
   
ねぎ(10g)
たんぱく質0.1g
炭水化物0.7g

   


たんぱく質20.9g
炭水化物74.3g
脂質13.3g
食塩5.6g

   
   (五訂 日本食品標準成分表より算出)
   
   他の食品と比べると
   
鍋焼きうどん
たんぱく質22.5g
炭水化物72.3g
脂質9.1g
食塩4〜6g
   
スパゲティーミートソース
たんぱく質28.9g
炭水化物86.7g
脂質21.4g
食塩4〜6g
   
   カレーライス
たんぱく質18.9g
炭水化物109.6g
脂質15.3g
食塩4〜6g
   
   カツ丼
たんぱく質38.8g
炭水化物135.5g
脂質42.3g
食塩3〜5g
   
   
見た通り
他の食品よりきわだって栄養のバランスが悪いとは言えません
副食などとの食べ合わせは良いほうなので、むしろ「栄養バランスを調整しやすい食べ物」かも知れません。


3.ラーメンは消化が悪い?

2006年7月、ダイエーホークスの王監督が胃を切除し、記者会見にて「医者からラーメンを食うなと言われた」
と発言

その理由とは?

「麺類は噛まずに飲み込むことが多いため、胃腸に負担をかける」だそうです。
お医者さんが言うわりに、根拠は薄い気が・・・
また「ラーメンのスープに含まれる多量の油がよくない」そうで、
油っこい味噌ラーメンやとんこつラーメンならいざ知らず「津軽ラーメン」には、あてはまりません。

一般的に、「麺類」は
穀物を粉にしてから再形成し、更に加熱したものなので、消化はいいと言われています。
ラーメンが胃腸に負担をかけるという考え方は、間違いだそうです。



※「結論」※

ラーメンは
「高カロリー」で「栄養のバランスが悪く」「胃に悪い」、「生活習慣病を促進」する。

このイメージ、津軽ラーメンにおいては「間違い」でした。

ただし問題なのは塩分で、
特に西北五地方のラーメンの塩分が高い、と青森県栄養士会が調査してわかったそうです。
6〜8グラムになるそうで、これは少し注意が必要ですね。


以下、栄養の専門家である管理栄養士の「たっく」さんからいただいた御意見です。

ラーメン自体は決して高カロリーな食べ物ではないが、
「ラーメン&ライス」、「ラーメン&チャーハン」などの組み合わせには注意が必要。
塩分が高いスープは完飲しない、お昼にラーメンを食べたら夜には野菜を多めに食べる・・・
このような気遣いがあれば「生活習慣病」に関しては、何ら問題ないでしょう。


よかった、よかった   ほんとによかった

                               SpecialThanks 監修・コメントたっくさん



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